Android :

VM+Androidで開発のボトルネックをつぶす。

Androidアプリ開発は、一般的にエミュレータか実機を使う事が多い筈。Eclipseからプロジェクトをデプロイするとエミュレータや実機にapkファイルを転送し、アプリのインストールが開始される。インストールが完了するとアクティビティマネージャが起動し、アクティビティが表示される。この間、およそ15秒。

とまあ、環境によって差異はあると思いますが、エミュレータにせよ実機にせよ、10秒から20秒は待たされる筈です。

これを長いと感じるか遅いと感じるか、人それぞれなんだろうけど、個人的には

遅いんじゃ、ボケッッ!!

という次第です。
作業内容にもよりますが、HSBの明度を3%下げるとか、Tweenのディレイを0.1秒縮めるとか、パラメータの最適化を詰めてる時にこのレスポンスでは満足のいくクオリティに達せないと思います。

なんとかして、この待ち時間を5秒以下に短縮したいと思い、色々探した結果、VMwearFusion2.0にAndroidをインストールして使う事にしました。

そしたら、なんと.....

14.5sec → 1.5sec
(エミュレータ : VM+Android 5回平均値)

もう最高に爆速です。チョー快適。
エミュレータ及び実機ではapkファイルのインストールに10秒前後を要していたのにVM+Androidだと1秒以下で、ほとんど一瞬でした。

ここまで読んで、「でも仮想環境の準備ってめんどくさそ〜」と思った方がいらっしゃるかもしれませんが、エミュレータの準備とあんまり変わらない手間加減でした。最もエミュレータのように番号ボタンが無かったり色々と制約があり、VM+Androidで全ての開発を完結できる訳ではありませんが、レスポンスの悪さにイライラしてる方は是非お試しください。

参考
インストール方法
http://www.in-vitro.jp/blog/index.cgi/Android/20110109_01.htm

インストール&DDMSとの接続方法
http://blog.fujiu.jp/2011/05/android-vmware-playerandroid.html

ちょろっと山アプリを作って使ってみた

ロングトレイルの縦走とかしていると、「あのピークをすぎれば後は下るだけ!」と思っていたのに実は登り返しが控えていて、げんなりする事があります。等高線をちゃんと読めば分るんだけど、もう少しサクっと標高図を視覚化出来ないものかと思ったりします。

また、山歩きに不慣れな人とか未経験の方だとイマイチ等高線が読めなくて、いったいどれだけ登ればいいのか分らず不安になる事も少なくないはず。そんな時に「あのピークをすぎれば後は下るだけっすよ」と言った後に登り返し(しかもガッツリ)が出現した日には背後からいや〜な視線を感じたりするわけです。

と言う訳で、「いまどんなけ登ったのか?」「あとどんだけ登るのか?」「この先はホントに下りだけなのか?」を視覚化できるAndroidアプリをちょろっと(約二日)とこさえて実際に山で使ってみました。

具体的な機能&使い方はこんな感じです。
1.ルートのGPXデータを入手
2.アプリに読み込ませる
3.標高データを元に標高図を描画
4.標高図上にGPSデータから現在標高を図示


↑ちょっと分りにくいけど、標高1700mあたりを四角でハイライトしている

で、使ってみたところ、なかなかのお役立ち具合でした。特に登り初めの1時間で、今回初参戦のT君が「もう半分くらい登ったんじゃね?」を連発する中、「わり〜な、まだ3分の1だわ」的な会話が多いに盛り上がりました。


↑へろへろのT君。


また、今回のルートは鎖場が多く直登する場面が多かったので、その前後で標高差が大きく変わるのが、個人的には気持ちよかったかも。

↑核心部スラブ。クラック&鎖付き。

と言う訳で次回のトレッキングまでにもうちょっと機能を追加して、いい感じの山アプリにしてやりたいと思います。


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