サウンドプログラミング本

週末にちょこちょこっとサウンドプログラミングの本を読んだ。とりあえず購入したのは2冊で今読んでいるのは「windows~」の方。

読んでみると凄く勉強になるのだが、サンプルコードがVisualC++で書かれているため、コーディングに関してはフィーリング的に読み取るだけである。じっくりロジックは追わない。というか追えない。

文中に、「widowsというOSはリアルタイム処理が苦手で音楽処理はその最たる例だ」と書いてあるのだが、それを読んでonSoundCompleteが不安定である理由が何となく分かった気がする。AdobeのFlashチームはこのバグに対してかなり尽力してくれたのでは無いかと思う。サンキューアドビ(?)

その他、waveフォーマットに付いての記述やなんやかんやとド素人の自分にはとても為になる。後半部分はMIDIに関する内容だから、読み流す程度するつもりだったが、読んでみるとこれもまた為になる。

ただこれはあくまでも自分が素人であり、かつサウンドプログラミング関連の書籍が極端に少ないからそう思えるのかもしれない。仮にもし、ActionScript関連書籍と同じくらいサウンドプログラミングの書籍が豊富にあれば、このレベルの書籍は決し珍しく無いかもしれない。

そして、もう一つ今更になって気づいたことだが、自分は作曲をしたことがほとんど無いと言うことだ。
ここでもActionScriptを引き合いに出すと、ビジュアルエフェクトのスクリプトを考えるとき、大抵はPhotoshopのフィルター群を念頭に置きながら開発を進める。これはFlashやActionScriptでゴニョゴニョやる以前にPhotoshopやIllustratorを使ったことがあり、デザインやレタッチによる作品造りをしていたという経験があるからだ。ビジュアルエフェクトに限らず、この経験はコーディングをする時かなり役に立っている。

一方、サウンドプログラミングではACIDやLogicがそれに当たるだろうか?だが、残念なことにそれらの経験はほとんど無い。せいぜいEDIROLのMIDIキーボードに付いてきたSonerLEか、ガレージバンドが関の山だ。だから音楽プログラミングや音楽アプリケーション特有の言葉と事例に戸惑うことが多い。

世間は初音ミクとかボーカロイド全盛だけど、あえてシーケンサーとかMIDIで音源造りをしようかと思った初春の夜でした。

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