珈琲アディクト
仕事に欠かせないものと言えばやはり「音楽」と「珈琲」だと思う。
「音楽」に関しては音量にさえ気をつけていればアニソンをかけていようがノイズをかけていようが長唄だろうが基本的に人畜無害である。
しかし、「珈琲」。これに関しては言わずもがな「カフェイン」が含まれており、カフェイン中毒という恐ろしい事実が存在している。カフェイン中毒がどれくらい恐ろしいかというとこちらを参照されたい。
そんなわけで、ちょっと珈琲を控えようと思い、ハーブティーにすることにした。そもそも珈琲を嗜み始めたのは眠気を覚ますためだったため、もちろんハーブティーにも同じ作用を求た。とりあえず酸っぱいお茶にすれば目が覚めるのではないかと「ローズヒップ」を呑むことにした。
しかし、イマイチ覚醒しない。
そして、紅茶は面白くない。
なにが面白くないのか。それは淹れるという行為、である。茶葉を入れてお湯を注ぎ、しばし待つ。この至極シンプルなフローが実に退屈なのだ。それに引き替え珈琲と来たら、豆が挽枯れていることを前提にしてもペーパーないしはネルに豆を入れ、お湯を注ぎ、しばし蒸らし、それから「のノ字」を描くように泡立たせながらお湯を注ぐ。この泡を眺めるのがまたいい。その他にもサイフォン式やらエスプレッソメーカーやら楽しさ満載のツールがあり退屈することがない。
そんなわけで早々に珈琲に出戻ってまった。ローズヒップはまだ残ってるけどそのうち呑めばいいだろう。当分珈琲中毒でいいと思う。