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Flashと新年会

今更ですが新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

地元には元旦から5日まで帰省してたんだけど、新年会やらそれの仕込みやらで忙しかった〜。あんまり正月を休んだ実感なし。

正月中、wonderflしたり、Max/MSP(円高に便乗して購入)をいじくり倒したりしたかったけど、結局2日の夜中までPV3Dで新年会用のスライドショーを作ってました。バージョン1.7のSampleに同梱されているPaperCloudをごにょごにょいじっただけでそんな大層なものでもなく、写真自体がプライベートな感じだったので正直不発。まあいい。次だ次。

こういう極普通の新年会とか結婚式だと、インタラクティブ作品は鑑賞が難しいな〜と改めて実感した。特に、操作を2〜3人以下に限定されてしまうと残りの人たちが置いてけぼりな感じになっちゃって、間延びしてしまう。改善するにはコンテンツの完成度は必須だけど、それに加えてMCというかプレゼン能力が重要な感じ。早い話が喋りを鍛えろ、と。

中途半端にインタラクションを加えるくらいならノンインタラクティブな動画作品の方が遥かに受けるなあ。ProductionPremium買った事だし、AEとPrをがんばろう。未だにVカムもって無いけど。


そうそう、VCamで思い出したけど、新年会当日に来場者を動画撮影して上記スライドショーで再生してみた。しかしこれまた不発気味だった。
具体的には受付を終わった来場者から順路に流れてもらい、定点でメッセージを撮影したが、どうにも盛り上がらない。おそらく三脚にカメラを据え置きにせず、手持ちでスナップショット気分で撮影していたらもうちょっと違う画がとれたと思うが、後の祭りだ。そういえばハーモニー・コリンも三脚を使わない映像集団を作ってた気がするなあ。

新年早々、プライベートワークの独り反省会ってなんかキモイけど、今年が飛躍の年でありますように!(なんだこりゃ)

サブ

ここ最近ぜんぜんBlogを更新してなくて、たまに更新してもFlashまわりの地味なtipsばかりを書いていたら、数少ない非Flasher読者から、「最近たるんでるんじゃないの?」と言われた。

というわけで、初心に帰るつもりで(?)サブカルチャーな話題でも書いてみることにした。

とは言ってみたものの、サブカルチャーっておそらく巷では死語だと思う。僕が高校生くらいのときはそれなりにブランド力のある単語であったがいまや見る影もない(多分)。世間から隔離されたフリーランスFlasherなので、詳細はわからないが、そんなに的外れではないと思う。少なくともイマドキのハイティーン(これも死語かな)が、「サブカル系雑誌のhogehogeがvarで~」と盛り上がることはないだろう。

もうひとつ、サブカルチャーよりさらに死んでいる言葉が思い浮かぶ。「マイブーム」だ。みうらじゅんによる造語として名高い「マイブーム」だが、近年(確か去年だ)なんかの雑誌でみうらじゅんが「マイブーム」とともに取り上げられているのを見て、僕は悶絶しそうになってしまった。おそらくみうらじゅん本人は「マイブーム」を禁句にしているのではないかと勝手に想像するが、親切な編集さんがデカデカと載せてくれたのではないかと思う。「マイブームの産みの親、みうらじゅん」とかって。

その、みうらじゅんだが、月刊チャージャーに登場していた。議題はなんと、、「自慰」である。

ずいぶん長いマクラだったけど、そう、今回の本題は「自慰」についてである。それではまた、来週。

さぶ2

みうらじゅん氏が「自慰」について熱く語っておられたので、「そろそろ何か言っておくか」と思う。前回のエントリーを読んでいない方は唐突過ぎて訳が分からないと思うけど、ワザワザ読んでもらうほどでもないのでこのまま進める。

で、氏曰く「自慰って言うのは、やっぱ秘め事なんだよ。別にオープンである必要はない。秘め事として大いに堪能せよ」である。諸説あると思うが、個人的はそう解釈した。その上で僕の回答は「なるほど、自慰は秘め事だ、だからこそ、秘ざることもまた、一興」である。

そう思うことには理由がある。僕が知りえる中で最高の求道者は、学生時代に諸国を放浪し、ふと立ち寄った海辺の断崖絶壁で秘め事に及んだそうな。エロ本やましてやエロビデオと言ったものは一切なく、最中ずっと水平線の果てを望み、海風に身を任していたそうだ。それはもう、気持ちいいとかいう次元のものではなく、今までに体験したことがない類のものだったそうな。曰く「いや~サーフィンのことをこの世でもっとも官能的なスポーツだって言う人がいるけど、
なんていうか、自分は愛し合ったんだよ。地球と」であった。

彼の言葉はいちいち観念的過ぎてついていけない上に、この年になって同じ真似をすると万が一の場合、社会的窮地に立たされるので実体験をもって検証はできない。しかし、これこそが究極のロハス、或はナチュラリストではないかと思う。(違うか)

そんなわけで、個人的は秘め事であるが故に解放する瞬間にこそ、クリエイティブの彼岸があるのではないかと、強引に結論付けてみる。

また、この話題を世代間に見る性の認識差異としても語れるとは思うが、あくまでも僕は秘め事と解放、そして創造の文脈で語りたいと思う。

 
ところで上記のナチュラリストだが、どこか遠い町でFlash開発などをしているらしい。

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