2008年9月 Archives

« 2008年8月 2008年10月 »

TextField is not DisplayObjectContainer

前回ポストした内容で、TextFieldクラスのgetImageReference()メソッドを使うと、html内にロードしたアセットをDisplayObjectとして取得できるよ!凄いぜ!ってな事を書きました。

そこまでは「へ~スゴイね」という話なんだけど、ここからが問題。

取得したDisplayObjectのparentを調べるとTextFieldクラスが帰ってきます。たとえばこんな感じ
var loader:Loader = tf.getImageReference("img") as Loader ;
loader.load(new URLRequest("img.jpg"))

function comp(e:Event):void {
    var loaderInfo:LoaderInfo = e.target as LoaderInfo
	
    trace(loaderInfo.content.parent.parent);
    //[object TextField]
    
    trace(loader.parent);
    //[object TextField]
}
と言うかんじでTextFieldが帰ってくるが、コレが解せない。だって、DisplayObject.parentと言うプロパティはDiplayObjectContainerの筈だ。そしてTextFieldはDisplayObjectContainerは継承していない。

http://livedocs.adobe.com/flex/201_jp/langref/flash/text/TextField.html#propertySummary

http://livedocs.adobe.com/flex/201_jp/langref/flash/display/DisplayObject.html#parent

仮に
DisplayObjectContainer(textField)
と書くとコンパイルエラーが帰ってくる。

SWFの仕様書とか読めば何か書いてあるのかもしれないけど、いや~不思議だ。

more.. "TextField is not DisplayObjectContainer" »

TextFieldの改行コードはCR

最近TextFieldにまつわるポストがおおいな~。と思いつつ今日もその話題。

前回ほどホットな話題ではなく、知ってる人も多いと思うけど、あえて書きます。

TextFieldの改行コードは「復帰文字 ('\r'、ASCII 13) 」です。LFとかCRLFではなくてCR。

仮に「"tf.text = Hello \n World"」とか入れても内部で「「"Hello \r World"」にされてしまいます。なぜLFではなくCRなのか結構謎です。

そういえば随分前のエントリーでcrlf2lfを書いてたけど、改めてみたら間違っていることに気がつきました。処理的にはcrlf2lfというよりdeleteCRみたいな内容。もし参考にされた方がいたら本当に申し訳ありません。お詫びにもういちど書かしてください。

AS3
function crlf2lf(str:String):String {
	str = str.replace(/\r\n/g, '\n');
	return str;
}
AS2
function crlf2lf(str:String) {
	var ary:Array = str.split("\r\n")
	return ary.join("\n");
} 

Ginza

僕が初めて中村勇吾氏の作品を目にしたのは、まだ増刊号だったWebDesigning誌の記事からだった。多分大学の一年生とか二年生だったとおもう。

(どうでも良いけど関西圏では一年生ではなく、一回生というように n回生と言う)

初めてみたその時、「なんでアニメーションGIFがこんな複雑怪奇な動きをするんだ?」と思った。そして「よし、自分も頑張ってアニメーションGIFを作るぜ!」と決心した。それ以来、ずっとアニメーションGIFを作っている。

と、まあそれは冗談だけど、程なくして「Flash」の存在を知り、学校の制作そっちのけでFlashを作ったり、Flashで作品を発表したり、課題に忍び込ませたり、無理矢理スタジオでプロジェクションしたり、色々と自分なりに制作をしてきた。

卒業後も仕事やプライベートワークでFlashを使ってる、というかそれが本業な訳だけど、学生時代から共通している点は、「企画立案の際、常にMONO*Craftが頭をよぎる」と言うことだ。

もちろん、企画によっては「intentionallies」が思い浮かんだり「UT」が浮かんだり「ecotonoha」だったり差違が生じるのだけど、基本的にyugop作品を想起しないことは無い。それくらい脳裏に焼き付いている。魂にすり込まれている様な感じだ。(だからと言ってこれらのクオリティを生み出せるわけではない。泣ける)


もう何というかここまで来るとですね、影響を受けたとか、インスパイアされたとか、そんなレベルではなく、まさしく虜、もっというと呪縛に近いものを感じるわけです。


でもって、FWAなんかをみていると、北米や欧州のFlashサイトと違って、日本のサイトは明らかにトーンが異なっているのを目の当たりにし、この呪縛は「ああ、自分だけじゃあ無さそうだ」とか思ったりする。

RSS + Contuct

  • rss
  • email

Credit

Copyright (C) 2007 kappa-lab.com.
All Rights Reserved.