2008年3月 Archives

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Flex3 install.

forward.gif

Flex3をインストールしてみた。当然トライアル。トライアルだけど、各種CS3と違って60日間も使えるってところがウレシイ。

まだあんまり触ってないけど、正直FlashDevelopの入力補完のほうが素晴らしい。Flex3はpublicとかfunctionとかまで補完してくれないし。ColinMoockも言ってた行単位でのコピペは便利だけど、それもFlashDevelopが既に備えている機能なので感動せず。あとはリファクタリングの際、パラメータの名前を一カ所書き換えるとその他の部分でも一括変換してくれるという話だけど、これはまだ試してない。

ヘルプやリファレンスを見ると「flash.data」とか「flash.desktop」パッケージがあって、ちょっとわくわくするかも。

とりあえず一番大きな印象はロゴが変わったことくらいかな。

PV3Dでマウスストーカーの習作 其の二

前回のマウスストーカをやや修正。

前回のロジックは実際にはxy平面上のオブジェクトに対しカメラアングルとポジションから遠近感をつけていたが、今回はyz平面上にオブジェクトを配置し、yz軸を使って動作させている。z軸という3D特有のプロパティに漸く触れることが出来た感じ。

あえて2つパターンを作ってみた。

MOUSE_DOWNで動き出すパターン
http://memo.kappa-lab.com/samples/Mouse3D_Arrow_Z.html

ENTER_FRAMEで動き続ける2パターン
http://memo.kappa-lab.com/samples/Mouse3D_Arrow_Z2.html

ソースはこちら。
http://memo.kappa-lab.com/samples/Mouse3D_Z_1_2.zip

mixi独裁すんのかな?

mixi、4月1日より利用規約を改定--日記などについて著作者人格権の行使を禁止

なんかmixiがきな臭い事になってるけど、これはかなりやばいんじゃないかと思う。

自分的には大した日記をつけてるわけじゃあないので痛くも痒くもないのだけど(あくまで予想し得る範囲で)、商品とかドラマのバイラル目的で日記を書きつづっているバイラル系アカウントとかは撤退してしまうんじゃないだろうか。そうすると必然的にPVも下がるわけで広告収入の減少につながるだろう。

著作権をmixiに帰属させることで思い浮かぶことは出版・放送などの2次利用だけど、他にもあるんだろうか?仮にあったとして、上記のバイラル系アカウントの撤退や、ユーザの反感というデメリットを相殺してあまりあるメリットを生み出せるのかとても疑問。

その他、現在mixiのページを引用したりスクリーンショットを載せるには文章や画像にモザイク処理を施すのが通例になっているが、これらの著作権がmixiに帰属する場合、mixiの許可があれば無修正で掲載されてしまうのかなあ?

mixiはCGMって事になってるけど、mixiの為にメディアジェネレートしてるヤツはどこにもいないだろうに。mixiの意図がいまいちようわからん。

お前のモノは俺のもの、俺のモノも俺のモノ!!

mixiの利用規約改訂について色々考えていると、映画matrixの様な隠蔽された搾取を想像したが、多分そんな巧妙なものじゃあなくて臆面もなく、

「お前のモノは俺のもの、俺のモノも俺のモノ!!」

という宣言なのでは無いかと思う。

ジャイアンかよ!!

FlashDevelop 3.0.0 beta6 released

http://www.flashdevelop.org/community/viewtopic.php?t=2574

FlashDevelop3 beta5beta6が出てる。
いや、2週間以上前の話だけど全然気がつかなかった。早速入れてみようと思うけど、正直Flex3のリリースよりウレシイかも。

詳細はまた後で。
(只、コードフォーマットとか環境を再現するのが面倒くさいんだよな)

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オッズ高すぎるって。

「われわれに賭けてほしい」--MS、Silverlightの起爆剤登場を期待

これ、真顔で言われたらどうするかなあ。
いや~弱っちゃうなあ(笑)

Blue-ray vs HD-DVDの戦いはそこそこ白熱したけど、Flash vs Silverlightって戦いにすらなってない。Silverlightがmobile向けでは超絶に開発しやすいとか、スゴイ利点が存在するなら少しは武器になるかもしれないけど現状でSilverlightアプリを開発するメリットがあるとは思えない。

こんなオッズの高い賭は出来ないと思う。

Flashモラトリアム

ジョブズ氏が語る「iPhoneがFlashをサポートしない理由」

iPhoneへのFlash搭載の可能性については悲観的なので、この話が出てきてもあまり驚かなかった。

jobsの言によると、iPhoneのスペック的にFlashは厳しいという話だけど本当にそれだけなんだろうか?確かにそれもあるが、実際には今後のモバイルRIA市場での優位性を確保したいと考えている、これが本心なんじゃあ無いだろうか。

うわさではAppleが独自プラグインの開発を進めているという話まであるけど、それがデマカセであれ、その分野でAdobeにおいしいところを持って行かれるのは絶対に許せないだろう。

iPhoneSDKがプライマリ、Flashは良くてもセカンダリ、というのがAppleの絶対条件なんじゃあないだろうか。でもってこのヒエラルキーをモバイルRIA市場全域に行き渡らせようと考えてたりして。

まあ、なんにせよこの分だとしばらくはiPhoneでFlashは走らないだろうな。つまんね。

iPhone はFlashの夢など見ない!

アップル、iPhone SDKイベント開催

これは本当に凄いことになったなあ。このAppleの本気度合い、ガンチンコ。

まず、開発環境に関しては、SDKのリリースって話だったのでせいぜいコンパイラとその他オマケ程度のアプリがリリースされるのかと思いきや、とんでもない。立派なIDEレベルの開発環境がリリースされるみたいだ。Xcode、Interface Builder、Instruments、そしてiPhone Simulator。アプリをテストする際、その状況を録画出来るとか。これはもうiPhone開発用のソフトウェアスウィートがリリースされると言って過言ではない。これはときめく。

そして、もう一つ。こいつがまたすごい。App Store。
iTune Storeよろしく、アプリケーションも同じ手法で販売するという戦略で、全てのアプリはここからのみ供給される仕組み。かなり独占的な手法にはやや嫌気がさすけど、人気ランキングなど平凡な演出に加え、デベロッパーに対する報酬モデルの確立はすごい。
日本のケータイキャリアも似たようなことをしている気がするけど、期待度が全然違う。Appleが開発環境だけではなく流通面まで作り込んでくるとは思いも依らなかった。だけど、今になって客観的に考えるとAppleがコンパイラーをリリースするだけで終わるわけ無いんだよな。ほんとすごい。

とにかくAppleがiPhonePlatformでモバイルの天下を取りに行こうする気合いをひしひし感じる。

Appleはもう、間違いなくモバイルの天下を狙っているわけで(しかもモバイルだけじゃ無い)、その布陣の中にサードパーティを混ぜる気はさらさら無いく、しかもそれだけの実力がある。ゴールスプリントをアシスト無しでぶっちぎるチポッリーニみたいだ。(アームストロングにはまだ早い)

で、Flashなんだけど、とりあえずiPhonePlatform上で動く望みはかなり低くなったと言える。というか個人的には絶望的なんじゃ無いかとすら思える。それと同時にiPhonePlatformで開発してみたいという気持ちも強い。Objective-Cだっけ?やってみようかな。

サウンドプログラミング本

週末にちょこちょこっとサウンドプログラミングの本を読んだ。とりあえず購入したのは2冊で今読んでいるのは「windows~」の方。

読んでみると凄く勉強になるのだが、サンプルコードがVisualC++で書かれているため、コーディングに関してはフィーリング的に読み取るだけである。じっくりロジックは追わない。というか追えない。

文中に、「widowsというOSはリアルタイム処理が苦手で音楽処理はその最たる例だ」と書いてあるのだが、それを読んでonSoundCompleteが不安定である理由が何となく分かった気がする。AdobeのFlashチームはこのバグに対してかなり尽力してくれたのでは無いかと思う。サンキューアドビ(?)

その他、waveフォーマットに付いての記述やなんやかんやとド素人の自分にはとても為になる。後半部分はMIDIに関する内容だから、読み流す程度するつもりだったが、読んでみるとこれもまた為になる。

ただこれはあくまでも自分が素人であり、かつサウンドプログラミング関連の書籍が極端に少ないからそう思えるのかもしれない。仮にもし、ActionScript関連書籍と同じくらいサウンドプログラミングの書籍が豊富にあれば、このレベルの書籍は決し珍しく無いかもしれない。

そして、もう一つ今更になって気づいたことだが、自分は作曲をしたことがほとんど無いと言うことだ。
ここでもActionScriptを引き合いに出すと、ビジュアルエフェクトのスクリプトを考えるとき、大抵はPhotoshopのフィルター群を念頭に置きながら開発を進める。これはFlashやActionScriptでゴニョゴニョやる以前にPhotoshopやIllustratorを使ったことがあり、デザインやレタッチによる作品造りをしていたという経験があるからだ。ビジュアルエフェクトに限らず、この経験はコーディングをする時かなり役に立っている。

一方、サウンドプログラミングではACIDやLogicがそれに当たるだろうか?だが、残念なことにそれらの経験はほとんど無い。せいぜいEDIROLのMIDIキーボードに付いてきたSonerLEか、ガレージバンドが関の山だ。だから音楽プログラミングや音楽アプリケーション特有の言葉と事例に戸惑うことが多い。

世間は初音ミクとかボーカロイド全盛だけど、あえてシーケンサーとかMIDIで音源造りをしようかと思った初春の夜でした。

Singer in the China

ステージで「チベット独立」叫んだ歌手ビョーク、当局激怒で法的手段に―中国

ビョーク。何度も言うけど日本公演見たかった。改めて悔やまれるぜ。

それにしてもこのニュースには驚いた。ダライラマとかチベット自治に関して世間はほとんど忘れかけていたのにビョークは覚えていたんだろうか。しかも中国公演中のステージで叫ぶとは。アッパレ。

しかし公演で歌う曲に当局の許可が必要というのが中国らしいというかなんというか。ブリトニーだっけ?中国公演の際、ステージ衣装が過激すぎるから着替えさせられたのは。

Progression Framework 2.0.4

Flasherの悲願とも言うべき、ブラウザの「戻る」「進む」ボタンを意図もたやすく解決するProgression Framework をちょっと弄ってみた。

オフィシャルサイトのチュートリアルを見ながら少し遊んだだけだけど、これはかなりよさげだ。でもディープリンクの発行やらURL同期に関する処理が分からん。まだドキュメント化されていないだけだろうか。

それともルートのタイムラインにアンカーを埋め込む方法みたいな感じなんだろうか....

あるいはSWFADDRESSを咬ませるとか

一刻も早く答えが知りたい。


ところで過去に一度、クライアントから「戻る」「進む」ボタンが使えない、と言われて大幅&大赤字な修正をしたことがあったなあ。あの時ほど自分の説明不足を呪った事は無かった。そして結局、FullFlashサイトなのに静的HTMLにFlash をぺたぺた貼り付けただけのサイトになってしまった。当然、コンテンツ間の遷移に使っていたシームレスなモーションスクリプトは全部破棄。あんな思いはもうごめんだ。

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Progression Framework  その2

昨日ポストしたProgression Framework のエントリーに作者ご本人taka:nium.jpさんからコメントを頂戴した。

おかげさまで問題はあっけなく解決。一応自分的留意点をまとめると以下3点。

  1. ブラウザとの同期はローカルでは動作しない。サーバーへUpが必要
  2. swfが再生する時点でgoto( progression.fiestSceneId )の実行が必要
  3. sync プロパティを trueに。
1番は内部でswfaddress.jsを動作させてるからなのかも。


そんなわけで今度はコンポーネントベースも試してみた。(サンプル
こちらもブラウザとの同期は取れたんだけど、上記2番の「swfが再生する時点でgoto( progression.fiestSceneId )の実行」にあたる処理方法がわからない。だから、一番最後まで「戻る」ボタンを押すと最後で表示が切り替わらない。

GotoCommandコンポーネントがそれにあたるのかと思い「/index」を指定するも「ArgumentError: 指定されたシーンパスの書式が正しくありません。」とエラー発生。。うまくいかない。。GotoCommandの解釈が間違ってるのかな?


なんかバグレポートみたいになってしまったけどまた明日考えます。
taka:nium.jpさま、こんな僻地Blogまで本当にありがとうございました。


[FireFox3beta4]Acid2と雑感

fx3b4_acid2.gif

yeah!
漸くAcid2をパスしたよ!
FireFox3beta4!!

ちなみに前々回のbeta2はこんな感じだった。
acid2_ff3beta2.gif

遂にこの時が来たのかと実に感慨深い。おめでとうFx。

その他、javascriptの実行速度が上がったと言われてるみたいだけど、実際にgoogleReaderとかAnalyticsのレンダリングが向上した気がする。体感速度は微々たるもんだけど、この速度に慣れて2.xに戻ると「なんかとろくさいなぁ」って印象になるだろうな。

そして多分、この恩恵はjavascriptによるものだけではなく、cssレンダリング向上による貢献も大きいはずだ。個人的にはjavascriptの性能向上よりもcssのそれの方が衝撃だった。複雑なcssを使用したページの場合、スクロールによるレンダリングの遅延が気なったことがあったが、Fx3beta4で同じページを見ても再現されなかった。ただ、この点に関してはcssの組み方にも問題があるかもしれないので難しいところ。

とりあえずそんなところ。

今のとこ、アドオンが乗らないので実務では切り替えるのは無理だけど、公式リリースが楽しみ。

AS3のSWFメタタグMEMO

使用頻度が特に高いわけでもないが、結構重要な割にすぐ忘れるし、GGってもすぐにヒットしないので自分用メモ。


[SWF(backgroundColor="#ffffff", frameRate="25",width="600",height="200" )]
こんな感じのカンマ区切り。

記述場所はclass宣言の直上。

package {

  import flash.display.Sprite;

 [SWF(backgroundColor="#ffffff", frameRate=25)]

  /*
  [SWF(backgroundColor="#000000", frameRate=25)]
  commentOutも出来る
  */
 public class Main extends Sprite {

  public function Main(){
  }

 }
}


背景色、fps、幅、高さ、以外のタグもあるみたいなのでそのうち追記しよう。

Progression Framework でリビルド

以前に紹介した新鋭舞踏集団、「黒藤院」の公式webサイトをProgression Frameworkでリビルドしてみた。

kokutoh-in.png

黒藤院
http://kokutoh-in.jp/

グローバルナビが5項目だけなので、いまいちディープリンクのありがたみを感じられないのが残念だけど、学習量としてはちょうど良かった。

実際に記述したProgression用のソースコードはグローバルナビへのCastButtonの追加と、各SceneObjectのイベント処理くらい。後はそれによって生じるコンテンツ遷移処理の調整。ものの数時間の工程。

ただ、そこに至る前にAS2をAS3に再コーディング。これが半日くらい。なんかようわからんBugをポツポツつぶす。ちょっとはまったのが、AS2のflaを途中でAS3に変換した際、コンパイルオプションが変更されなかったこと。StrictとかWarningにチェックが入っていなかったので、コンパイル時に検出されずにランタイムでエラーが多発。(flaがvr8だったことも関係があるかも)


その他、SWFObjectを使ったことが無かったので、FullScreenでFlashを表示させる方法が分からずちょっと悩む。色々調べてCSSを下記に改め、解決。
#flashcontent {
 top:0;
 left:0;
 height:100%;
 margin:0;
 background:#FFF;
}

そんな訳で、全体の工数からするとProgressionに費やした工数はあんまり多くないが、逆に言えば簡単な修正でProgressionが利用可能とも言える。既存のflaに対して比較的容易にディープリンクを貼れるという事は強力なアドバンテージだとつくづく感心。

AS2toAS3

前回もちょこっと書いたけど、AS2コーディングされているflaファイルをAS3に再コーディングした。


タスクはだいたいこんな感じ。

  1. _xとか_yとかプロパティのアンダースコアをとる
  2. onPressとかonEnterFrameとかイベントハンドラを書き換える
  3. var foo = "string" とかの型宣言を指定する
  4. function bar(hoo){}とかの引数と戻り値を指定する
  5. xml周りの処理を書き換える
  6. _global変数を書き換える
上記1~4まではそんなに大変な作業ではないし、FlashCS3の「検索して置換」を使うと殊の外早く終了。
問題は5番と6番。

まず5番だが、AS2だとXMLクラスでidMap["foo"]を使っていたので、全部descendants().(attribute("id") == "foo")に書き換え。


そして6番。この部分は単純にコーディングだけの問題ではなく設計にも関わってくるので、色々考えた結果デザインパターンで言うところのシングルトンモデルのクラスを一つ用意することにした。


具体的にはGlobalと言うそのまんまなクラスを作って、インスタンスを静的メンバとして登録。これでどこからでも参照可能にする。Globalにはその他の必要なプロパティを色々定義しておく。各タイムラインからはこんな感じで呼び出し。trace(Global.instance.rootPath); // http://exsample.com/


それと、シングルトンモデルとしては反則かもしれないけど、
一度だけnew Global()が必須で、その際にサイトルートやxmlパスなど色々引数を指定する。でxmlデータもGlobalが勝手に取得してGlobal.instance.dataXMLとして参照可能にする。


初めはもっとシンプルに静的メンバだけ使って_globalの代替えにしようかと思ったけど、コードの再利用性とかを考えるとこっちの方が良さそうな気がする。

Progression のShowcaseに載せて貰った

こないだマイナーチェンジ(ドットリリース?)した黒藤院のサイトがProgression のShowcaseに載りましたっ!

詳しくはこちらを。

http://progression.libspark.org/wiki/Library/Showcase

TVが無いことは時に残酷だ。

見れないよ。

http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html

http://yugop.net/blog/2008/03/exhibitionism_02.html


ケータイのワンセグで見るっきゃないのかね。

衝突判定

mixiニュースにバイク用エアバックの記事が出ていた。提供はGiGaZiNE

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080325_bike_airbag/

ダイネーゼというと二輪用プロテクターの名門で、マウンテンバイクのプロテクターでもいち早くツナギ型の全身プロテクターを開発していた、多分世界ナンバーワンのプロテクターファクトリーだと思う。

殺し屋イチ」でイチが着込んでいたプロテクターもおそらくこれ。

殺し屋なのにプロテクター(しかもウン万円)を着込んでいるキャラクターを産み出した著者、山本 英夫の変態度はこの漫画を読んで貰えばよく分かって貰えると思うので、ここではエアバックに話を戻す。

このエアバックが実際にどの程度実用性があるのかも気になるけど、一番気になるのは「どのタイミングでエアバックが作動するのか」じゃあないだろうか。なにせバイクというのは激しくGがかかる乗り物なので、これを落車と勘違いしないように調整するのが意外と難しんじゃないかと思う。万一運転中に誤作動したら間違いなくずっこけるだろうから。

UserExperience

今日一番困ったお問い合せ。


クライアントからログイン出来ないとのメールにこうあった。
-----
『_』はShift押しながら『ろ』ですよね?
-----


そう、僕の使っているキーボードは「かな無刻印」なのだ。
アンダースコアのキーの上に日本語でなんと書かれているのか、哀しいかな確認できない(キー配列をネットで調べれば解決だけど)。


何というかこういうプリミティブな感動を忘れずに、
ユーザビリティーとかユーザエキスペリエンスの向上に役立てたいなあ。

EDGE Now !

http://edgenow.jp

EDGE Now ! が本格始動しましたね~。
現在総合ランキングで352位だそうっす。これが上位なのか下位なのかよく分からないけど、参考までにTechnoratiのランキングを調べると2,910,025位。まあ、まだまだって事ですな。

この手のBlogランキングの測定基準は、いまいちブラックボックスだけど何が基準なんだろう。
第一に他のBlogやソーシャルブックマークからの被ブックマークだと思うが、実際どうだろう。その他に考えられるパラメータはGoogleページランクやRSSフィードの購読数、ってとこかなあ?Blogサービスが用意しているブログランキングボタンみたいなのもあるけど、あれはそのBlogサービス限定でweb全体じゃ無さそうだし。そもそも最近見かけないし。
個人的にはGoogleページランクの比重を大きくすると一昔前のSEO業者みたいになっちゃうので、RSSフィードの購読数が有効だと思える。

LivedoorReader : xx個
GoogleReader : yy個
hogeReader : zz個
fooReader : ll個

って一覧表示されるとモチベーションが上がる気がする。
ひょっとして誰か作ってるかな?あったら教えて欲しい。

Poor Doppler [popforge x papervision3d]

「貧弱、貧弱ゥ」なドップラー効果もどきのサンプルを作りました。

背景有り(重い!)*音が鳴ります

ambulance_landscape.png


背景なし(軽い!あくまで上に比べて)*音が鳴ります
ambulance_landscape_nonasset.png

POPFORGEとPapervisionのミクスチャーという持ちうる限り、サイコー技術を余すことなく投入!


まあ、結果は見ての通りで。
(生アタタかく見てやってください) 

本来ドップラー効果とか小難しい信号処理をしたいなら、離散フーリエ変換とか線形予測などタフガイ系数理処理が必要だと思うのですが、ここはもう、ざっくり「まびき処理」だけ。救急車と観測車の短時間あたりに変化する距離を求めてそれを元に「x倍のスピードで近づくならサンプル周波数からdx個間引く」みたいなロジック。かなりプアな発想。

ここら辺の数理系ボキャブラリーの貧弱さは何とかしたいと思うがしかし、だれかライブラリで提供してくれないかな。たしかJava辺りにはライブラリがあったような...


それはともかく、上記2サンプルですが、背景有りと無しでかなりパフォーマンスが違います。ボトルネックつぶしたり最適化などの作業はガッツリ無視してます。特に背景有りはDualCoreCPUでかつ64bitでも音飛びノイズが激しい。背景無しもそこそこのスペックが要求されるかも。


本来のコンセプト(そんな大それたモノでもない)はドップラー効果の再現だった訳ですが、今となっては背景の雲がゆ~くりと流れるのが気持ちええなあ、って具合で。


PhoshopExpress beta

PhoshopExpress使ってみたよ。
少し使ってみた感じはPhotoshopElementsみたいなもんかな。

photoshop_express_1.png


まだベータ版なので動作が遅く感じることもあるけど、概ね良好。「ブログ始めたけど掲載する写真の編集したい」とか「画像処理したいけどPhotoshopみたいな高機能いらないよ」って人にはこれで十分だと思う。

この層のニーズって、完全な個人というよりは社員10数人の中小企業や自営業でwebを運営している法人に多いと思う。

もし彼らがクライアントでCMSなりBlogの更新なりの補助をする場合、こういうオンライン画像編集ツールを紹介するって言うのはアリだと思うな。



画像処理はサムネイル式で選ぶ

photoshop_express_2.png



ちょっとしたフィルターも可能。

photoshop_express_3.png


ああそう!一つ見落とし。画像ファイルがjpgしか使えない。只これは間違いなくベータ版故だろうから、最終版はpngとかtiffもOKになると思う。PSDは...どうなんだろ?

PSExpress以外のオンライン画像編集サイトから学ぶ

PhotoshopExpress以前からオンライン画像編集サイトはあったわけで、その代表格は「Picnic」と「fauxto」だと思う。

Picnic
picnic.png

fauxto
fauxto.png

前者はかなりユーザーフレンドリーというか分かりやすさを目差して作られていて、後者はPhotoshopクローンとでも言うべき本格指向だ。


個人的に気になるのはfauxtoよりもPicnicの方だ。

今回リリースされたPhotoshopExpressもエントリーユーザ向けだけど根幹にはPhotoshopの存在があって、そこから如何に分かりやすくカスタマイズするかと言う指針で開発されていると思う。一方、Picnicは土台となるアプリケーションの存在は感じられずあくまでもゼロから出発している印象を受ける。

もちろんPicnicの中にもPhotoshop的なUIや共通の何かが全く無いわけではないが、photoshopという重厚な土台を持つPhotoshopExpressのそれとは比較にならない。

PhotoshopExpressがPhotoshopというFrameworkを元に
カスタマイズされたアプリケーションとするなら、

Picnicはフルスクラッチでビルドされたアプリケーション
と言えるんじゃあないかな?

両者は共に「エントリーユーザ向け」「ユーザーフレンドリー」に重きをおいているはずだが、アプローチの仕方が全く違う。

そして、我々(というか自分)が日常的に使用しているアプリケーションはPhotoshopであれillustratorであれFlashであれAfterEffectsであれ、ある一つの共通する根幹を持っている。それはもちろんPhotoshopExpressにも受け継がれているが、Picinicにはない。

少なくともPhotoshop6からPCで制作を始めた自分に取って、新しいアプリケーションを習得する際、「Photoshopではココにコレがあるから、コイツにもあるだろう」と思いつつ学んでいくことが出来た。

だから画像処理ソフトでありながら、これらの共通認識(或いは既成概念)から逸脱出来るPicnicは異端の存在としてうつる。
たとえPicinicがプロ向けでなかったとしてもだ。

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