Works :

フィジカルコンピューティング本書きました。

「フィジカルコンピューティングを「仕事」にする 」


Wiiやkinect、Arduinoを用いた実験的な作品作りから、実際のクライアントワークに至るまで、フィジカルコンピューティングに関するディープな書籍がワークスコーポレーションさんから出版されます。

豪華執筆陣は下記の通り!

小林茂, 山上健一, 木村秀敬, ソフトディバイス, サイバーエージェント, くるくる研究室, イメージソース/ノングリッド, 面白法人カヤック, チームラボ


でまあ、なんで俺がいんのよって話ですが、ディープな紙面上でひと際ライトな記事を書いてます。「Flashでマイクとかwebカムいじれるよ!」といった内容で、冒頭部分のちょっとした導入みたいな感じです。相撲的には幕内未満かもしれません。(スモウ良く知らないんでスミマセン)

座談会でイアマスの小林さんと初対面を果たしたわけですが、小林さんの発言がアカデミックで非常に面白かった。個人的には色々と足下を見つめ直す機会を得たような気がする。
つまり「本当は『取っ付きやすいインターフェイス至上主義』対して誰かがアンチテーゼを掲げる必要があるんじゃないのか」みたいなメタ認識とか。

こういう「学校の先生からサラっと重要なヒントを得る」といった感覚が凄く久しぶりで、なんとなく帰り道に興奮しました。ま、実際に学校の先生だもんね。

という訳で発売は10/4です。是非、買って読んでね!



Gainerで仕事

今月、Gainerデビューしました。しかもいきなりの実案件投入で。

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どんなもんかというと上記写真のような2chスイッチを備えたデバイス。みていただけると分かるように、筐体内部にGainerを内蔵し、USBケーブルをそのままデバイスに挿せるようにしている。

このデバイス直結USBというパラダイム(そんな大げさなものでもないかな)が自分的にはツボで、とても気に入っている。
当初、スイッチのコードをだら〜と配線して、PCのあたりにGainerを設置してそこまで延ばそうと考えていたが、素材を吟味したりラフスケッチを描いているうちにフトこの事実に気づいた次第だ。

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その後、筐体の奥行きとブレッドボードの寸法が合わないのでブレッドボードをのこぎりで切ったり、塗装したり(ガンダムマークⅡの機体色)、裏蓋の閉開をスムーズにするためマジックテープを貼付けた。(上記写真でわかるかな?)
最後に底面に滑り止め兼緩衝材用エラストマーを四隅に張り付け完成!



そして出来上がったのがこちらのデバイス。
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いや〜見事にUSBが直結されていますね!

ちなみに筐体周りのアクリルは東急ハンズで購入、スイッチ部の穴あけ加工も同時に依頼。これくらいの規模の制作ならハンズは便利ですね。ホント。

で、このデバイスなんに使うの?って話だけど、イベントのブースでゲームとかに使う感じです。そのゲームとやらも"我が社"で開発しましたが、その話は長くなるのでまた今度。

というわけで我が河童研究所ではデジタルコンテンツの企画・開発・デザインからデバイスまでワンストップで制作できる優秀なスタッフが揃っておりますよ、と。

以上、宣伝でした!

*このエントリーは事実を交えたフィクションです。(特に最後らへん)

「時間の標本 SPECIMEN OF TIME」 展

今週火曜日(2008.10.21)から清澄白河のギャラリー「AMPG」にて開催中の、

「時間の標本 SPECIMEN OF TIME」

でBGM(Background Movie)を担当させていただきました。

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デザインスタジオ DRAFTのアートディレクター、植原亮輔・渡辺良重両氏による企画・制作の珠玉のExibitionです。

この展示のコンセプトをうまく説明するには、僕の文章力では役不足なので是非会場まで足を運んでみてください。沢山の古書と「そこに舞い降りた蝶」が展示された空間をみていただくのがイチバン。

今回僕は3、4枚目の写真にある映像をProcessingでごりごり書きました。これがなかなか厄介で。初Processingでしかも3D、さらに蝶の動きを再現しつつ、もちろん3Dモデリングも。ちょっと一皮むけたかもしれません。

DSC_4360.jpg

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技術的にチャレンジングで勉強になったんですが、それ以上に業界屈指の一流アートディレクターと一緒に仕事ができたのが何よりの収穫。クオリティの追求の仕方がとか、指示の出し方など本当に参考になりました。


そんな訳でみなさん、是非会場でご覧ください。

会期:2008.10.21 〜 2008.10.30
お問い合わせ:03−5926−3436 AMPG
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Progression Framework でリビルド

以前に紹介した新鋭舞踏集団、「黒藤院」の公式webサイトをProgression Frameworkでリビルドしてみた。

kokutoh-in.png

黒藤院
http://kokutoh-in.jp/

グローバルナビが5項目だけなので、いまいちディープリンクのありがたみを感じられないのが残念だけど、学習量としてはちょうど良かった。

実際に記述したProgression用のソースコードはグローバルナビへのCastButtonの追加と、各SceneObjectのイベント処理くらい。後はそれによって生じるコンテンツ遷移処理の調整。ものの数時間の工程。

ただ、そこに至る前にAS2をAS3に再コーディング。これが半日くらい。なんかようわからんBugをポツポツつぶす。ちょっとはまったのが、AS2のflaを途中でAS3に変換した際、コンパイルオプションが変更されなかったこと。StrictとかWarningにチェックが入っていなかったので、コンパイル時に検出されずにランタイムでエラーが多発。(flaがvr8だったことも関係があるかも)


その他、SWFObjectを使ったことが無かったので、FullScreenでFlashを表示させる方法が分からずちょっと悩む。色々調べてCSSを下記に改め、解決。
#flashcontent {
 top:0;
 left:0;
 height:100%;
 margin:0;
 background:#FFF;
}

そんな訳で、全体の工数からするとProgressionに費やした工数はあんまり多くないが、逆に言えば簡単な修正でProgressionが利用可能とも言える。既存のflaに対して比較的容易にディープリンクを貼れるという事は強力なアドバンテージだとつくづく感心。

Theatre Musica

sound off を実装しないとな~と言い続けてそろそろ一年が経ちそうな
愛すべきインディーレーベルのwebサイトです。

いっそリニューアルした方が早いかもだけど、結構気に入ってくれているようで嬉しい限り。

theatre_1.png


theatre_1.png

http://www.theatremusica.com/


この手のプロジェクトってギャランティなんて無かったりするんだけど、ついつい手間暇をかけてしまうのは何故だろうか。

黒藤院

新鋭舞踏集団、「黒藤院」の
公式webサイトがリニューアルしたのでお知らせ。

kokutoh-in.png

http://kokutoh-in.jp/

舞踏といえば3,4年前に川崎の岡本太郎美術館で
土方巽の企画展を見た事とがある。
美術館での展覧会なので、パフォーマンスやワークショップは行っていなかったものの、岡本太郎と土方巽と言うマッチングは不思議な魅力だった。

その後、山海塾の方(誰だったかは忘れた)のワークショップに参加した。夕方6時から2時間程度の軽いプログラムだったが、これまた不思議に気持ちよかった。

微妙な因縁を引きずりつつ、このサイトが育っていけばいいと思う。

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