2008年12月 Archives

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FlashDevelop on Mac without VirtualOS!?

まあ、全然動かないんだけど、Mac上でFlashDevelopのネイティブ起動に成功した。

sc_fd_1.png

既にubuntuではこの件に成功しているという話なので、なんとかMacでも出来ないものかと、色々試してようやくここにたどり着いたが、残念ながら起動までで実用できるレベルには至らなかった。

もうちょっと粘ればそれなりに動くと期待したいけど、とりあえず成果報告。

大まかな手順は以下
1.wine インストール
(cf http://www001.upp.so-net.ne.jp/ito-hi/stat/winbugs.html)
2.fink インストール
3.cabexstra インストール
4.winetrick 実行
(cf http://blog.livedoor.jp/highfrontier/archives/51562797.html)
5.wineからflashdevelopインストール
6.wineからflashdevelop起動
7.数分後、落ちる

MIKUInstaller とか CrossOverMacもためしてみたけど、.NET Framewokのインストールがうまく行かずいろいろ試した結果、本家のwineHQをコンパイルしてインストール。

FlashDevelopは動かなかったけど、notepadとかその辺は動作を確認できた。なんとなくだけど、wine環境で.NETは鬼門なんじゃないかと思う。純然たる.NETアプリならmono上での動作が望ましいのかもなあ。

そんなわけで、まだまだVMWareから離れられそうにないなあ。トホホ

FlashDevelop on Mac をちょっとだけ便利にするAS

Macに環境を移行してから一ヶ月少々たちますが、その間、Flex、Textmate、mi、XCode等々いくつかのエディタ/IDEでFlashの開発を試みた。で、その結果は「やっぱFlashDevelopだよな」ということ。

ただやはり仮想環境ではなくOSX上でFlashDevelopを動作させたかった。だからwineやらmonoを試してみたけど、まだまだ時期尚早なようで、結局VMwareに戻ってきました。

そんなわけでそれなりに調子良くFlashDevelopを使ってるんだけど、やはり仮想環境なので若干気になる所がある。メモリリークや起動の遅さは言うまでものないが、特に気になるのが各種ショートカット。

例えばcmd+Tabで次のドキュメントへ移動するが、Macからこれを実行すると「アプリケーションの切り替え」が開くし、cmd+Qでコメントアウトだけど、「アプケーションの終了」だったりする。まあ、ここら辺はVMwareの環境設定でキーボードショートカットやキーボードマッピングを変えてやれば解決可能なんだけど、悩んだのはFlashIDEでのコンパイル。

通常、F6、或はcmd+Enterでファイルを保存してFlashIDEからTestMovieしてくれるんだけど、VMware上にはFlashIDEはないし(インストールしてない)、VMwareからMac上のFlashIDEをコールできない。ここは妥協かなあ〜と思った矢先、AppleScript(AS!)とQuickSilverで解決できる事に気がついた(力技っぽいけど)

具体的にはAppleScriptでFlashIDEをアクティブにしてcmd+Enterを押下するスクリプトを書く。そしてQuickSilverのTriggerに登録してショートカットを「cmd+Enter」とする。さらにscopeを「VMware Fusion」に設定する。これでOK!

*AppleScriptはよくわからないのでAutomatorを使ってコピペ&類推でごまかす。
**QuickSilverは最新版じゃないとscopeが機能しない。

そしてもう一工夫。FlashDevelopはコンパイル前にファイルを自動保存してくれるのでそれにも対応。FlashDevelopの「Save All」はデフォルトでショートカットが割り振られていないのでApplication Files の 「MainMenu.xml」に記載されていSaveAllを探して修正。適当にcontrol+Alt+Sとかを割り当てる。書式は他のコードを見ればわかるはず。

とまあこんな感じでVMware上のFlashDevelopからcmd+Enter一発でコンパイル可能になりました!応用すればFlexSDKでも出来るんじゃないかな。

今日の「AS(AppleScript)

参考 http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-451.html

wonderflスゲエ


けどブログパーツの表示のされ方がちょっと予想外だった。

wonderflスゲエ その2

いや〜wanderflがあっちこっちのブログで喝采を浴びてますね。ほんとにすごいよ。前回「wonderflスゲエ」と書いてみたのはいいけど自分の作品がかなりショボイので、ちょっとDynamicSoundGenerationなやつを投下してみた。

ほんとはイカにも!なブレイクビーツがやりたかったけど、出来上がったのはなんだか体に悪そうなノイズ系。一応音のタイミングだけランダムになってます。その他のパラメータは決めうち。

コードの最後のほうに、正弦波、のこぎり波、三角波、矩形波の処理があります。ここら辺って難しそうだから今までコードに書き起こした事無かったけど、実際に書いてみると案外簡単。もっとも間違って無い保証も無ければ、もっと美しいコードもあり得ると思いますが。

*きんくまデザインさんを参にしました。
http://www.kuma-de.com/blog/?p=80

ごはんとFlashとwonderflの話

ちょっと時間が経っちゃけど、先週「ごはんとFlash暴年会」に行ってきた。スタッフの皆さんおつかれさまでした。

この時期にkayacさんのスタッフが沢山集まるんだから、「wonderfl凄いっすね!」と言うしかないだろうと思っていたら、幸運にもwonderflの発案者の方とお話が出来た。

曰く、
「公開初日にd氏が呟いただけで●万PVに達した」とか
「開発はたった●人でやってる」とか
「企画は合宿で捻りだした」とか
色々面白い話が聞けました。
(伏せ字の所は一応大人の配慮で...)

なんかコーフンして(酔ってた?)たので自分が何をしゃべったのかいまいち覚えてないんだけど、
「いや〜ニコ動とかリードオンリーだったけど、ようやく投稿側の面白さが理解できました」と言ったのは為らざる意見。そろそろ違うプラットホームで制作してみたいな、と考えていたけどwonderflの出現でFlash制作のモチベーションが急上昇してしまった。


個人サイトが表現の場として衰退し、それらのリソースが何かしらのwebサービスに集約・吸収されて久しいが、同じ現象がFlash制作の現場でもおこったんだろうな。しかも「今更」というプリフィックスを携えて。
更に、Flashという技術が先に挙げた集約・吸収のシステム上で重要な役割を担っていた。にも関わらず、それ自身の集約・吸収がこのタイミングって、なんか感じさせますね。歴史のイロニーを。

インターネットはその発端っからクラウド指向だったと思うのですが、ここ2、3年くらいを見てるとかなり中央集権型になってきていると思う。SNSからAppStoreまでそういう文脈でみていいんじゃ無いかと。この傾向はモバイルwebが主流になると更に加速するんだろうな。

と、まあそんな事を考えながら前回のノイズメーカーから少し進歩したドラムンベース(っぽいもの)をリリースしました!

*Forkされた作品のほうが完成度高いです。イカす。

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