ごはんとFlashとwonderflの話

ちょっと時間が経っちゃけど、先週「ごはんとFlash暴年会」に行ってきた。スタッフの皆さんおつかれさまでした。

この時期にkayacさんのスタッフが沢山集まるんだから、「wonderfl凄いっすね!」と言うしかないだろうと思っていたら、幸運にもwonderflの発案者の方とお話が出来た。

曰く、
「公開初日にd氏が呟いただけで●万PVに達した」とか
「開発はたった●人でやってる」とか
「企画は合宿で捻りだした」とか
色々面白い話が聞けました。
(伏せ字の所は一応大人の配慮で...)

なんかコーフンして(酔ってた?)たので自分が何をしゃべったのかいまいち覚えてないんだけど、
「いや〜ニコ動とかリードオンリーだったけど、ようやく投稿側の面白さが理解できました」と言ったのは為らざる意見。そろそろ違うプラットホームで制作してみたいな、と考えていたけどwonderflの出現でFlash制作のモチベーションが急上昇してしまった。


個人サイトが表現の場として衰退し、それらのリソースが何かしらのwebサービスに集約・吸収されて久しいが、同じ現象がFlash制作の現場でもおこったんだろうな。しかも「今更」というプリフィックスを携えて。
更に、Flashという技術が先に挙げた集約・吸収のシステム上で重要な役割を担っていた。にも関わらず、それ自身の集約・吸収がこのタイミングって、なんか感じさせますね。歴史のイロニーを。

インターネットはその発端っからクラウド指向だったと思うのですが、ここ2、3年くらいを見てるとかなり中央集権型になってきていると思う。SNSからAppStoreまでそういう文脈でみていいんじゃ無いかと。この傾向はモバイルwebが主流になると更に加速するんだろうな。

と、まあそんな事を考えながら前回のノイズメーカーから少し進歩したドラムンベース(っぽいもの)をリリースしました!

*Forkされた作品のほうが完成度高いです。イカす。

wonderflスゲエ その2

いや〜wanderflがあっちこっちのブログで喝采を浴びてますね。ほんとにすごいよ。前回「wonderflスゲエ」と書いてみたのはいいけど自分の作品がかなりショボイので、ちょっとDynamicSoundGenerationなやつを投下してみた。

ほんとはイカにも!なブレイクビーツがやりたかったけど、出来上がったのはなんだか体に悪そうなノイズ系。一応音のタイミングだけランダムになってます。その他のパラメータは決めうち。

コードの最後のほうに、正弦波、のこぎり波、三角波、矩形波の処理があります。ここら辺って難しそうだから今までコードに書き起こした事無かったけど、実際に書いてみると案外簡単。もっとも間違って無い保証も無ければ、もっと美しいコードもあり得ると思いますが。

*きんくまデザインさんを参にしました。
http://www.kuma-de.com/blog/?p=80

wonderflスゲエ


けどブログパーツの表示のされ方がちょっと予想外だった。

FlashDevelop on Mac をちょっとだけ便利にするAS

Macに環境を移行してから一ヶ月少々たちますが、その間、Flex、Textmate、mi、XCode等々いくつかのエディタ/IDEでFlashの開発を試みた。で、その結果は「やっぱFlashDevelopだよな」ということ。

ただやはり仮想環境ではなくOSX上でFlashDevelopを動作させたかった。だからwineやらmonoを試してみたけど、まだまだ時期尚早なようで、結局VMwareに戻ってきました。

そんなわけでそれなりに調子良くFlashDevelopを使ってるんだけど、やはり仮想環境なので若干気になる所がある。メモリリークや起動の遅さは言うまでものないが、特に気になるのが各種ショートカット。

例えばcmd+Tabで次のドキュメントへ移動するが、Macからこれを実行すると「アプリケーションの切り替え」が開くし、cmd+Qでコメントアウトだけど、「アプケーションの終了」だったりする。まあ、ここら辺はVMwareの環境設定でキーボードショートカットやキーボードマッピングを変えてやれば解決可能なんだけど、悩んだのはFlashIDEでのコンパイル。

通常、F6、或はcmd+Enterでファイルを保存してFlashIDEからTestMovieしてくれるんだけど、VMware上にはFlashIDEはないし(インストールしてない)、VMwareからMac上のFlashIDEをコールできない。ここは妥協かなあ〜と思った矢先、AppleScript(AS!)とQuickSilverで解決できる事に気がついた(力技っぽいけど)

具体的にはAppleScriptでFlashIDEをアクティブにしてcmd+Enterを押下するスクリプトを書く。そしてQuickSilverのTriggerに登録してショートカットを「cmd+Enter」とする。さらにscopeを「VMware Fusion」に設定する。これでOK!

*AppleScriptはよくわからないのでAutomatorを使ってコピペ&類推でごまかす。
**QuickSilverは最新版じゃないとscopeが機能しない。

そしてもう一工夫。FlashDevelopはコンパイル前にファイルを自動保存してくれるのでそれにも対応。FlashDevelopの「Save All」はデフォルトでショートカットが割り振られていないのでApplication Files の 「MainMenu.xml」に記載されていSaveAllを探して修正。適当にcontrol+Alt+Sとかを割り当てる。書式は他のコードを見ればわかるはず。

とまあこんな感じでVMware上のFlashDevelopからcmd+Enter一発でコンパイル可能になりました!応用すればFlexSDKでも出来るんじゃないかな。

今日の「AS(AppleScript)

参考 http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-451.html

FlashDevelop on Mac without VirtualOS!?

まあ、全然動かないんだけど、Mac上でFlashDevelopのネイティブ起動に成功した。

sc_fd_1.png

既にubuntuではこの件に成功しているという話なので、なんとかMacでも出来ないものかと、色々試してようやくここにたどり着いたが、残念ながら起動までで実用できるレベルには至らなかった。

もうちょっと粘ればそれなりに動くと期待したいけど、とりあえず成果報告。

大まかな手順は以下
1.wine インストール
(cf http://www001.upp.so-net.ne.jp/ito-hi/stat/winbugs.html)
2.fink インストール
3.cabexstra インストール
4.winetrick 実行
(cf http://blog.livedoor.jp/highfrontier/archives/51562797.html)
5.wineからflashdevelopインストール
6.wineからflashdevelop起動
7.数分後、落ちる

MIKUInstaller とか CrossOverMacもためしてみたけど、.NET Framewokのインストールがうまく行かずいろいろ試した結果、本家のwineHQをコンパイルしてインストール。

FlashDevelopは動かなかったけど、notepadとかその辺は動作を確認できた。なんとなくだけど、wine環境で.NETは鬼門なんじゃないかと思う。純然たる.NETアプリならmono上での動作が望ましいのかもなあ。

そんなわけで、まだまだVMWareから離れられそうにないなあ。トホホ

Lesson... Max/MSP.

東京芸大の公開講座でMax/MSPの授業を受けてきた。11月1日・2日・3日の三日間、午前10時から午後5時までのみっちり集中講座。

10月に入ってからProcessingとか、Gainerといった、web・Flashから少しずれたメディアとの関わりが続いたけど、このMax/MSPの授業は一連の締めくくりみたいな感じ。あくまで個人的な感傷だけど。明日からはまたAS書きます。ハイ。


で、Max/MSPの話に戻るけど、率直に言ってこれは面白い。波形とかフィルターとかサウンド周りのコアな部分はまだまだわからない事だらけだけど、言語設計や開発手法など、所謂「開発環境」としてMax/MSPは本当に興味深い。

GUIを用いた開発環境はこれまでにも数多くリリースされてきたが、ほとんどの場合、吐き出すソースコードが話にならなかったわけで、成功した事例は殆ど知らない(Dreamweaver ultra developerとか?)。そんな中でMax/MSPは奇跡なんじゃないかと思えるほどよくできている。もちろんMax/MSPは数理的処理が主で、文字処理なんかは不得手だったり、DB処理とかはそもそも存在(ひょとして知らないだけかも)しないので単純に比較できない。とは言え、それでもやはりよくできている。

授業内容は、
一日目にMax/MSPの構文(と呼んでいいと思う)と実際の使用方法の解説。それとサインカーブなど波形データの扱い方とか。
二日目は前日の内容を踏まえつつ、フィルターの掛け方やらパラメータの調整したりで音ネタ作ったりシーケンサー作ったりグラニュアシンセス作ったり。シーケンサとかグラニュアのあたりは追いつくのが必死。
三日目は個人の制作して、講評。講評っていう作品鑑賞スタイルはいいなあ。


ちなみに僕はMBPの内蔵カメラからキャプチャして、jitterで動体検知してサイン波のパラメータをかえたりkickのサイクルをかえたりするものを作りました。「え、そんなの既にFlashで作ってなかったっけ?」と言われそうだけど、同じコンセプトのものを違う言語環境で再構築するとより理解が深まるのである。と言い訳してみる。


個人的には波形データへのフィルタリングをガッツリ理解して自由自在に波形を操れるようになると無敵になれるのではないかと思う。

とりあえず12月にライブやるかもしれないのでそれまでみっちり勉強です。

more.. "Lesson... Max/MSP." »

Gainerで仕事

今月、Gainerデビューしました。しかもいきなりの実案件投入で。

DSC_4321.jpg

どんなもんかというと上記写真のような2chスイッチを備えたデバイス。みていただけると分かるように、筐体内部にGainerを内蔵し、USBケーブルをそのままデバイスに挿せるようにしている。

このデバイス直結USBというパラダイム(そんな大げさなものでもないかな)が自分的にはツボで、とても気に入っている。
当初、スイッチのコードをだら〜と配線して、PCのあたりにGainerを設置してそこまで延ばそうと考えていたが、素材を吟味したりラフスケッチを描いているうちにフトこの事実に気づいた次第だ。

DSC_4336.jpg

その後、筐体の奥行きとブレッドボードの寸法が合わないのでブレッドボードをのこぎりで切ったり、塗装したり(ガンダムマークⅡの機体色)、裏蓋の閉開をスムーズにするためマジックテープを貼付けた。(上記写真でわかるかな?)
最後に底面に滑り止め兼緩衝材用エラストマーを四隅に張り付け完成!



そして出来上がったのがこちらのデバイス。
DSC_4326.jpg


DSC_4333.jpg

いや〜見事にUSBが直結されていますね!

ちなみに筐体周りのアクリルは東急ハンズで購入、スイッチ部の穴あけ加工も同時に依頼。これくらいの規模の制作ならハンズは便利ですね。ホント。

で、このデバイスなんに使うの?って話だけど、イベントのブースでゲームとかに使う感じです。そのゲームとやらも"我が社"で開発しましたが、その話は長くなるのでまた今度。

というわけで我が河童研究所ではデジタルコンテンツの企画・開発・デザインからデバイスまでワンストップで制作できる優秀なスタッフが揃っておりますよ、と。

以上、宣伝でした!

*このエントリーは事実を交えたフィクションです。(特に最後らへん)

「時間の標本 SPECIMEN OF TIME」 展

今週火曜日(2008.10.21)から清澄白河のギャラリー「AMPG」にて開催中の、

「時間の標本 SPECIMEN OF TIME」

でBGM(Background Movie)を担当させていただきました。

DSC_4364.jpg

DSC_4361.jpg


デザインスタジオ DRAFTのアートディレクター、植原亮輔・渡辺良重両氏による企画・制作の珠玉のExibitionです。

この展示のコンセプトをうまく説明するには、僕の文章力では役不足なので是非会場まで足を運んでみてください。沢山の古書と「そこに舞い降りた蝶」が展示された空間をみていただくのがイチバン。

今回僕は3、4枚目の写真にある映像をProcessingでごりごり書きました。これがなかなか厄介で。初Processingでしかも3D、さらに蝶の動きを再現しつつ、もちろん3Dモデリングも。ちょっと一皮むけたかもしれません。

DSC_4360.jpg

DSC_4359.jpg

技術的にチャレンジングで勉強になったんですが、それ以上に業界屈指の一流アートディレクターと一緒に仕事ができたのが何よりの収穫。クオリティの追求の仕方がとか、指示の出し方など本当に参考になりました。


そんな訳でみなさん、是非会場でご覧ください。

会期:2008.10.21 〜 2008.10.30
お問い合わせ:03−5926−3436 AMPG
map

RSS + Contuct

  • rss
  • email

Credit

Copyright (C) 2007 kappa-lab.com.
All Rights Reserved.