グラニューラ・シン'キング'
デザイナーな子にFlashの実装を教えてると思考プロセスの相違を実感できて、いつも楽しい。や、けっして鼻の下をのばしている訳ではない。
彼等は実現したい事を細分化し、一づつ解決するという訓練が少ない。故に細分化しきれず粒度が大きいまま思考する。それが実装でつまづく大きな原因となっている。
なので、「どこから手を付ければいいのか分からない」状態に陥りやすい。
同様にbugが発生し問題箇所を特定する場合でも、チェック項目の粒度が大き過ぎてなかなか解決しない。
適切な粒度を選定するにはある種のメタ認識が不可欠であり、この手の思考方法はプログラミングだけではなくデザインにも役立つ。というか不可欠だと思う。なんせデザインとはだいたいにして設計を意味する。
パラメーターに応じて画像を変える、この要求定義と呼ぶにはあまりにシンプルな実装だけでも非常に多くの事が見えてくるはずだ。