iOS7初感

既存コンテンツの動作確認のためiOS7を触ってる。webkit周りでいくつかの修正が必要になりそうな気配だけど、それは置いといて「フラットデザイン」について第一印象をメモ。

すでに言及されてるけど「フラットデザイン」は特に新しい概念ではない。シンプル/ミニマルなGUIデザインは2000年頃のwebでよく見られた。

従って、初代iPhoneが出たとき、GUIデザインに関して驚かざるを得なかった。それらはスキューモーフィズムと呼ばれる現実空間上にある陰影や光沢を取り入れた手法だった。明らかに僕の観測範囲であるwebからすると「シンプルでない」「グラデーション/質感過剰」なデザインにみえた。それでも総評は「ミニマルデザインから質感重視へのデザインは後退の様な気がするけど、やっぱ質感良いよね」だった。つまり「さすが、アップルゥ!!俺たちに出来ない事を平然と(ry」と感嘆したのであった。

それからおよそ6年、iOS7はフラットデザインへ移行すると発表された。これは「回帰」であると同時に「正当な進化」に成るだろうと期待した。やはりスクリーンメディア/デバイスの行き着く先は「シンプル/ミニマル」なのだと、本来のロードマップが高らかに宣言されたのだと、そう思った。

だがしかし、新たなsafariアイコンを実機で見た瞬間、期待が外れた事を悟った。

この、シンプルだけど残念な感じを我々はよく知っている、そうAndroidがそれだ。

もちろんUIは使ってるうちに手になじみ評価が替わる。もう少し時間をおいて評価するのが筋ってものかもしれない。ひょっとすると半年後に、「やっぱフラットデザインいいよね」と言ってるかもしれない。そうなる事を願いつつ、とりあえず初見の感想をログとして残しておく。

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