時代はノンリニアと一億総表現時代である。
初めて動画の編集をしたのは高校2年時、新入生歓迎会用のビデオレターだった。当時「さんまのからくりテレビ」という番組が流行っていて、その中でも人気のあったビデオレターから影響を受けて企画した。
その時の機材はHi8カメラでダブルデッキのリニア編集だった。なぜかマイクロフォンはよさそうなヤツで、先にふさふさの毛がついている柄が長いタイプだった。テロップの挿入には、OHPを使って印字したフィルムを写し込み、テロップを動かすにはフィルムを手でソロリソロリとずらしてアニメーション(?)させていた。
なんたるアナログ制作!!
ところが変化は数年前に起きた。カメラはminiDVカム、編集はPC+Premireのノンリニア編集。マイクロフォンは多分そのまま。OHP、はお払い箱。素晴らしい。
ハッキリ言って撮影毎にカメラを友達から借りているオレより全然充実している。
これが梅田望夫のいう「総表現社会」なんだろうか。
学生っていいよな。アカデミックで買い物出来るし、定期も安いし。