Diary :

近況報告2

先月、9月から続いたジョーチューがようやく終わりを告げた! みたいな事を書いちゃったけど、実際はそのままプロジェクトは続行。もれなくジョーチューも続行でした。

そんな訳でこれといってアウトプットの無い一ヶ月をまたもや過ごしてしまいましたが、YAMMAN!に寄稿したり、Mt.Flashのメンバーでクライミングジム行ったり、そこはかとなくリア充月間を過ごしました。

で、今月ですが、遂にジョーチューが終了!
けどプロジェクトはやっぱり続行。
セオリーから考えるとジョーチューも続行パターンなんですが、さすがに他にもプロジェクトがあったりで、ようやくジョーチュー輪廻から解脱できました。

上半期は閑古鳥が泣いてたkappa-labの看板も年末に近づくにつれ、活気を取り戻しつつあります。っていうかちょっとリソース不足かも。フリーランスをやってると繁忙期と暇期のバランスがホントに取れないなあと嘆いてます。

今月はFITCがあったり、友達の結婚式が大阪であったり、その翌日は奥多摩でトレイルレースがあったり、なんだか色々忙しいです。多分そうこうしてるうちに2012年になっちゃうんだろうな。今年の正月は雪洞で過ごしたいな、と妄想する昼下がりでした。

近況報告

9月から2ヶ月間、常駐案件をこなしていたのでプライベートなアウトプットがまったく無かったのですが、リハビリ程度にブログを書いてみるよ。

9月
常駐スタート。
AS1でデバイス組み込みっぽい開発。
世間ではHTML5とかStage3Dとかで盛り上がってるけど蚊帳の外状態。
トランタン(30歳)突入。

10月
引き続きジョウチュウ。
メモリ管理と格闘。
つってもFlashでメモリの管理なんか出来っこないだろ。
AdobeMAXの情報を月末になってようやく消化。
good by Steve.

11月
ジョーチュー終わり。
けどプロジェクトは継続中(最終段階)。
キックオフ予定だった別プロジェクトが絶賛ペンディング中。

このまま年末までユル〜とスケジュールを消化しそうな気配がしてきているので、なんか案件があれば声がかからないかな〜と考え中(営業的発言)。

しかし時間的余裕があるなら、FITCに行ったりMt.Flashを突発的に再開させたり、トレイルレースに出る予定。クライミングにも週3くらいで行きたい。雪山も今シーズンは3回を目標にしよう。

今年も残すところ2ヶ月、ちょっと色々ありすぎた2011年だけどもう少々お付き合いを...

OSAKA Climb & Beer Day.

お盆はオーサカに帰ってたので、ヒゲさんこと@soundkitchenとクライミングジムに行ってセッション。そのあとビールバーで各国のビールを呑みまくり。Climb & Beer Dayでした。



ヒゲさん御用達ジム、カワセミジム。ロープはなくてボルダーオンリー。課題は足限定が中心で、足自由の課題は一番簡単な白テープのみ。都内のジムだと足自由の課題が3〜4級くらいまであるのでちょっと意外だった。



今回のお題、黄色の15番。ゴール前の一手が悪くてやや苦戦。色々とムーブを試行錯誤した結果、フットホールドを高くしてガストン気味に掴んでクリア。何となく力技感漂うものの、多分間違ってない筈。

その他、長物もあってなんだかんだであっという間に3時間が過ぎ、ジム近くのビールバーへ。



まずはヒューガルテンを生でいただく。ヒジョーに旨い。よく雑誌とかに「ビールが苦手な人でも云々」って表現があるけど、まさにそんな旨さ。



アンチョビとオリーブ。他にもゴルゴンゾーラのペンネとか、僕的至高のメニュー「ハチノス(牛の内蔵)のトマト煮」とか、とにかく旨かった。



リザルト。ヒューガルテンが旨すぎたけど、せっかく各国のビールがそろってるので色んなビールを呑んでみた。もちろん他のビールも旨かった。(*一人で8本空けたんじゃないよ)

ところで、このエントリーの為に課題の画像をphotosopで修正した訳ですが(三枚目)、画像をアンダー補正して、ホールドの部分だけマスクで切り取って、ついでに矢印をつけて、、、が以外にめんどくさいですね。ここら辺をサクッとつくれるスマートフォンアプリがあればジムでカード課題作るのに喜ばれると思うんだけど、どうだろ。

Mt.Flash(仮) Vol2 大岳山

今回は奥多摩駅からアクセスの良い大岳山に行ってきたよ。電車のなかで「で、正式名称どうするの?」という詰問を全力でかわしつつ、頂上でスイカを食ってきました。

今日の核心部。多分5-10mくらいの鎖場。鎖を両手で握るより片手は岩なり根っこなりのホールドをたぐった方が安定するかも。

鎖場を抜け、御岳山が近づくにつれ道がきれいになって行く。この辺の植生は自然林なので明るい。

頂上。割とにぎわってました。南東方向から雷鳴が... 肝心のスイカを撮り忘れたので、@ll_koba_llさんのエントリーをご参照ください。

下山は海沢探勝路という「山と高原地図」では破線で記されているルートを取ったのでやや難路。けどそれに見合うだけの滝がたくさん。

今日のフォトジェニック賞。


下山後、奥多摩駅周辺の温泉に行く筈がまさかの50分待ちに諦めて、沿線の河辺駅でバスタイム&ビールタイムしてきました。いや〜鎖場おもしろかった。

Mt.Flash Vol.02 奥多摩へ行ってきた ( スプロケ 合言葉は"自転車操業" )

flabaka - Mt.Flash Vol.2で奥多摩に行ってきました!

ちょろっと山アプリを作って使ってみた

ロングトレイルの縦走とかしていると、「あのピークをすぎれば後は下るだけ!」と思っていたのに実は登り返しが控えていて、げんなりする事があります。等高線をちゃんと読めば分るんだけど、もう少しサクっと標高図を視覚化出来ないものかと思ったりします。

また、山歩きに不慣れな人とか未経験の方だとイマイチ等高線が読めなくて、いったいどれだけ登ればいいのか分らず不安になる事も少なくないはず。そんな時に「あのピークをすぎれば後は下るだけっすよ」と言った後に登り返し(しかもガッツリ)が出現した日には背後からいや〜な視線を感じたりするわけです。

と言う訳で、「いまどんなけ登ったのか?」「あとどんだけ登るのか?」「この先はホントに下りだけなのか?」を視覚化できるAndroidアプリをちょろっと(約二日)とこさえて実際に山で使ってみました。

具体的な機能&使い方はこんな感じです。
1.ルートのGPXデータを入手
2.アプリに読み込ませる
3.標高データを元に標高図を描画
4.標高図上にGPSデータから現在標高を図示


↑ちょっと分りにくいけど、標高1700mあたりを四角でハイライトしている

で、使ってみたところ、なかなかのお役立ち具合でした。特に登り初めの1時間で、今回初参戦のT君が「もう半分くらい登ったんじゃね?」を連発する中、「わり〜な、まだ3分の1だわ」的な会話が多いに盛り上がりました。


↑へろへろのT君。


また、今回のルートは鎖場が多く直登する場面が多かったので、その前後で標高差が大きく変わるのが、個人的には気持ちよかったかも。

↑核心部スラブ。クラック&鎖付き。

と言う訳で次回のトレッキングまでにもうちょっと機能を追加して、いい感じの山アプリにしてやりたいと思います。


Mt.Flashやってきました

トーキョー近郊の低山を巡る、Mt.Flashを開催してきました。

第一回目にしてマニアックな行程となり、洞窟探検から、トレッキング、温泉と一粒で3度くらい美味しい内容だったんじゃないかな。


今回、全く観光地化されてない鍾乳洞が目的地だったので、全員ヘッドライトを装備。冒険心がくすぐられます。


内部はそれなりに広く、水がしみ出してるので足下注意です。洞窟内はコウモリがいたりカニがいたり。カマドウマもいたけどちょっと気持ち悪かったので写真は割愛。


鍾乳洞を出ると、今度はトレッキング。
あいにくの曇り空だけど、雨が降らなかったのでよしとしましょう。


沢沿いの道を行きます。


途中数カ所で沢登りっぽくなったり。水がきれい。


マイナスイオンのせいで「目が〜目が〜!!」になってる人がいました。

ちなみにMt.Flashですが、ゆる〜く定期イベント化しようかと考えなので、絶賛参加者募集中です。今の所、"Flash"の名前を冠してるけど異業種の方々大歓迎なので、近いうちに名前が変わるはず。
それでは今後ともよろしくです!

追記:
GPSデータを追加しました。ちなみに上記の鍾乳洞&トレイルは埼玉県名栗周辺ですよ。

ブログとノートと越えられなかった壁

先日、ブログは大切だ!みたいなエントリーを放ったわけですがその際、仕事や勉強会で初対面の相手と名刺交換をした後、その人のブログをチェックするとスキルセットが把握しやすいという話をしました。

これと似たような事を、学生時代のノートの貸し借りを通じて経験していたように思う。簡単に言ってよくまとまったノートの奴は成績が良くて、まとまっていない奴は成績が悪かった。

もちろん、いくつかの例外があり、数学などはまとまってない上に酷い悪筆にもかかわらず成績上位者がいたりした。反対に社会などはまとまっていない奴はほぼ例外なく成績が良くなかったように思う。

個人的にはノートを丁寧にとることは好きだった。複数のカラーペンで描き分けたり、見出しを付けるなど(これは続かなかった)自分なりに工夫をこらした。一応それなりに見やすく内容はまとまっていた。

しかし、面白味にかけていた。

それに気づいたのは大学に入ってすぐ、友人のノートを見た瞬間だった。彼女のノートは色数が多いわけでも字が格段に綺麗わけでもないが、簡潔にまとまり、かつ要所要所の見出しが効果的にレイアウトされていた。それは、単に読みやすいだけではなく、雑誌のような面白味を放っていた。

自分のノートと比較すると
「エンジニア主導のデザイン」と
「デザイナー主導のデザイン」位の違いがあった。

もちろん彼女が後者だった。

「エンジニア主導のデザイン」が必ずしも悪いというわけではないが、コンスタンスに結果を出せるのはやはりデザイナー主導のものだろう。そして、実際に彼女のグラフィックデザインは専攻でないのにもかかわらずレベルが高かった。 

おそらく、彼女はその時点で「情報をいかに正確に伝えるか」だけではなく「情報をいかに効果的に伝えるか」を理解していたのだ。あるいは「情報を伝えるには感情、感覚にとって心地よくあるべき」を実践していたのかもしれない。

とにかく、当時の自分が及ぶレベルではなかった。

その後、webで色々やったりして、サイトのデザインも任されたりもした。同時に、デザインと言えば「グラフィックデザイン」と同じ意味で語られるが、本来はもっと幅広い意味を持つことを強く意識するようになった。視覚的なデザイン以外にもデザインの可能性はあり、効果的なデザインをいくつも見てきた。

いまはもう、PhotoshopとかIllustratorでデザインするのはモックアップとかα版までだけど、自分がデザインすべき部分は Flashでエフェクトをつけたり、画面遷移の流れだったり、あるいはもう少し深い、コンセプチュアルな部分だったりしている。本当はかっちょいいグラフィックができればって今でも思うけど、欲張るのはそろそろやめにしよう。

サンキュー、ymeic。ちょっとは僕も面白味のあるwebが作れるようになったよ。

あのときの相談

数年前「ライターになりたいんだけど、どうしたらなれるもんかね?」的な相談を受けた。残念ながら出版社の知り合いはいても漫画の担当だったりするので、相談主の書いた膨大な小説を持ち込むのはフィットしないかな〜と思い。ブログを使うことを進めた。

すると相談主の反応は「え、ブログ?普通だし効果ないでしょ」といった内容だった。うん、その通りだよ。ごくオーソドックスな戦術だし「いまさら」感もつきまとうよね。国内大手ブログサービスを利用して芸能人の隣で、君の崇高な文章を載っけても逆効果かもしれない。

しかし、何の実績もない彼がとりあえず金銭的コスト0で、しかも5分後に開始できるソリューションがほかにあるだろうか。5分間熟考した結果出した結論は、「5分前にとっととブログ開設すべきだった」である。

相談主は僕にもっとエッジの効いた提案を求めていたようで、はっきりと落胆の色が伺えた。ではいったい何を提案すれば良かったのだろうかtwitterか?facebookか?あるいはtumblerか?そんなものは飾りだ!偉い人には...(ry

上記のサービスは良くできたサービスだが、長文作品を読んでもらう場として最適なのかと問われれば果たして何人が手を挙げるだろうか。

ブログというツールに目新しさは一切無いかもしれないが、そこに書き残したことは未だ価値を失っていない。仕事や、勉強会で初めて会う相手でもブログをお互いに読んでいることもザラだし、ブログの内容でその人のスキルの傾向も読み取れる。2011年現在でさえも!

名刺以上にお前を伝えてくれるこのツールは、書き続ければいつかかならずどっかの編集者の目に止まって「なんか暗い雰囲気で読後感わるいけど、今求めてるのはコレかな」ってライトな感じで仕事がくるかもしれない。

という内容の話を新宿のル□アールでした。頼んだケーキがぶったまげるほど酷かった。

あれから時が経ち、新たな提案が生まれた。電子書籍アプリだ。iPhone、iPad、Android向けにアプリをリリースするのだ。勿論開発はこちらで引き受けよう。え、金銭的コスト?何を言ってるんだお前にブログの利用を説き伏せた俺の功績を考えると安いもんだろう。5分熟考して結論をだせばいい。「iPhoneからやるのかAndroidからやるのか」

*この文章はフィクションです(多分

CLOQUE. CAFE やってみたよ。

先週の土曜にCLOQUE.のキチン付きミーティングルームでCLOQUE. CAFEやってみたよ。

今回は極少人数(スタッフ含め10人以下)でイベントっていうよりは勉強会(料理の?)的なノリで開催。

メニューはこんな感じで。
+ミラノ風カツレツ+
+ひき肉と白ネギの生パスタ+
+鶏肉のソテーとニョッキ+

今回の目玉は参加者全員でこねた生パスタなんだけど、当初イピーチ(うどんかそれ以上に太麺なパスタ)を目指していたものの、最終的には各種多様な長さ、太さ、質感(?)のパスタが出来上がり。
1.JPG
*強力粉とたまごをこねる。

2.JPG
*そういえば皆、筋肉痛は大丈夫なんかな?

でまあ、その個性故に一抹の不安が残るパスタだったけど、そこはCLOQUE.専属シェフが綺麗にまとめてくれました。ただ残念なことに完成品の写真が一枚もない(ありがち)。あるのは食い散らかした残骸だけ。

3.JPG

というわけでごちそうさまでした。またやりましょう。

GPSと写真

最近、「写真を撮影した際にGPSデータがファイルに書き込まれたら色々つかえるなあ」とか思ってGPS情報を色々調べていると、結構いい感じの製品がある事が分かった。

この記事がよくまとまってて分かりやすいんだけど、現状で3種類の製品に分けられるみたいだ。

タイプ1 GPS内蔵カメラ
カメラ自体にGPS機能が内蔵されててとにかくシャッターを押せば写真と一緒にGPSデータも画像ファイルに掘り込んでくれるよ!というやつ。最も理想的だが、現状ではGPS精度が高い製品がない。GPS受信遅延、測定誤差などが大きい。(プロ向けの製品がどうなのかは未調査)

タイプ2 外付けGPS
ストロボみたいにカメラに装着して使用するタイプ。2万以下とリーズナブル。しかしNIKONのハイエンド機種にしか対応してない。

タイプ3GPSユニット
カメラとは独立して使用する。SDカードに対応していて、撮影後にSDカードを差し込むと、カード内のデータにGPSデータを書き込んでくれる。1万強とリーズナブル。上記記事では最も測定誤差が小さい。


で、付属のソフトウェアで地図上に写真を表示したりなんやかんや出来るみたい。iPhotoとかでも類似の事が出来るみたいだし、この付属ソフトのレイヤーにフロンティアがあると予想されます。
GPSデータだけの利用とか、データ共有と共有へのインセンティブの確立とか。


とりあえずタイプ3を買ってみて色々楽しんでみるかな。

Peak Hunt

世間は空前の山ブームらしいです。そんな訳で新たなwebサービスの可能性を求めて山に登ってみました。つってもひと月前の話だけど。

Picture-1.jpg

6〜7年ぶりに3000m近い山に登ってみて気づいたけど、なるほど確かに登山ブーム。若い人が多い。でもってオシャレな感じ。装備も良さげ。はっきり言って羨ましい。

トレイルランニングの影響もあるのか、軽量な装備に徹して機動力をあげつつ移動距離を伸ばす、「ライト&ファースト」とか「ウルトラライト」っていうのが昨今の主流みたい。80Lバックに30kgオーバーで縦走、見たいなスタイルはもうメインストリームではないのだ。ギアも軽量・高機能化が進み、「重い荷物を背負ってこそ登山」みたいな呪縛から解放されたんだと、勝手に思った。

で、webサービスだけど登山情報とかルートとかトレイル状況とか色々わかるCGMサービスがあればいいな〜と考えたけど既にありました。

ヤマレコ http://www.yamareco.com/

操作的にコナレてないところが結構あるけど、単純にいいですよ。
ただ、マップデータが手打ちってのがとてもしんどい。GPSとかデバイスから情報取得してスパーンとUPできれば素敵なんだけど。GPSとかもっと簡単に開発できるようにならないかな。

さぶ2

みうらじゅん氏が「自慰」について熱く語っておられたので、「そろそろ何か言っておくか」と思う。前回のエントリーを読んでいない方は唐突過ぎて訳が分からないと思うけど、ワザワザ読んでもらうほどでもないのでこのまま進める。

で、氏曰く「自慰って言うのは、やっぱ秘め事なんだよ。別にオープンである必要はない。秘め事として大いに堪能せよ」である。諸説あると思うが、個人的はそう解釈した。その上で僕の回答は「なるほど、自慰は秘め事だ、だからこそ、秘ざることもまた、一興」である。

そう思うことには理由がある。僕が知りえる中で最高の求道者は、学生時代に諸国を放浪し、ふと立ち寄った海辺の断崖絶壁で秘め事に及んだそうな。エロ本やましてやエロビデオと言ったものは一切なく、最中ずっと水平線の果てを望み、海風に身を任していたそうだ。それはもう、気持ちいいとかいう次元のものではなく、今までに体験したことがない類のものだったそうな。曰く「いや~サーフィンのことをこの世でもっとも官能的なスポーツだって言う人がいるけど、
なんていうか、自分は愛し合ったんだよ。地球と」であった。

彼の言葉はいちいち観念的過ぎてついていけない上に、この年になって同じ真似をすると万が一の場合、社会的窮地に立たされるので実体験をもって検証はできない。しかし、これこそが究極のロハス、或はナチュラリストではないかと思う。(違うか)

そんなわけで、個人的は秘め事であるが故に解放する瞬間にこそ、クリエイティブの彼岸があるのではないかと、強引に結論付けてみる。

また、この話題を世代間に見る性の認識差異としても語れるとは思うが、あくまでも僕は秘め事と解放、そして創造の文脈で語りたいと思う。

 
ところで上記のナチュラリストだが、どこか遠い町でFlash開発などをしているらしい。

サブ

ここ最近ぜんぜんBlogを更新してなくて、たまに更新してもFlashまわりの地味なtipsばかりを書いていたら、数少ない非Flasher読者から、「最近たるんでるんじゃないの?」と言われた。

というわけで、初心に帰るつもりで(?)サブカルチャーな話題でも書いてみることにした。

とは言ってみたものの、サブカルチャーっておそらく巷では死語だと思う。僕が高校生くらいのときはそれなりにブランド力のある単語であったがいまや見る影もない(多分)。世間から隔離されたフリーランスFlasherなので、詳細はわからないが、そんなに的外れではないと思う。少なくともイマドキのハイティーン(これも死語かな)が、「サブカル系雑誌のhogehogeがvarで~」と盛り上がることはないだろう。

もうひとつ、サブカルチャーよりさらに死んでいる言葉が思い浮かぶ。「マイブーム」だ。みうらじゅんによる造語として名高い「マイブーム」だが、近年(確か去年だ)なんかの雑誌でみうらじゅんが「マイブーム」とともに取り上げられているのを見て、僕は悶絶しそうになってしまった。おそらくみうらじゅん本人は「マイブーム」を禁句にしているのではないかと勝手に想像するが、親切な編集さんがデカデカと載せてくれたのではないかと思う。「マイブームの産みの親、みうらじゅん」とかって。

その、みうらじゅんだが、月刊チャージャーに登場していた。議題はなんと、、「自慰」である。

ずいぶん長いマクラだったけど、そう、今回の本題は「自慰」についてである。それではまた、来週。

Lesson... Max/MSP.

東京芸大の公開講座でMax/MSPの授業を受けてきた。11月1日・2日・3日の三日間、午前10時から午後5時までのみっちり集中講座。

10月に入ってからProcessingとか、Gainerといった、web・Flashから少しずれたメディアとの関わりが続いたけど、このMax/MSPの授業は一連の締めくくりみたいな感じ。あくまで個人的な感傷だけど。明日からはまたAS書きます。ハイ。


で、Max/MSPの話に戻るけど、率直に言ってこれは面白い。波形とかフィルターとかサウンド周りのコアな部分はまだまだわからない事だらけだけど、言語設計や開発手法など、所謂「開発環境」としてMax/MSPは本当に興味深い。

GUIを用いた開発環境はこれまでにも数多くリリースされてきたが、ほとんどの場合、吐き出すソースコードが話にならなかったわけで、成功した事例は殆ど知らない(Dreamweaver ultra developerとか?)。そんな中でMax/MSPは奇跡なんじゃないかと思えるほどよくできている。もちろんMax/MSPは数理的処理が主で、文字処理なんかは不得手だったり、DB処理とかはそもそも存在(ひょとして知らないだけかも)しないので単純に比較できない。とは言え、それでもやはりよくできている。

授業内容は、
一日目にMax/MSPの構文(と呼んでいいと思う)と実際の使用方法の解説。それとサインカーブなど波形データの扱い方とか。
二日目は前日の内容を踏まえつつ、フィルターの掛け方やらパラメータの調整したりで音ネタ作ったりシーケンサー作ったりグラニュアシンセス作ったり。シーケンサとかグラニュアのあたりは追いつくのが必死。
三日目は個人の制作して、講評。講評っていう作品鑑賞スタイルはいいなあ。


ちなみに僕はMBPの内蔵カメラからキャプチャして、jitterで動体検知してサイン波のパラメータをかえたりkickのサイクルをかえたりするものを作りました。「え、そんなの既にFlashで作ってなかったっけ?」と言われそうだけど、同じコンセプトのものを違う言語環境で再構築するとより理解が深まるのである。と言い訳してみる。


個人的には波形データへのフィルタリングをガッツリ理解して自由自在に波形を操れるようになると無敵になれるのではないかと思う。

とりあえず12月にライブやるかもしれないのでそれまでみっちり勉強です。

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Mash Up !

ここんところMashUpとかCGMとかについて考えてます。

今更遅いんだよ!とか言わないでね。自分でも十分解ってますから。


一昔前(といっても一年前くらい?)なら、amazonとかgoogleのAPI使ってゴニョゴニョやるのが主流だったけど今更同じことしても誰も見向きもしないわけで。

iPhoneとかポータブルデバイス上で展開してみたら少し違った視点で楽しめるのかもしれないな~と思いつつ、まだiPhoneすら買っていません。

Objective-Cはキモチ悪いってみんな(つっても全員ASer)言ってるけどどうなんでしょうか。

そんな感じでMashUp業界は完全にレッドオーシャン(この使い方であってるのか?)みたいですが、Kayacさんがやってる「元気玉」でアイデアの制作委託をして、出てきたアイデアを片っ端から制作するとか、いっそのことそういうAPIを作ってしまうのはMashUpにならんかね?

或いはアイデアをさらにこねくり回してもう一回投げ返すとか。
そういう悪魔玉、いいですね。

No plan , No life ?

なんか気がついたら一月ぐらい何も書いていなかったので、ここ最近の悩みなどを打ち明けてみようと思う。

5月あたりから順調というか多忙というか、それなりにプロジェクトを消化して、おかげさまでFlash案件が8割くらいになった。そのうちAS3の案件は5割~6割くらい。で、最近はProcessingでインスタレーション用の開発を依頼されたり。intと書く前にすぐvarって書いてしまうけど、ようやくProcessingデビューをキメました。

こんだけ働けば散髪屋の会話で
「お勤めどこですか?」
「あ、フリー(ランス)です」
「え、フリーターですか」
みたいな誤解はなくなるんじゃないかな?

まあ、フリーランスよりフリーターの方がクレジットカードの発行早いけど。


閑話休題


そんな感じで何とかやってるけど、ここ最近ビジュアルデザイン(画面・インターフェイス)とか企画の依頼もチラホラある。もちろんその後の実装をひっくるめての依頼なので、結構タフな状況になることもあるが、自分が理想とする形、「コンセプトレベルからアサインしてビジュアルデザインから実装、そしてコンサルまで」に近づいているみたいだ。


で、ここからは「企画」と「ビジュアルデザイン」の話を展開していきたいと思う。


まず「ビジュアルデザイン」だけど、なぜ「デザイン」と書かず「ビジュアルデザイン」と堅苦しく書くかと言うと恩師が「日本でデザインというと視覚伝達に関わる部分ばかりがフォーカスされるけど、本来はもっと広義でもっと深い言葉なんだ」と言ってたから。まあ、使い捨てカメラと呼ばずにレンズ付きフィルムと呼ぶようなもんだ。(違うか)

このデザイン、おっと「ビジュアルデザイン」ですが、最近自分なりにブレイクスルーの見つけ方が分かってきて前ほど悩まなくなった。いや、悩んではいるだけど、それなりにブレイクスルーできるかもしれないね~的な感じになってきた。もちろんまだまだ若輩野郎ですが。
依然、時間がかかったり、字詰めが甘かったり(←致命的か?)、色々と不手際はあるものの、この方向性で進んでいいだろう、とか、クライアントの要望はおそらくこのニュアンスだろう。みたいなところをかぎ分ける嗅覚が少しずつ発達している、と思いたい。

そして次に「企画」


「実装」「ビジュアルデザイン」ときて、もっとも難関なのがコレ、「企画」
企画の経験が不足しているとかじゃなくて、多分人生の経験が不足しているのかもしれない。とにかくここは躓く。学生時代に授業でやった自由連想法とかマトリックス法とかブレインスーミングトとかブレインライティングなど、色々試みてみるが中々ブレークスルーしない。

え?HTMLでやればいいwebを無理矢理Flashでやるからだって?

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まぁ、その話題は置いておいて、ここら辺のブレイクスルーってみんなどうやっているんだろうか。以前になんかの雑誌で佐藤可士和が大貫卓也と一緒に働いたとき一つの案件に対して何十時間もミーティングして対象を掘り下げるってなことを言ってた。そして、その結果として出てくるデザインカンプはわずか数点で、核心をついているのでこれで必要にして十分な量だったそうな。

さて、彼らはこの数十時間をいかに過ごしていたのだろうか。ただグダグダとしゃべっていたのではなく、何かしらの方法や手段を駆使して戦略的に意見を出し合い、アイデアへと昇華させていたのではないかと思う。

ではその戦略や方法論はどんなものだったのだろうか。これに関しては色々参考書やらビジネス書みたいなのは出てるけど、やはり最終的には場数を踏む以外に上達する方法はないのだろうな、と漠然と思う。

あるいはFlashの勉強会みたいな感じで集まって、みんなで「企画会議」するとか。なんかそんなワークショップとかTV番組があった気がするけど、案外やってみるとFlasherの職能強化につながるかも。それともここで「Flasher」と限定してしまった時点で駄目だろうか。

ただ、個人的には「インタラクションとプログラミングに含蓄があり、かつ自ら制作するスキルがある人材」が集まれば魅力的な企画立案が可能なんじゃないかと期待したい。


美大とかでは「講評」を日常的にやるわけですがそういうのに必要性というか飢えを感じているのかも。だったらまずは勉強会でしゃべらないとなあ..よし。ネタを仕込もう。

なんか最後らへんのまとまりがない(いつものことだけど)上に妙な前振りみたいになっちゃったけどそんな感じです。ああ、「悩み」って、もちろんクレジットカードの話ですよ。 <了>

Ginza

僕が初めて中村勇吾氏の作品を目にしたのは、まだ増刊号だったWebDesigning誌の記事からだった。多分大学の一年生とか二年生だったとおもう。

(どうでも良いけど関西圏では一年生ではなく、一回生というように n回生と言う)

初めてみたその時、「なんでアニメーションGIFがこんな複雑怪奇な動きをするんだ?」と思った。そして「よし、自分も頑張ってアニメーションGIFを作るぜ!」と決心した。それ以来、ずっとアニメーションGIFを作っている。

と、まあそれは冗談だけど、程なくして「Flash」の存在を知り、学校の制作そっちのけでFlashを作ったり、Flashで作品を発表したり、課題に忍び込ませたり、無理矢理スタジオでプロジェクションしたり、色々と自分なりに制作をしてきた。

卒業後も仕事やプライベートワークでFlashを使ってる、というかそれが本業な訳だけど、学生時代から共通している点は、「企画立案の際、常にMONO*Craftが頭をよぎる」と言うことだ。

もちろん、企画によっては「intentionallies」が思い浮かんだり「UT」が浮かんだり「ecotonoha」だったり差違が生じるのだけど、基本的にyugop作品を想起しないことは無い。それくらい脳裏に焼き付いている。魂にすり込まれている様な感じだ。(だからと言ってこれらのクオリティを生み出せるわけではない。泣ける)


もう何というかここまで来るとですね、影響を受けたとか、インスパイアされたとか、そんなレベルではなく、まさしく虜、もっというと呪縛に近いものを感じるわけです。


でもって、FWAなんかをみていると、北米や欧州のFlashサイトと違って、日本のサイトは明らかにトーンが異なっているのを目の当たりにし、この呪縛は「ああ、自分だけじゃあ無さそうだ」とか思ったりする。

Good by D&F.

今月末くらいにMacに環境を移行(戻す)しようと思う。

なんでわざわざ(戻す)と書いたかと言うと元々はMacを使っていたから。もう6~7年前の話だけど、「いや~初めからwinじゃなくてmacだったんすよ。だから昨今のmacブームに流された訳じゃなく~云々」というエクスキューズを入れたいわけです。我ながら小さい人間だ。

ところでどうしてmacからwinに移ったかと言うと雷が落ちてマシンがつぶれたから。

まあ、その話は今度詳しくと言うことで、問題はマシンを買い換えたらソフトも買い直さねばならない。Flashは言うに及ばず、Photoshopやらillustratorやら仕事環境を整えるのに結構な投資が必要になる。幸いStudio8が残ってるのでアップグレードが可能になる。それだったらデザインプレミアムかwebプレミアム買えばいいかな~と思ったけどフト疑念がよぎった。


それは、プロダクションプレミアムの方がいいんじゃないの?ということ。


プロダクションプレミアムはstudio8からのアップグレードだと20万弱だけどその後のアップグレードは10万を切る。webプレミアムとあんまり変わらない。むしろ安い。当然そうするとAcrobatとかDreamweaverとかFireworksが付いてこなくなるけど、代わりにPremireとかAfterEffectsとかSoundboothが付いてくる。これは後者の方が断然「買い」ではなかろうか。個人的には「買い」どころか「買うしかない」というイキオイに達している。


これは長年連れ添ったFireworksとDreamweaverとの決別を意味する。

しかし、シビアな話PremireとAfterEffectsという両雄の前に最早どうしようもない。AcrobatとInDesignに至っては残念ながら全く食指が動かないが、Fireworksの使いやすさは認める。だがPhotoshopがあれば問題はないし、Dreamweaverに関してもエディタとFirebugとFileZilaがあれば代替えできる。だけどPremireとAfterEffectsに関しては代替えがない。もちろんFinalCutとか競合代替えの話ではなく。


この二択を目前にしてプロダクションプレミアムを選ばないヤツがいるだろうか。
いないに違いない!浮気者とは呼ばせないぜ!


さらばDreamweaver。
いい夢をありがとう。

さらばFireworks。
ホットな仕事をありがとう。

bug

誰が言ってたか忘れちゃったけど、エレクトロニカとかを作っているアーティストが「アナログサウンドはノイズにこそ魂が宿るんだ」って言ってた。

そういえば最近買った「大人の科学」でも中田ヤスタカが「ラジオのノイズがノスタルジクに愛されるならMP3で圧縮した音源もそうなるんじゃないの?」とインタビューで答えていた。


ある種アニミズム信仰を感じさせるこれら言葉は、日本人ならではの言語化なのかもしれないが、アナログサウンドに限らず愛されるノイズは意外に多い。

いや、それどころか無数にある。

本来忌避されるべき要因が愛される、これは「あばたもエクボ」だったり単純なカウンターカルチャーではなく、深遠にして広大なヒトの本質なのかも。

美男美女は三日で飽きるが醜男醜女は咬めば咬むほど味が出るのだ。。

違うか。

そんなわけで自分の世界においてノイズを「バグ」と解釈した場合、

果たして我々はバグを愛せるだろうか。

珈琲アディクト

coffee.jpg仕事に欠かせないものと言えばやはり「音楽」と「珈琲」だと思う。

「音楽」に関しては音量にさえ気をつけていればアニソンをかけていようがノイズをかけていようが長唄だろうが基本的に人畜無害である。

しかし、「珈琲」。これに関しては言わずもがな「カフェイン」が含まれており、カフェイン中毒という恐ろしい事実が存在している。カフェイン中毒がどれくらい恐ろしいかというとこちらを参照されたい。




そんなわけで、ちょっと珈琲を控えようと思い、ハーブティーにすることにした。そもそも珈琲を嗜み始めたのは眠気を覚ますためだったため、もちろんハーブティーにも同じ作用を求た。とりあえず酸っぱいお茶にすれば目が覚めるのではないかと「ローズヒップ」を呑むことにした。

しかし、イマイチ覚醒しない。

そして、紅茶は面白くない。

なにが面白くないのか。それは淹れるという行為、である。茶葉を入れてお湯を注ぎ、しばし待つ。この至極シンプルなフローが実に退屈なのだ。それに引き替え珈琲と来たら、豆が挽枯れていることを前提にしてもペーパーないしはネルに豆を入れ、お湯を注ぎ、しばし蒸らし、それから「のノ字」を描くように泡立たせながらお湯を注ぐ。この泡を眺めるのがまたいい。その他にもサイフォン式やらエスプレッソメーカーやら楽しさ満載のツールがあり退屈することがない。

そんなわけで早々に珈琲に出戻ってまった。ローズヒップはまだ残ってるけどそのうち呑めばいいだろう。当分珈琲中毒でいいと思う。

ショッピングカート

このブログでタイトルに「ショッピングカート」と付くからにはECサイトとかUIに関する言及かな? と思ってくれる人はどれくらいいるだろうか。

わからないけどいてくれたらちょっと嬉しい。

けど、今日はそんな話題ではなく、近所のサミットに買い物に行ったとき、4歳児まで乗せてもいいショッピングカートに解っちゃいたけど5歳児を乗せてしまった。しかも嬉しそうに。

たぶん世間ではこういうインモラルな輩のことをモンスターピアレントと呼ぶのだろう!

懺悔。

デザイナーさん急募!

皆様。お世話になっております。

 5月から渋谷で働いているのですが、
このたび事業拡大につき、webデザイナーを急募することになりました。

と書いてしまうとまるでkappa-lab.incとして雇用契約を結び、あまつさえ上場でも狙っているかのようですが、もちろんそんなわけじゃなく、渋谷でご厄介になっている会社にて募集しております。


----------------募集要項は次のとおりです----------------

募集する職種

デザイナー 1名


仕事内容

企画ごとに編成されるチームの一員として、立ち上げから制作、監修までの一連の業務。※当面は、ディレクション担当者とともに制作進行していただきます。

主に平面デザインが主体です。
サイトデザイン、ブログパーツデザイン、キャラクターデザイン、など、
企画にあがったプロダクト全般のデザインを担当していただきます。

FlashオーサリングやHTML+CSSコーディングなどはチームメンバーに担当者がおりますので経験なくとも協力しながら作業をすすめることが可能です。


対象となる方

専門学校、短大、大学にてグラフィックデザインの教育を受けた30歳ぐらいまでのデザインの経験者。(アシスタント経験も可)

WEB制作ソフト、グラフィック制作ソフトの知識経験は必須です。


ご用意いただくもの

  • エントリーシート(履歴書・職務経歴書など)
  • ポートフォリオ(作品集)

ポートフォリオ(作品集)について

CD-RかDVDのデータ、または出力書類にてA3サイズまでの封筒で提出してください。WEBの場合は、URLをエントリーシート内に明記してください。もしくは画面キャプチャをプリントしてご用意ください。

作品については返却しませんので大切なものはコピーなど複製したものをご提出ください。


個人情報の取り扱いについて

応募者情報につきましては、厳重に管理いたします。

当該個人情報は、採用選考および入社手続きに必要な範囲で利用し、 法令で定められる場合、安全管理処置を講じた委託先に業務委託をする場合をのぞき、 ご本人の同意なく、他の目的では利用することはありません。

なお、お送りいただいた各種書類およびデータは、返却いたしませんのでご了承ください。

不採用とさせていただいた場合は、選考終了後適切な方法にて破棄いたします。



連絡先ー

TEL : 03-6421-9090
MAIL : info@raw-hide.jp
担当 : 井上



-------------------------------------------

というわけで、興味のある方は是非!


Flashと6月の予定

「ごはんとFlash」、面白かったそうですね。Twitter経由で比較的早い段階で情報をキャッチしたけどその日はMAX/MSPのイベントに行こうと思ってたのでいけませんでした。

ちなみに東京芸大で夏に開催されるMAX/MSPの講座は受ける事に。
MAX/MSPのほかにGAINERの講座もあってこっちも受けた無いな~と考え中。

まあ結構先の話なので。


身近な話題では6月にライブをやります。

しかも京都で。

ただ京都まで足を運ぶのが難しいのでどうしたもんか考え中。


普通、ライブ会場に行けない時点でどうしようもないんだけど、
そこはwebとFlashで解決しようかな、と相変わらずくだらないことを考え中。

企画としては、
webCam使って映像配信
 ↓
Flashで動体検知
 ↓
エアテルミンライクなパフォーマンス

みたいな事を考え中。


なんか「考え中」が多いけど以上です。

近況報告

2008年になって、1週間以上ブログを書かなかったのはこれがはじめてだということに気がついた。

その理由のひとつとして連休の存在があげられもするけど、
一番大きな理由は職場環境の変化。

実は連休明けから渋谷で仕事中。
もちろんFlashを使った活気あふれる職場です。


以前にも渋谷で働いていたけど、相変わらず朝の通勤ラッシュがつらい。
あの頃は毎朝「このまま湘南新宿ラインで鎌倉まで逃亡してしまいたいぜ!」と思いながら通っていたのが懐かしい。

asahi.comでSilverlight採用されている。

今更気がついたけど、asahi.comの動画配信でSilverlightが導入されてる。

http://www.asahi.com/video/hivision/TKY200804100220.html

GyaoもSilverlightだったけど、Macで閲覧可能でかつプロテクトを厳重に施すとなるとSilverlightの方が良いのかな。 ちゃんと仕様を確かめてないからよく分からない。


ところで上のリンクはGT-Rの組み立て風景なんだけど、予想していたよりも沢山、工場に人がいて手作業で組み立ててる雰囲気だった。

ラディカルとコンサバティブと

落合信彦の著作のどっかに「20歳になってくならないヤツはバカだが、30すぎていやつはもっとバカだ」と書いていたような気がする。個人的にはノンポリ(死語か?)なので赤いかどうかはどうでも良いんだけど、30歳に近づくにつれて「何か」が薄れてきている気がする。


つまり、及川奈央が戦隊モノに出演していると知って狼狽してしまったオレは、早々に「ラディカリスト」の看板を下ろし、「コンサバティブ」の烙印を押されるのである。


齢を重ねるとはつまりそういうことだ。

時代はノンリニアと一億総表現時代である。

初めて動画の編集をしたのは高校2年時、新入生歓迎会用のビデオレターだった。当時「さんまのからくりテレビ」という番組が流行っていて、その中でも人気のあったビデオレターから影響を受けて企画した。

その時の機材はHi8カメラでダブルデッキのリニア編集だった。なぜかマイクロフォンはよさそうなヤツで、先にふさふさの毛がついている柄が長いタイプだった。テロップの挿入には、OHPを使って印字したフィルムを写し込み、テロップを動かすにはフィルムを手でソロリソロリとずらしてアニメーション(?)させていた。

なんたるアナログ制作!!

ところが変化は数年前に起きた。カメラはminiDVカム、編集はPC+Premireのノンリニア編集。マイクロフォンは多分そのまま。OHP、はお払い箱。素晴らしい。

ハッキリ言って撮影毎にカメラを友達から借りているオレより全然充実している。

これが梅田望夫のいう「総表現社会」なんだろうか。

学生っていいよな。アカデミックで買い物出来るし、定期も安いし。

Thriller tonight, -Flasher as Dancer-

と言うわけでMr.Pops或いはKing of Popsことマイケル・ジャクソンの伝説的作品、「スリラー」でフロアを沸かせることとなった。客観的に見てこの企画そのものがスリラーである。


なんとか踊らずに盛り上げられないかと知恵を絞った結果、オリジナルのスリラーではなくBossa novaカヴァーのスリラーを発見、それをBGMにプロモーションビデオ的なショートフィルムを作った。新婦の友人達(自分を含む)を集めてBossaのリズムでテキトーに歌って踊らせ撮影、そして編集。

こいつの出来は良かった。結婚式は基本的にアウェイではなくホームなのでそこそこ笑いはとれる自信はあった。

そして当日はショートフィルム上映後にBossaのリズムに合わせ5,6名が前でゆるーく踊って歌えば、そこそこ周りも合わせてくれるだろうという段取りとなった。

しかし前日、一回限りの練習兼打ち合わせで他のダンサー達からの猛反発を喰らう。

僕      「と、いうわけで踊らなくて歌うことにしたから」
ダンサーA 「え!踊らへんの?」
ダンサーB 「萎えるわ...お前それでええんか?」
ダンサーC 「ビデオで見た内容と被るやん」
ダンサーD 「こんな英語の歌詞覚えられへんし」
ダンサーE 「踊るしかないやろ。腹くくれや」

彼らの説得に折れ、結婚式前夜、徹夜でスリラーの練習を敢行。しかもミッドテンポなBossaじゃあなく、オリジナルのハイテンポなPopsでだ。流石にフルセットは踊れないのでワンコーラスに絞る。更にオリジナルを丹念にチェックしてオイシイ振り付けを厳選して落とし込む。

この時点でFlashの事はもう忘れていた。今になって思うと、Flashを使う以上はこのダンスと絡めた企画じゃないと意味をなさないだろう。そして、機材上、ダンサーがステージに立つとプロジェクターの光が遮られスクリーンは見えない。スクリーン背面から投影可能な機材があるレストランなんてないだろう。ダンサーにGainer....っていってもこれまた何をネタにすればいいのかも分からん。生体モニターみたいなのと連動してみるとか。新郎、新婦の心拍数をパラメーターにしてビジュアライズするとか。ウソ発見器的なFlashアプリを作って「新郎の浮気について...」とか下世話な質問してみるとか。

話がそれたが、練習開始から5時間、とにかく踊って呑んで騒いで夜が明け、心地よい疲労感と共に帰宅し泥のように眠った。

そして本番。

司会のアナウンスと同時にショートフィルム上映。Bossaに併せてスクリーンが揺れる。ヨーロピアン、バカ受け。日本人、失笑、苦笑。そして爆笑。徐々に会場が暖まる。そしてフェードアウトと同時にダンサーが一斉入場。エンドロールと同時にオリジナルのスリラーが始まる。ダンサー、一斉に踊る。かつて無い集中力で6人ばっちりシンクロ。

最後の決めポーズまで寸分の狂い無くキマる。

会場、大歓声。

しかしこれで終わりではない。問題はここから。とりあえず新郎をフロアに連れてきて踊る。なぜかカントリースタイル。もちろん新婦も連れてきて踊る。気づけば手拍子が始まっている。新郎の家族も加わる。さすがヨーロピアン。日本人は徐々に上がってきてはいるものの未だ乗り切れず。スリラーが終わる。再び大歓声の中、次の曲が始まる。更に踊る。徐々に一体感が広がる。年配のヨーロピアンが混じりだしたあたりから日本人も混じり出す。3曲目が始まる頃にはダンサーが盛り上げなくても場が持つくらいに暖まる。

そしてミッションコンプリート。

大団円。

ええ結婚式やった。




と言うわけで「FlashでBridalのイノベーションを!」みたいな事を言ってみたり考えてみたりしたけど、僕的エンドレスサマーヌードな報告になってしまった。すまない。

ただコンテンツのクオリティは、所謂”余興”の範囲ではなく”作品”と呼べるものになったと自負している。ここら辺の余興コンテンツのクオリティアップが今後のBridal2.0の核となることはほぼ間違いない。

web2.0の概念がAjaxやFlashなど技術的レイヤーに存在していない事と同様に、Bridal2.0もFlashという技術にとらわれるモノではない。重要なのは、ユーザーとのコミュニケーションと双方向的な創造性だ。

やや強引な結論だけど、そんな次第です。

Thriller tonight, -Flashはまだ結婚適齢期ではなかった-

東京の桜はほとんど散ってしまったけど、オーサカの桜は今まさに満開でサイコーにBridal日和でした。

前回Postした「Flashと結婚と」の反響が予想外に大きかった。多分世間のFlasher達は20代後半から30代前半の所謂”結婚適齢期層”で、かつ結婚式となると「2次会で余興やるねんけどさ、なんかやってくれへん?」とか「2次会の幹事、やってもらえんかな?」と言われているに違いない。

で、いざ企画を考えてみると、カラオケ歌うとか、つまんねー(しかし盛り上がる)クイズとかに脱するのは楽なんだけど、せっかくFlash使えるし、メディアアートとかインスタレーションとかに興味もあるから、大衆を「わぁ!どうなってんだこれ!すげーじゃん!こんな結婚式はじめて!」と言わせしめる作品を産み出したいと考えているようである。


そんなわけでBridalFlasherの先陣を切ってやるつもりで色々ブレストしてみたけど、結果的にFlashやwebのテクノロジーを役に立てることが出来なかった。週末は決戦だ!と啖呵をきったものの時期尚早だったみたいだ。


ではどうしてそうなったかというとこんな具合。

  1. ネット回線はあったけど、プロジェクターまでケーブルが届かない
  2. 6分程度のムービークリップを作ったけどH.264変換に5時間とか
  3. 結局効果的なFlashの使い方が思いつかなかった
  4. クライアントがFlasherではなくDancerを所望していた

1.2は基本的な問題なので(だからこそ解決しておくべきだが)ここでの言及はさけるが、やっぱり3番、そして4番だった。そう、この結婚式はダンスパーティーだったのだ。究極の命題、それは”ダンス”だったのである。


実は新郎側がヨーロッパのナイスガイで、来場者の1/3くらいがヨーロピアン。ヨーロッパでは常日頃ダンスパーティーが自宅やレストラン、パブ、その他各地で繰り広げられている。結婚式なんてその最たる例だ。もちろんそれが日本だろうとお構いなし。老若男女、酒と音楽があればバキバキに踊れるのが彼らだ。

とは言え流石に3時間ずっと踊り明かすわけではなく、新郎新婦の入場があり、ケーキ入刀やら、乾杯の挨拶やら、余興やらがあって、ダンスタイムがやってくる。そして今回担当した部分というのが、このダンスタイム直前の余興だった。

そして忘れてはいけないのが、来場者の2/3は日本人だという点。ダンスタイムが始まったはいいがフロアが冷え切ってしまわないかと懸念を抱くのは当然のことだ。ここでスベると取り返しが付かない。ダンスタイムで白けてしまった結婚式をどう取り繕っても「いい結婚式だったね」と評せないじゃないか。

開催日の2週間前に幹事と電話で話した時の内容が、懸念の度合いを物語っている。

幹事 「なんかダンスタイムがあるねん」
僕    「ほほう、ええやん」
幹事 「でも日本人おどってくれるかな...」
僕   「ああ、難題やな」
幹事 「盛り上げてくれる...?」
僕   「え!?でもビデオレター的なモンを作るんやろ?」
幹事 「なんか新婦がyoutubeでガイジンの結婚式でスリラー踊ってる画像見て..」
僕   「そ、それをやれと...」
幹事 「なぁ、頼むわ....」
僕   「.......」
幹事 「.......」


隠して、スベれば結婚式全体が失敗、成功すれば「こんなの初めて!」な結婚式となる、ミッションクリティカルな任務を負ったのである。


to be continued...

Flashと結婚と

週末に結婚式があって、その二次会で使うムービーをこつこつと制作しているんだけど、その中になんでも良いのでメディアアート的な要素を入れたいな、と考えてみた。

まず考えてみたのはwebカメラを使ってイギリスに住まう新婦の御祖父母、出演。
ただ、御年70歳でしかもクイーンイングリッシュをお話しになるらしい為、断念。

Gainerを使ってキャンドルサービスでゴニョゴニョ、、、と考えたけど具体案が浮かばない。
それにキャンドルサービスにネタを仕込んだりするのは、生理的にウザイ。学生時代の配膳バイトでそういうサラリーマンをゴマンと見てきたからだ。

結局、披露宴で撮影した写真をFlashに読み込ませて表示するってのが最も現実的かもしれない。実装作業は今日の夜だけだし。


結婚式の余興的で、スライドショーやビデオレターの上映はずっと前から親しまれてきた手法だけど、インスタレーションとかインタラクティブメディアっていうのはどうなんだろ。「オ○ニーは布団の中でにしとくんだな」って言われちゃうかな。


Flashは結婚式を変えることが出来るか、Bridal2.0時代は来るのか、週末は決戦である。 

不覚

一生の不覚を犯してしまったかも...

見んの忘れた。とほほーーーーーーーーーー


http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080401/index.html

再放送はいつなんだろ。

今年の目標

  1. フリークライミングを始める
  2. パラグライダーのライセンスをとる
  3. オートマ限定解除する(恥ずかしっ!)
  4. もうちょっと日記を書く(ブログじゃなく)
  5. カポエィラのワークショップに参加する
  6. イベントの運営側にまわる
  7. 左手で字が書けるようになる
  8. ケータイコンテンツをつくる(漸くweb)
  9. Flashの案件を全体の90%くらいにする(切実)
  10. 他のブロガーと仲良くなる(どうぞよろしく)

ってな具合です。
もちろん全部本気です、この時期特有のアレじゃあないぜ!

何故念を押すのかというと、今年も騙されてしまったから...くやしーーーー!!

UserExperience

今日一番困ったお問い合せ。


クライアントからログイン出来ないとのメールにこうあった。
-----
『_』はShift押しながら『ろ』ですよね?
-----


そう、僕の使っているキーボードは「かな無刻印」なのだ。
アンダースコアのキーの上に日本語でなんと書かれているのか、哀しいかな確認できない(キー配列をネットで調べれば解決だけど)。


何というかこういうプリミティブな感動を忘れずに、
ユーザビリティーとかユーザエキスペリエンスの向上に役立てたいなあ。

衝突判定

mixiニュースにバイク用エアバックの記事が出ていた。提供はGiGaZiNE

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080325_bike_airbag/

ダイネーゼというと二輪用プロテクターの名門で、マウンテンバイクのプロテクターでもいち早くツナギ型の全身プロテクターを開発していた、多分世界ナンバーワンのプロテクターファクトリーだと思う。

殺し屋イチ」でイチが着込んでいたプロテクターもおそらくこれ。

殺し屋なのにプロテクター(しかもウン万円)を着込んでいるキャラクターを産み出した著者、山本 英夫の変態度はこの漫画を読んで貰えばよく分かって貰えると思うので、ここではエアバックに話を戻す。

このエアバックが実際にどの程度実用性があるのかも気になるけど、一番気になるのは「どのタイミングでエアバックが作動するのか」じゃあないだろうか。なにせバイクというのは激しくGがかかる乗り物なので、これを落車と勘違いしないように調整するのが意外と難しんじゃないかと思う。万一運転中に誤作動したら間違いなくずっこけるだろうから。

TVが無いことは時に残酷だ。

見れないよ。

http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html

http://yugop.net/blog/2008/03/exhibitionism_02.html


ケータイのワンセグで見るっきゃないのかね。

Progression のShowcaseに載せて貰った

こないだマイナーチェンジ(ドットリリース?)した黒藤院のサイトがProgression のShowcaseに載りましたっ!

詳しくはこちらを。

http://progression.libspark.org/wiki/Library/Showcase

Singer in the China

ステージで「チベット独立」叫んだ歌手ビョーク、当局激怒で法的手段に―中国

ビョーク。何度も言うけど日本公演見たかった。改めて悔やまれるぜ。

それにしてもこのニュースには驚いた。ダライラマとかチベット自治に関して世間はほとんど忘れかけていたのにビョークは覚えていたんだろうか。しかも中国公演中のステージで叫ぶとは。アッパレ。

しかし公演で歌う曲に当局の許可が必要というのが中国らしいというかなんというか。ブリトニーだっけ?中国公演の際、ステージ衣装が過激すぎるから着替えさせられたのは。

サウンドプログラミング本

週末にちょこちょこっとサウンドプログラミングの本を読んだ。とりあえず購入したのは2冊で今読んでいるのは「windows~」の方。

読んでみると凄く勉強になるのだが、サンプルコードがVisualC++で書かれているため、コーディングに関してはフィーリング的に読み取るだけである。じっくりロジックは追わない。というか追えない。

文中に、「widowsというOSはリアルタイム処理が苦手で音楽処理はその最たる例だ」と書いてあるのだが、それを読んでonSoundCompleteが不安定である理由が何となく分かった気がする。AdobeのFlashチームはこのバグに対してかなり尽力してくれたのでは無いかと思う。サンキューアドビ(?)

その他、waveフォーマットに付いての記述やなんやかんやとド素人の自分にはとても為になる。後半部分はMIDIに関する内容だから、読み流す程度するつもりだったが、読んでみるとこれもまた為になる。

ただこれはあくまでも自分が素人であり、かつサウンドプログラミング関連の書籍が極端に少ないからそう思えるのかもしれない。仮にもし、ActionScript関連書籍と同じくらいサウンドプログラミングの書籍が豊富にあれば、このレベルの書籍は決し珍しく無いかもしれない。

そして、もう一つ今更になって気づいたことだが、自分は作曲をしたことがほとんど無いと言うことだ。
ここでもActionScriptを引き合いに出すと、ビジュアルエフェクトのスクリプトを考えるとき、大抵はPhotoshopのフィルター群を念頭に置きながら開発を進める。これはFlashやActionScriptでゴニョゴニョやる以前にPhotoshopやIllustratorを使ったことがあり、デザインやレタッチによる作品造りをしていたという経験があるからだ。ビジュアルエフェクトに限らず、この経験はコーディングをする時かなり役に立っている。

一方、サウンドプログラミングではACIDやLogicがそれに当たるだろうか?だが、残念なことにそれらの経験はほとんど無い。せいぜいEDIROLのMIDIキーボードに付いてきたSonerLEか、ガレージバンドが関の山だ。だから音楽プログラミングや音楽アプリケーション特有の言葉と事例に戸惑うことが多い。

世間は初音ミクとかボーカロイド全盛だけど、あえてシーケンサーとかMIDIで音源造りをしようかと思った初春の夜でした。

AKIRAが実写化されるそうな

動画:実写版『AKIRA』監督による短編アニメ作品

大友克洋の「AKIRA」が実写化される。しかも発起人はレオナルド・ディカプリオ。ディカプーだよ。不吉な香りがぷんぷん漂う。

舞台はやっぱりトーキョーからマンハッタンに移転してしまうそうだけど、なんでそういう地理的な設定の変更という「田舎者根性」丸出しの変更をしてしまうのかが理解できない。設定変更に斬新さがマルでないじゃないか。

TENORI-ON the Bjork

2/22 武道館 ビョークライブに書いてあるんだけど、ビョークはこのライブでもTENORI-ONを使ってたらしい。本人もかなりお気に入りらしくTENORI-ONを発売とほぼ同時に大人買いしていたそうな。

ライブ、行きたかったなあ。Bjorkも良いけどTENORI-ONも聴きたかった。

Bjorkみたいなアーティストに絶賛されるようなプロダクトを作るって、本当に凄いけど開発者でメディアアーティストの岩井さんがとっても自然体なところが凄くいい。と思う。

上記ブログの何処かにyoutubeに流出したビョークのライブ映像へのリンクがあったけど、それにもTENORI-ONをライブで使用している様子が収録されていた。まだyoutube上に存在しているのか分からないけど圧巻だった。

トラフィックから見るアウトプットの効果とモチベーション

ブログを書くという行為も当然アウトプットだけど、あまり積極的なアウトプットでは無いような気がしてきた。

では積極的なアウトプットとは何か?

多分それは何でもヨイから作品とか成果物を出すことだと思う。
このブログに限定して言えばActionScriptのスパゲティコードだったりバッドティプスの応酬がそれに当たるのかもしれない。その基準から言えば当然このエントリも積極的なアウトプットには属さない。

今月に入って、エントリをポストするペースは衰えていないものの、成果物を全然出してこなかった。するとどうなったかと言うと、トラフィックが激減とまでは言わないまでも微減してしまった。成長率は依然上向きだけど、それも鈍化する一方だ。

当たり前だけど、成果物を含めたエントリは成果物へのリンクが発生するわけで、ページ遷移が生じてトラフィックが伸びる。成果物の無いエントリに比べて最大で2倍、平均して1.5倍程度トラフィックが増加する。そこからモチベーションが刺激されるとトータルの自分内経済波及効果は計り知れない(かも)。

最近クライアントワークでMTやらCSSコーディングがメイン作業なので、あんまりアウトプットが出来ないんだよな、、、とかサブイ言い訳はしないでおこう。

デザイナーが学ばなければならない常識について。

20080207ComicTOILETPaper01.jpg

お土産トイレットペーパー。

学生時代に、とあるデザインスタジオのボスが語ってくれたありがたいお話し。

ボスは少年の頃から漫画家を目指していた*そうで、手塚治虫氏とも交流があったそうな。当時、ボスが漫画家になるべく修行していた頃は、手塚治虫氏と言えば大御所中の大御所、大先生中の大先生、まさに漫画の神だった。(今でもそう呼ばれてるけど)

ボスは手塚治虫氏の没後、1994年に開館した宝塚市立手塚治虫記念館のオープニングセレモニーに呼ばれた。もちろんそこには大勢の漫画作家や編集者など漫画界のそうそうたる顔ぶれがズラリ。そしていざボスが奥へと歩みを進めると、そこには床一面に手塚”大先生”治虫氏の自画像**が!


ボスはそれ以上歩みを進めることは出来なかった。
漫画の神、手塚治虫の顔を足蹴にすることなど出来るわけがないからだ。

更にそれはボスだけでなく、その他の来賓に至ってもその自画像より奥には歩みを進めることはなかったらしい。

ボス曰く「デザイナーが、一般的な常識で考えれば、人の顔を踏みつけるような状況は避けられるはずだ」と。彼は、デザイナーは何よりもまず地に足をつけてよく考えろと繰り返し語っていた。

このトイレットペーパが使われずに飾られていることを願いたい。


*何故漫画家からデザイナーになったのかは話の腰が折れるので割愛。
**自画像じゃなかったかも。ただし手塚氏のキャラクターであることにまちがいはない。

Spidy3

Spidy3はAS3で動作するネットワーク系クラスライブラリ。さしずめweb上を迅速に動き回るクモと言ったところ。




と言うのは大嘘で、「スパイダーマン3」を見たぜ。と言うただのメモ。




キャッチに「今度の敵は自分」とか書いてあったけど、いまいちなコピーです。どっかのブログに「自分となんか戦ってねえよ」と書いてあったけど、これは最もな意見。

だって、この映画は「自分の中のダークサイドと如何に戦い、そして勝利するか」という文脈では語られていないからだ。あくまでもこの映画、というかサムライミは「自分の過ちやダークサイドを如何に受け入れて、そして許すことができるのか」を語っているのだ。そして同時に「他者の過ちやダークサイドを如何に受け入れて、そして許すことができるのか」についてもだ。

作中に出てくる悪役「ベノム」が、人間のダークサイドを引き出し暴走させる、みたいなキャラだったので、コイツと主人公のピーター・パーカーががっぷり四つで戦い、そしてピーターは勝利し、人間的にも成長する。みたいな展開を予想、かつ期待していた観客にとっては肩すかしだったかもしれない。

けどサムライミはそんな撮り方はしていなくて、「ベノム」はとりあえずファンサービスの為に突っ込んだだけで、最も重要なのは、ピーターの 叔父を殺害してしまった「サンドマン」とピーターによって父を殺害されたと勘違いしている「オズボーンJr」なのだ。

作中にずっと「父(或いは父的存在)の死」というキーワードがついて回るある辺りにジューイッシュであるサムライミの「何か」を感じますね。(感じないか)

淀川長二曰く*、この映画で最も重要なメッセージは「銃を捨てて、家に帰れ」という台詞だが、9.11の翌年に一本目が公開され、イラク派兵を経て二本目、そしてフセインの極刑の翌年に三本目が公開されたこの三部作を俯瞰すると実に説得力のある台詞なのだ。


サムライムは4作目について「言いたいことがなければ撮らない」と言っているが、
果たして同じ言葉を繰り返さないでいられるだろうか。


* もちろん、ジョークすっよ。念のため

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恥知らず。

吉本興業GDHがネット上のコンテンツの扱いについて前向きかつ建設的にビジネスモデルの模索をしている。こういうのを見ていると、つくづくまともな見識をもった企業がいてよかったと思えるんだ。

となると、私的録音委員会で議論していた企業側や自称権利者側が、何故あそこまで後ろ向きかつ非建設的な意見を恥じることなく主張できるのかが、まったく不思議だ。


まさしく「恥を知れ」と。


彼らの何が恥知らずなのか。
それは彼らが本質的に中間業者にすぎず、中間マージンをピンハネすることで、利ザヤを稼いでいたにもかかわらず、それが叶わないと見るや必死で抵抗していることだ。


オオカミは生きろ。

ブタも戦え。

One good a day

ちょっと善いことをしました。

本日はミーティングの帰りに本屋に寄った。本屋と言ってもビックカメラの書籍フロアだ。つくづく本屋ボキャブラリーが貧困だが、それはともかく、テクスチャ素材を探すためwebデザインのコーナーを立ち読みしていた。

テクスチャ素材を探すつもりが、ついついwebアクセシビリティとかワークフローに手が伸びてしまい、そのままタラタラ読んでいると、隣で同じように書籍を選んでいた女性がビックの店員に質問をした。本に目を落としたまま会話を聞いているとその女性はwebディレクションやマネジメントと言った、所謂「上流工程」の書籍を探していることが分かった。

しかし悲しいかなビックの店員が選んだ書籍は「入門HTML+CSS」みたいな下流工程の書籍。それは違うだろうと思いつつ静観していると今度は「webデザインレイアウト」みたいな書籍を選択。それも違うだろと思っていたが、その後もいっこうに店員はベストセレクションを選び出すことはなく、時間ばかりが過ぎてしまった。

そのころ、自分はもう手元の本に集中できなくなっていた。なぜなら、さっきからずっと自分の右手上段には「web構築ワークフロー」とか「web構築マネジメント」みたいな書籍があるのだ。おそらくこのフロアで最もニーズに合っている書籍棚だ。しかし店員がこの調子ではきっとこの書籍にたどり着くことはないだろう。だが、いささかタイミングを逃したか一声かける瞬間を逸してしまった感もある。

声をかけるべきか否かで、一人悶々と悩んだあげく、ここでイモを引くと絶対に後味が悪い! と判断した自分は漸く一声「これなんかどうですか?」と右手上段から一冊を選んで手渡してみた。

結果、大変(と言うほどでもなく、そこそこ)喜んでいただいて、女性の関わっているプロジェクトの話なんかをした後、名刺を交換して分かれた。

いや~、やっぱ善いことはすると相手も自分も嬉しいね。

唯一残念なことは渡した名刺のメールアドレスが間違っていたことだ。とほほ。
(kappa-labがkapp-labになっていた。もしこれを読んでいたら訂正していただけるとウレシイ..)


*One good a day
 (訳:一日一善 translate by エキサイト ...多分こんな英文は存在しない

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1月のリザルト報告

2008年も早ひと月が経ちました。
まったく早いもんだ。

今年の書き初めに抱負を書いていたけど、実はその目標値をたったひと月でクリアしてしまった。

書き初め

それはさておき、今年のmemo.kappa-labの豊富を語っておきます。
まず月間PV
2000pv/m
次に月間ユニークユーザ
1000u/m

と誤字混じりの文章で宣言していたら、驚いたことにあっと今に達成してしまった。で、そのリザルトが以下。

1月のトラフィック(googleAnalytics)

月間PV
2,020pv/m
月間ユニークユーザ
406u/m
セッション
1,277s/m

前月比で2倍近い成長率ということになるんだけど、どうやらリピータの獲得に成功している様子。その証拠に新規セション率が30%弱とかなり低い。勝手な解釈ではユーザーが「このエントリは有益だからもっかい見てやるか」と戻ってきてくれているのではないかと...RSSリーダやブックマークへの登録も徐々にだが確実に増えてるみたいだし。

後はこの成長率を如何に維持するかが問題になりそうだ。


ところでこのBlogの常連さんはFlash関連のネタを中心に読んでいただいてるんだと推測できるが、実はトラフィックナンバー1のエントリーはFlash関連ではなく、Subversion関連のエントリーだ。しかもこのエントリの単独トップはエントリーをポストした2007年6月以来8ヶ月連続でキープしている。なんか凄いけどその辺の解析はまた今度。

Affiliater on TV

今日の戯れ言。

中学生の頃、テレビの深夜枠で「電波少年」がやっていた。ヒッチハイクで大陸横断したり、懸賞だけで生活したり、カッパ騒動を引き起こして打ち切られたりしたアレだ。

僕は全然見ていなかったが、仲の良い友達が懸賞生活をする「ナスビ」について熱く語っていた。一応説明すると、ワンルームアパートに何もない状態で、必要なものは全て、衣類から食料までを懸賞で手に入れて生活する、という主旨だったと記憶している。

視聴率はそこそこ良かったみたいだけど、現在のインターネットありきの社会から見ると随分と非効率的な生活をしていると感じる。葉書と切手の代金を考えると、サクっと回線を開いてPC一台でアフィリエイトした方が遙かに効率が良い。仮に一日100通の懸賞に応募したとすれば、(葉書(¥50)+切手(¥50))X100=¥10,000 くらい。一番安いPCが¥30,000くらいとして回線が月額¥5,000だとすればひと月に30万円もかかる懸賞生活より断然効率がいい。

で、Blogでも書いてTVで流せば確実にトラフィックは稼げるだろうから、いともたやすく生活費は稼ぎ出せると思う。多分儲かりすぎて、利益分を「恵まれない人に募金」しなければならなくなるんじゃないかな。

問題は簡単すぎてTVとして盛り上がらないかもしれないが、そもそも最近のTVなんて全然盛り上がってないのでどうでも良い(というかTV見てない)。もう一つはそういうアフィリエイトの利用が規定に引っかからないかと思うけど、どうなんでしょうか。

おそらく同じ事を考え人は今までにゴマンといるだろうけど、要はネットの発達で色んな収入方法が産まれたんだと今更に感心した。

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どうやら、このエントリーは111回目にあたるらしい。

個人的にはブログで「XX回目だ!」と大声で嬉しがるのはなんとなく小恥ずかしいので、控えめに祝っておきたいところ。ただ、いつも読んでいただいている読者さんに素直にお礼を言える機会もなかなかないので、改めてお礼を申し上げます。

いつも読んでいただいて本当にありがとうございます。

年始に書いていたようにこのブログのトラフィックは月間1000pv少々の極小規模なblogだけど、ダイレクトブックマークや各種RSSリーダからのトラフィックがあると「おお、常連さんがいるのか!」と俄然やる気が湧いてくる。Blogとはまったくもってモチベーションコントロールに最適な存在だ。

更に最近は一日辺りのPVも増加傾向にあって、前月比で1.5倍程度。年始に目標としていた月間2000PV(つくづく小さい)は案外あっさりクリアするかもしれない。

その一方で新規ユーザの獲得はあまり進んでいない。全体の8~9割がリピーターなので、ユニークユーザの増加率はかなり鈍化。内容的にも大衆受けを狙えるものではないので、このまま常連さんを大切にして一見さんにうつつを抜かさぬのが宜しいようで。


トラフィックをぼんやりながめていると、見慣れたIPとかを目にするとつくづく幸せだったりするが、ここら辺の気持ちをどうやって読者に伝えるかが今後の課題だ(?)。ラジオなどで、パーソナリティが「いつも聞いてくれてありがとうね」という旨の発言をしているが、あれってリスナーが思っているよりかなり感情がこもっているだろう。少なくとも知り合いの駆け出し喋り手は心の底から思ってそうだ。


話がそれてしまったが、今後も頑張って駄文を綴ろう。


追記:文中にでてくる「ここら辺の気持ちをどうやって読者に伝えるかが今後の課題だ」は真面目にもう少し考えようと思う。活発なコミュニケーションでなくても雰囲気ぐらいは伝わる方法ってないかな?

笑う門には福来たる

笑う門には福来たる

おそらくそれは真実だが、果たせるかな後世に残る大作を作り上げた作家たちはほぼ確実に幸福ではなかったはずだ。


ドストエフスキーも
ニーチェも
ゲーテも
三島由紀夫も
川端康成も
太宰治も


本物を生み出すには幸福こそ断ち切らなければならないのが世の常かもしれない。


で、あるなら。偽物でも良いと開き直りもするが


或いは偽物がいずれ、幸福にして大作の前例として認められるかもしれない。

赤っ恥

RoR(Ruby on Rails)ってなぜかわからんけど勝手にルビーオンラリーズと読んでいた。


本当はレイルズだ!


ぐわっ!顔から火が出そうだぜ!

書き初め

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


Blogでの新年の挨拶って何となく白けた気分に成るのは僕だけでしょうか。
漫画とかでも夏や冬、クリスマスを題材にしているのには一向に平気なんだけど、これが正月になるとすごくベタなネタに感じてしまいどうにもこうにも。


それはさておき、今年のmemo.kappa-labの豊富を語っておきます。
まず月間PV
2000pv/m
次に月間ユニークユーザ
1000u/m

うーん欲張り過ぎかな。
一応昨年12月と比較
1069pv/m
月間ユニークユーザ
570u/m

Google Analyticsだとjavascriptを切ってるユーザは集計とれないから、何%かは上乗せできるかもしれないけど、それでもつくづく弱小ブログだ。なにせ一日のPVが60超えたぐらいで大はしゃぎしてるもんね。
この目標値がそこそこ影響力のあるブログからすればアリンコみたいな数字であることは承知してるんだけど、去年の1月に公開してからコツコツ書きためて最近ではようやくRSSリーダからのトラフィックやSBSの登録なんかも僅かながら増えてきて、声に成らない励ましを頂いてます。

読みにくい文章だけどこれからもおつきあいください。


                   memo.kappa-lab.com

AMD vs Intel してみた


mixiのリンクからIntelのキャンペーンサイトでベンチマークバトルが出来るので、30戦ほど戦ってみた。ちなみに僕の制作環境は AMD 64X2 4000+ DDR800x2GB と言う感じで当然だけど最新のCore2DUOやらCentrinoとかに勝てるはずが無く、他のユーザにしか勝てない。まあ当たり前だ。

ところで、ユーザ名を「AMD」と入れようとしたら、「この名前は登録出来ません!」と出たので「A M D」とスペースをかませることにしたら、あらら、いけちゃった。禁止にする意図は分かるけど、脇が甘いんじゃないのか?

パラダイム・シフト

認知科学やユーザインターフェイスの権威、D・A・ノーマンのインタビューを読んでちょっとびっくりした。

長年の間、わたしは「われわれが技術に適応するのではなく、技術がわれわれに適応するべきだ」と言ってきました。しかし、今ではこれは間違いだと思っています。


え、ここ↓↓↓であんなに言ってたことは!?

と思ったけど、よく読むとそんなにラディカルな言及ではない様子。とりあえずこの年齢になって自分の言説を少なからず否定出来るのは謙虚な姿勢なのかな。

iKnow ! が結構楽しい

gotoAndStudy("english")なSNS、iKnow ! が結構楽しい。猫も杓子もSNSな感も否めないけど、実際にそれなりに英語学習の効果があるかもしれない。

プログラミングとか技術系の学習もそうだけど、いきなりがっぷりよっつで取り組むより、初めは軽く触ってみて徐々にのめり込んでいく方がスムーズに進むと思う。今のところ「軽く触ってみた」感じはいい。あとはこれが深みへと進んで行くにつれどう変化するかが問題。

何にせよ、仕事の話を英語でそこそこ出来るレベルにはしないとな。Flash系のBlogとかなら英語サイトでもなんとか追えるけど、理想としているレベルにはほど遠い。まあ、まだ「軽く触ってみる」段階だと言うことで地道にやるしかない。


それはそうと、9月頃にAS3の勉強と英語の勉強を同時にやってやろうと、名著と名高い「Making Things Move !」を買ってみた。

改めて読んでみると自分のプアすぎる英語力でも技術系の話題なら何とか租借できるんだと少し安心。分からない単語があっても辞書を引かず文章の流れやサンプルコードから類推する感じで何とか読み進めている。これは結構何とかなるかも、と思っていると先日和訳書が出た。

かなりモチベーションにダメージを食らってしまったが、原書の方が若干安いし、何よりも英語が勉強できるんだからこれでいいんだ!と強引に納得することにした。


ところでiKnow ! だけど夜12時をすぎるとかなり重くなる。

Adobe MAX 2007雑感 2

AdobeMAXについて素朴に感じたことだけど、あまり言及されないのでちょっとメモを残しておこう。


今回のイベントの内容は完全にweb周辺の話題で、これっぽっちもPhotoShopやらIllustratorの話が出なかった。本当にまったくでなかった。(2日目しか参加してないけど、1日目にPhotoShop、Illustratorの話題が出たとは思えない)しかもweb全般、というよりはやっぱりFlash技術がメインで特にAIR関連に力が入っていた。それからGainerの紹介なんかもやはりFlash周辺技術だし、なんと言うか、メインディッシュから箸休めまで、Flashなんじゃないかと感じたくらいだ。(実際にはフォント技術やら少し毛並みの違う内容もあったけど)


とはいえ個人的にはそれで大満足だったので別に異論はないのだ。そもそも時期的に思いっきり偏向してもしょうがないと思う。AIRの成果如何でAdobeがただのソフト屋からプラットフォームベンダーになれるかが問われているわけだし。まだ始まったばかりの戦局だが、Adobe結構はリードしているんじゃないか?今のところマイクロソフトやGoogleに対して確実にアドバンテージを奪っていると思う。


そこで言及したいのがそうしたアドバンテージを獲得するために頑張っている技術がFlashやFlex、AIRであり、すべからく旧Macromediaのプロダクツだということ。Adobeのプロダクツは影が薄いどころかほとんど蚊帳の外という印象すら受ける。MAXにしてもそもそもはMaromediaのイベントだったし、現在でもMAXのロゴはMacromedia時代のままだ。AdobeLabsなんかもRSSはweblog.macromedia.comから配信されている。しかもweblog.macromedia.comは名前こそ「AdobeLabs」になっているがURLは依然として「Macromedia」の名を冠したまま堂々と日々更新されている。

しぶといぜ!Macromedia!!

MacromediaがAdobeと合併する際、色々便利になるのね、と期待した半面Macromediaが消えてしまうことに感傷的になった人は結構多いはずだ。FreeHandは? Fireworksは?? と焦った人も居たに違いない。(あえてGoLiveは書かない)あれから2年以上が経ったけれど、Macromediaは消えてなくったわけではなく連綿と息づいている。いや、それどころか実権を握っているのは実はMacromediaではないかとさえ思える。

近い将来、「AdobeといえばPhotoshop」ではなく「AdobeといえばFlash(AIR)」という時代がくるかもしれない。

Adobe MAX 2007雑感

先週のAdobeMAXはやっぱり面白かった。2daysのうち、二日目からしか参加できなかったけど十分楽しかった。個人的には以前書いたように中村勇吾氏と深津貴之氏のセッションがメインっていうかそれだけでも十分な感じだったので本当におなかいっぱい。

ちなみに中村勇吾氏はプレゼン慣れというか話慣れしてるな~という印象だったけど、自己評価は低いようです ( w ;。

一方、深津貴之氏はちょっと緊張気味だったけど頑張ってプレゼンをしておられました。「3Dとかがもてはやされるけど、AS3のパワーは違うところに使った方が本懐なんじゃないの?」というご意見に強く共感します。借り物のPCにハメられていたのもライブっぽくて良かったかも。


ところで基調講演(といっても二日目だけ)でまったくThermoの話題に触れられなかったけど、日本ではプレビューしなかったのかな?代わりにLiveCycleの話をガッツリされちゃったけど、いまいち心が躍らない。Thermoはどうなったんだろ??


それとちょっと期待しているのがFlashプレイヤーの縦書き機能。あまり多くは語られなかったけど、これってダイナミックテキストでサポートされるのかな?だとしたら新聞みたいにマルチカラム/縦書きのコンテンツを作ってみたいと思う(以前にトライしたけど断念した経緯もあって)。

今日の世紀的発見!(必読)

また一つ、大発見をしてしまった。

  リンゴの皮は、

  ピーラーで剥けば良いんだよ!!!

思えば長い間リンゴは果物ナイフで
ムキムキされていたわけだけど

彼の皮もジャガイモよろしくピーラーでスルリスルリと剥けるんだ。


新しい時代が来る予感がする

潔いな~

正直、ニコニコ動画はあまり利用していないけど、こういうサクサクした判断はとてもイイと思う。

参照記事

一度投入したサービスを時期尚早ということで仕切りなおすのは組織の規模にかかわらず簡単なことではないはずだ。こういう姿勢やそれを許容できるユーザこそが大切なんだろうな。

RadioHeadの新作はオープンプライスで

2000年ごろに「world wide web は無意味な底引き網になってしまった」とトム・ヨークが言っていたけど、今度はなんと新作をオープンプライスにしてしまったらしい。

しかも販売店が勝手に販売価格をつけるオープンプライスではなく、購入者が自らの評価によって購入価格をつけるオープンプライスだ。率直に言って、凄いことだ。

でもって、報道によれば「販売店での価格とだいたい同じくらいの価格」で売れているそうな。「戦略は今のところ成功している」らしい。

ところでこの戦略(戦略と呼ぶべきなのか?)の成功と失敗は果たして定義されているのだろうか?販売店での価格と同程度でリスナーが買っていくことをトム・ヨークは成功と呼んで嬉しがっているのだろうか?
或いは、ただ同然でリスナーが買っていった場合、彼は失敗だったと落胆するのだろうか?正直よくわからない。トム・ヨークの真意は何なんだろう。

とりあえず分かっていることはこの「オープンプライス」は単なる「無料配布」より遙かにデリケートな手法だと言うことだ。「無料配布」は無料とはいえ、やはり「定額」であることに違いない。購入者によって価格をつけると言うやり方はアマゾンで評価に星を付けたりする行為とは全く次元が違う。

関連記事(ITMedia)

Nikon D3&D300 はCanon追撃への試金石になるか?

Canonに遅れること実に5年、ようやくNikonからフルサイズCCD搭載デジタル一眼レフが出た。すごくうれしいけど5年は遅すぎるんじゃ無いだろうか?

この間、NikonからCanonへ乗り換えるカメラマンをちらほら目にしたけど、その逆、CanonからNikonへ乗り換えるカメラマンは一人もいなかった。

コンシューマ向けではCanonと互角かそれ以上に頑張ったNikonだったけどプロユースでは5年も水をあけられてここから追いつくのはそう容易なことでは無いと思う。
しかし5年間もライバルの独走を許し、自分たちは最後のフラグシップフィルムカメラF6の開発・リリースと時代の徒花を生み出していたにもかかわらず、ユーザーを期待せずにはおれない気持ちにさせるNikonはやっぱりすごいのかもしれない。

自分ではD3もD300もオーバースペックなので買うつもりはないし、いったん離れてしまったプロカメたちが戻って来てくれるのか分からないが、何となく自宅に残っているニッコールレンズの株が上がったような気がする。

関連記事
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ITMedia

TENORI-ON!

うわ~!
あの音楽デバイスがとうとう発売されるらしい。
すごいことだ!

岩井俊雄氏の音楽デバイスTENORI-ONのことです。TOPに公開されている動画を見るととってもスムーズに楽曲が生み出せるみたいでものすごく素敵だ。当然ある程度練習が必要なのかもしれないけど、とにかく楽しそう。

インプロビゼーションの新しいカタチになるだろうか。

まだ日本発売は先になりそうだけど待ち遠しい。

IISとかWinサーバ雑感

結構長い付き合いのあるクライアントのサイトがWindowsサーバを使っている。

前から挙動不審でやっぱりMSのサーバ関連はよくないな~と思っていたら、遂にFTP接続ができなくなった。いや、接続はできるんだ。つまりIDとPASSは認証を通っているのに、ディレクトリ一覧やらファイルのアップロードができない。

理解に苦しむ現象なのだ。

多分インフラ関係が原因かもしれない、と思いつつワザワザ他のサーバーにシェルでログインしてftpコマンドを投げてやるともったりしてるけど何とかつながる。やっぱりインフラなのかな?ちなみにhetemlやlolipop、sakuraは問題なくつながる。やっぱりインフラだろ。

結局しょうがないのでアップロードは一度外部のUNIXサーバにデータを移してそれからシェルでUP。
すっごく面倒くさい!こんなことしてるやつは他にいないに違いない!

windowsサーバはまだいいけど、せめてIISではなくApache使うとかProFTPとか非MS製品で構築してほしい。

でもそれよりホスティングを乗り換えたほうがよっぽど早い。

ADC見てきたよ

2007年 ADC展を見てきたので独り言。

取りあえず、面白かった。自宅にテレビを置かなくなって早6年、めっきりテレビCMを見ることがなかったので、一気にオイシイところをかっさらった感じでお得な感じがした。特に最近のCFはシリーズものが多いみたいでちょっとしたショートフィルムを見ているような感じだ。制作サイドもそれが狙いだろうから、この鑑賞方法は正しい。

ただ不満は「クリエイションギャラリーG8」というギャラリー。前にも行ったことがあったけど、決して素晴らしいギャラリーじゃあない。狭いうえにカフェと併設していて、「取りあえず余ったスペースをギャラリーにでも解放してみました」といった感じで、落ち着いて見られない。
残念だけど、台無しにされた気分になる。
一方の「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」も前者よりは格段に良いギャラリーだが、それでも日本有数の広告展にしては地味だ。

両者とも展示物以前にギャラリー全体をして、盛り上げて欲しかった。そう、もっと効果的なおもてなし、ユーザエクスペリエンスを実現できたんじゃないかと思う。

銀座という場所はギャラリーと同じくらいブティックが多くある。両者の共通項は「商品」あるいは「作品」を「陳列し見てもらう」、事にある。当然、それ以上に相違点は無数にあるわけだが、こと「陳列して見てもらう」という点においてブティックなど店舗の能力は秀でている。一方ギャラリーはこれと比較すると只の箱、あるいは部屋に等しい。陳列しただけで、見てもらう、体感してもらう、もっというと感動させたい、という気概が希薄なんじゃないかと思う。

確かに個性的すぎるギャラリーだと作品とかち合って良くないかもしれない。店舗のようにスタイルが一貫したものが常に陳列されるわけではないので、ついついニュートラルな内装・外装しか施せないのかもしれない。

ただ、そうだとしても創意工夫を放棄する理由にはならない。
もっともてなす気持ちが大事なんじゃないだろうか。

と自戒したところで、この日一番感動したのはライカのお店でした。

HOT WIRED :: WIRED VISION

長らく休止していたHOT WIRED が WIRED VISION となって帰ってきた。

個人的には随分待ち望んでいたので、殊の外嬉しい。
一時、もう復活しないのかと思っていたから感慨も深い。

ただ気になった点を2つ。
1.web monkeyは何処?
2.IE6で見ると右のカラムが...直ったみたいです。

ZARD

ZARDの坂井泉水さんが亡くなって数日が経つが、ふと関連ニュースやブログをチェックしていると思わぬ事態に遭遇した。

結末から先に述べると、人の訃報を利用したフィッシングサイトに飛んだと言うこと。


事の発端はあまり「ZARD」に関してよく知らないので、ググったりwikiのテキストを読んだりしていたのが始まりだった。いくつかのwebページを閲覧したが、ブレイク以前の情報などもあり、中には下世話な「うわさ話」もあった。

「うわさ話」の内容は筆者自身が中学生の頃に耳にした記憶があるが、所謂、アダルトビデオに出演したとかしないとか言う内容だった。あくまでもうわさ話で有ってそれ以上ではないし、仮に事実で有ったとしてもショービジネスの世界では特に珍しい話ではないのかもしれない。筆者自身、過去にその業界でアルバイトを経験したことがあるが(デジタルオペレーターだが)、当然だがやはり、「仕事」であってそれ以上でもそれ以下でもないというのが結論だった(あくまでもデジタルオペレーターなので、深いことは解らない)。

話が逸れたので元に戻そう。


閲覧したブログの中に、「うわさ話」の内容に関する動画リンクが存在した。ブログの論調は「うわさ話」としてではなく「事実」として取り上げようとしていた。
正直な話、色々な好奇心をかき立てられた結果、リンクをクリックした。
飛んだ先は米国の動画投稿サイトの複製の様なサイトで、動画の再生ボタンをクリックすると、やたらに可読性の悪いメッセージが表示された。

「はい」をクリックすると後は想像したとおりに目まぐるしく画面が切り替わった。
まず、windowsのコマンドプロンプトの様な画面が表示され、その後、プロバイダ情報やIPアドレスなどが表示された。「個人の特定が完了しました」の様な趣旨のメッセージが表示される。そして「登録完了」の様な趣旨のメッセージが表示され、「銀行振り込み先」の様な趣旨のメッセージが表示された。

典型的なフィッシングサイトの手口なのだろう。何も知らない一般ユーザーはプロバイダの特定とIPアドレスが表示された段階でパニックになるだろう。実際に振り込みを完了してしまう被害者もいるかもしれない。万が一振り込みを行った場合、銀行口座と個人情報から、闇金融のターゲットにされるかもしれない。「ウシジマくん」みたいな話が現実になるかもしれないのだ。


ちなみにエントリーの投稿日時は5/27、28だった。明らかに訃報を利用したユーザの誘い込みだ。

大量消費とアート

コンセプトばかりが先行してしまったアートは倦厭されがちだけど、
こういうドットアートはシンプルで正解だと思う。

この写真が実際に実物だけを集めて撮影されたのか、デジタルによるcopy and pastを繰り返しているのか気になりもするがしかし、本質的な問題は米国の大量消費が本当に破壊的なレベルだという事。

いったいどうすれば一日に42万6000個の携帯電話が破棄されるんだろうか。

ところで日本の現状はどうなんだろう。
空き缶はくずかごへ。

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