2008年2月 Archives

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Affiliater on TV

今日の戯れ言。

中学生の頃、テレビの深夜枠で「電波少年」がやっていた。ヒッチハイクで大陸横断したり、懸賞だけで生活したり、カッパ騒動を引き起こして打ち切られたりしたアレだ。

僕は全然見ていなかったが、仲の良い友達が懸賞生活をする「ナスビ」について熱く語っていた。一応説明すると、ワンルームアパートに何もない状態で、必要なものは全て、衣類から食料までを懸賞で手に入れて生活する、という主旨だったと記憶している。

視聴率はそこそこ良かったみたいだけど、現在のインターネットありきの社会から見ると随分と非効率的な生活をしていると感じる。葉書と切手の代金を考えると、サクっと回線を開いてPC一台でアフィリエイトした方が遙かに効率が良い。仮に一日100通の懸賞に応募したとすれば、(葉書(¥50)+切手(¥50))X100=¥10,000 くらい。一番安いPCが¥30,000くらいとして回線が月額¥5,000だとすればひと月に30万円もかかる懸賞生活より断然効率がいい。

で、Blogでも書いてTVで流せば確実にトラフィックは稼げるだろうから、いともたやすく生活費は稼ぎ出せると思う。多分儲かりすぎて、利益分を「恵まれない人に募金」しなければならなくなるんじゃないかな。

問題は簡単すぎてTVとして盛り上がらないかもしれないが、そもそも最近のTVなんて全然盛り上がってないのでどうでも良い(というかTV見てない)。もう一つはそういうアフィリエイトの利用が規定に引っかからないかと思うけど、どうなんでしょうか。

おそらく同じ事を考え人は今までにゴマンといるだろうけど、要はネットの発達で色んな収入方法が産まれたんだと今更に感心した。

1月のリザルト報告

2008年も早ひと月が経ちました。
まったく早いもんだ。

今年の書き初めに抱負を書いていたけど、実はその目標値をたったひと月でクリアしてしまった。

書き初め

それはさておき、今年のmemo.kappa-labの豊富を語っておきます。
まず月間PV
2000pv/m
次に月間ユニークユーザ
1000u/m

と誤字混じりの文章で宣言していたら、驚いたことにあっと今に達成してしまった。で、そのリザルトが以下。

1月のトラフィック(googleAnalytics)

月間PV
2,020pv/m
月間ユニークユーザ
406u/m
セッション
1,277s/m

前月比で2倍近い成長率ということになるんだけど、どうやらリピータの獲得に成功している様子。その証拠に新規セション率が30%弱とかなり低い。勝手な解釈ではユーザーが「このエントリは有益だからもっかい見てやるか」と戻ってきてくれているのではないかと...RSSリーダやブックマークへの登録も徐々にだが確実に増えてるみたいだし。

後はこの成長率を如何に維持するかが問題になりそうだ。


ところでこのBlogの常連さんはFlash関連のネタを中心に読んでいただいてるんだと推測できるが、実はトラフィックナンバー1のエントリーはFlash関連ではなく、Subversion関連のエントリーだ。しかもこのエントリの単独トップはエントリーをポストした2007年6月以来8ヶ月連続でキープしている。なんか凄いけどその辺の解析はまた今度。

Papervision3D...?

2年前くらいに自作の3Dクラスでちょこっと3Dを作ってみた。

その恥ずかしい残骸

Javaの3D入門書みたいなのを読んで、Javaの3DライブラリをAS2に移植しようかと考えていたが、結局は4,5個の行列計算をするクラスを作っただけで3Dから遠ざかってしまった。

で、最近になって漸くPV3Dをちょこっと触ってみたところ、なかなかイイカンジ。シンプルで割と理解しやすい。少なくともPOPFORGEよりは取っつきやすい。POPFORGEはある程度音楽プログラミングの基礎がいるが、その基礎を学習する教材があまり豊富ではない。一方、3Dとなるとわんさか教材があるのがステキだ。

ただ、個人的にはあまり3Dライブラリにハマりたくはない。

fladdictさんも言ってたけど、「どんなけ3Dですっごいことやっても、PS3とかXbox360には敵わない」というのが大方の理由。

そして、もう一つ。次期Flash、vr10にはZ軸がサポートされるという話がある。AdobeMAX2007でもアナウンスされていたけど、そうなるとAdobe謹製の3Dライブラリがリリースされちまうかもしれないわけで、PV3Dの学習コストが全くの無駄になる可能性も高い。as3corelibやAdobeのブログを追っかけているとある程度未来の予測も立つかもしれないので、慎重に時間投資をしたほうが吉。と思う。


ちなみに3Dの基礎、ワールド座標やスクリーン座標なんかを勉強するのにこの本はなかなか良かった。

One good a day

ちょっと善いことをしました。

本日はミーティングの帰りに本屋に寄った。本屋と言ってもビックカメラの書籍フロアだ。つくづく本屋ボキャブラリーが貧困だが、それはともかく、テクスチャ素材を探すためwebデザインのコーナーを立ち読みしていた。

テクスチャ素材を探すつもりが、ついついwebアクセシビリティとかワークフローに手が伸びてしまい、そのままタラタラ読んでいると、隣で同じように書籍を選んでいた女性がビックの店員に質問をした。本に目を落としたまま会話を聞いているとその女性はwebディレクションやマネジメントと言った、所謂「上流工程」の書籍を探していることが分かった。

しかし悲しいかなビックの店員が選んだ書籍は「入門HTML+CSS」みたいな下流工程の書籍。それは違うだろうと思いつつ静観していると今度は「webデザインレイアウト」みたいな書籍を選択。それも違うだろと思っていたが、その後もいっこうに店員はベストセレクションを選び出すことはなく、時間ばかりが過ぎてしまった。

そのころ、自分はもう手元の本に集中できなくなっていた。なぜなら、さっきからずっと自分の右手上段には「web構築ワークフロー」とか「web構築マネジメント」みたいな書籍があるのだ。おそらくこのフロアで最もニーズに合っている書籍棚だ。しかし店員がこの調子ではきっとこの書籍にたどり着くことはないだろう。だが、いささかタイミングを逃したか一声かける瞬間を逸してしまった感もある。

声をかけるべきか否かで、一人悶々と悩んだあげく、ここでイモを引くと絶対に後味が悪い! と判断した自分は漸く一声「これなんかどうですか?」と右手上段から一冊を選んで手渡してみた。

結果、大変(と言うほどでもなく、そこそこ)喜んでいただいて、女性の関わっているプロジェクトの話なんかをした後、名刺を交換して分かれた。

いや~、やっぱ善いことはすると相手も自分も嬉しいね。

唯一残念なことは渡した名刺のメールアドレスが間違っていたことだ。とほほ。
(kappa-labがkapp-labになっていた。もしこれを読んでいたら訂正していただけるとウレシイ..)


*One good a day
 (訳:一日一善 translate by エキサイト ...多分こんな英文は存在しない

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恥知らず。

吉本興業GDHがネット上のコンテンツの扱いについて前向きかつ建設的にビジネスモデルの模索をしている。こういうのを見ていると、つくづくまともな見識をもった企業がいてよかったと思えるんだ。

となると、私的録音委員会で議論していた企業側や自称権利者側が、何故あそこまで後ろ向きかつ非建設的な意見を恥じることなく主張できるのかが、まったく不思議だ。


まさしく「恥を知れ」と。


彼らの何が恥知らずなのか。
それは彼らが本質的に中間業者にすぎず、中間マージンをピンハネすることで、利ザヤを稼いでいたにもかかわらず、それが叶わないと見るや必死で抵抗していることだ。


オオカミは生きろ。

ブタも戦え。

Spidy3

Spidy3はAS3で動作するネットワーク系クラスライブラリ。さしずめweb上を迅速に動き回るクモと言ったところ。




と言うのは大嘘で、「スパイダーマン3」を見たぜ。と言うただのメモ。




キャッチに「今度の敵は自分」とか書いてあったけど、いまいちなコピーです。どっかのブログに「自分となんか戦ってねえよ」と書いてあったけど、これは最もな意見。

だって、この映画は「自分の中のダークサイドと如何に戦い、そして勝利するか」という文脈では語られていないからだ。あくまでもこの映画、というかサムライミは「自分の過ちやダークサイドを如何に受け入れて、そして許すことができるのか」を語っているのだ。そして同時に「他者の過ちやダークサイドを如何に受け入れて、そして許すことができるのか」についてもだ。

作中に出てくる悪役「ベノム」が、人間のダークサイドを引き出し暴走させる、みたいなキャラだったので、コイツと主人公のピーター・パーカーががっぷり四つで戦い、そしてピーターは勝利し、人間的にも成長する。みたいな展開を予想、かつ期待していた観客にとっては肩すかしだったかもしれない。

けどサムライミはそんな撮り方はしていなくて、「ベノム」はとりあえずファンサービスの為に突っ込んだだけで、最も重要なのは、ピーターの 叔父を殺害してしまった「サンドマン」とピーターによって父を殺害されたと勘違いしている「オズボーンJr」なのだ。

作中にずっと「父(或いは父的存在)の死」というキーワードがついて回るある辺りにジューイッシュであるサムライミの「何か」を感じますね。(感じないか)

淀川長二曰く*、この映画で最も重要なメッセージは「銃を捨てて、家に帰れ」という台詞だが、9.11の翌年に一本目が公開され、イラク派兵を経て二本目、そしてフセインの極刑の翌年に三本目が公開されたこの三部作を俯瞰すると実に説得力のある台詞なのだ。


サムライムは4作目について「言いたいことがなければ撮らない」と言っているが、
果たして同じ言葉を繰り返さないでいられるだろうか。


* もちろん、ジョークすっよ。念のため

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デザイナーが学ばなければならない常識について。

20080207ComicTOILETPaper01.jpg

お土産トイレットペーパー。

学生時代に、とあるデザインスタジオのボスが語ってくれたありがたいお話し。

ボスは少年の頃から漫画家を目指していた*そうで、手塚治虫氏とも交流があったそうな。当時、ボスが漫画家になるべく修行していた頃は、手塚治虫氏と言えば大御所中の大御所、大先生中の大先生、まさに漫画の神だった。(今でもそう呼ばれてるけど)

ボスは手塚治虫氏の没後、1994年に開館した宝塚市立手塚治虫記念館のオープニングセレモニーに呼ばれた。もちろんそこには大勢の漫画作家や編集者など漫画界のそうそうたる顔ぶれがズラリ。そしていざボスが奥へと歩みを進めると、そこには床一面に手塚”大先生”治虫氏の自画像**が!


ボスはそれ以上歩みを進めることは出来なかった。
漫画の神、手塚治虫の顔を足蹴にすることなど出来るわけがないからだ。

更にそれはボスだけでなく、その他の来賓に至ってもその自画像より奥には歩みを進めることはなかったらしい。

ボス曰く「デザイナーが、一般的な常識で考えれば、人の顔を踏みつけるような状況は避けられるはずだ」と。彼は、デザイナーは何よりもまず地に足をつけてよく考えろと繰り返し語っていた。

このトイレットペーパが使われずに飾られていることを願いたい。


*何故漫画家からデザイナーになったのかは話の腰が折れるので割愛。
**自画像じゃなかったかも。ただし手塚氏のキャラクターであることにまちがいはない。

AIR以前のFlashデスクトップアプリ「SWF Studio」

ひょんなことから、AIR以前にFlashデスクトップアプリを構築するツールがリリースされていたことを知った。(これは本当

その名は「SWF Studio

現在、vr3。プロダクトなので、$299。一応トライアルもあって、APIや機能はフルスペックで使えるけど、何かしらの制限つき。動作環境はwindowsのみ(コンパイルした.exeもwindowsでのみ動作)。

で、何ができるかというと下記のような感じ。

  • AIRを使わずFlashベースのデスクトップアプリが作れる
  • ローカルファイルの保存、書き込み、読み書きができる
  • データベースにアクセスできる
  • ジョイスティックが使える
  • e-mail送信ができる
  • HTTP,FTP,TCP,UDP等ネットワーク処理ができる
  • MIDIが使える
  • スクリーンセーバーが作れる
  • 上記をActionScript2で開発できる

という感じでいろいろできるみたいです。この中でも特筆すべきはAS2で開発可能ってことで、これはAIRと同等のFlashデスクトップアプリをAS2で構築できるってこと。

開発の流れは下記のような感じ。

  1. AS2でFlashを制作、必要なSWFStduioのAPIを含める
  2. .swfファイルを書き出す
  3. SWFStudioで.swfファイルを読み込んでexeを生成

AIRが正式リリースされようとしている中で、どこまで必要とされるかは疑問だけど、FlashデスクトップアプリやりたいけどAS3勉強したくない、とかAS3を使わせてくれない環境で役に立つのかも。


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Papervision3D2.0がリリースされていた。

あまりハマらずに、ほどよい距離感でつきあっていきたいPV3Dだけど、そんな事を言っていると知らない間にvr2.0が出ていたみたいだ。

2007年12月5日に初めてSVNにコミットしたみたいで、その後もかなり精力的にupdateしている様子。

そんなことも全然知らずにテキトーにvr1.7をチェックアウトしていた自分がなんだか情けない。もちろんvr2.0はAlphaでvr1.7の方が安定しているのだから、vr1.7環境を使うことに問題はないんだけど、何も気がつかなかったって事がトホホ。

PV3Dの公式ブログを読んでいれば動向に気がつくのかもしれないけど、それ以上にgoogleCodeのSVNリポジトリが無秩序なんじゃないかと思う。brancheとかtagとかフォルダがあるにもかかわらず、誰も使ってないのだよ。もちろん使わなければならない規則はないんだけど、trunkの中にbrancheがあったりしてわけわかんねえよ!

っと思うんだけど他の人はどうなんだろ。

とりあえず、PapervisionもPOPFORGEもTweenerも、そしてAdobeCorelibまでもそんな感じ。
(Adobeに関してはしょうがないか?)

ま、でも無償でこんな凄いことをやっていただいていただいてるんだから文句を言ったら罰が当たるぜ。

MT4でカテゴリーを好きな順に並び替え

これ、すっごいお役立ち

http://www.h-fj.com/blog/archives/2007/08/28-114447.php

MT3.xの時はcutfirstchar.plが有名だったけど、MT4ではパワーアップしてSortCatFldとなったみたいです。

今のところ自分のブログに導入するつもりはないけど、クライアントワークでMTを使う場合はかなり強力なツールになりそう。MT3.xの時はカテゴリに連番を振るってやり方だったけど、SortCatFldなら、GUIベースで作業出来てしまうところがすっごい。

なんか自分も人の役に立つモノ造りせんとあかんな。

Colin Moock Tour in Germany

今年の1月15日に日本で開催されたColin Moock のActionScript3 Tour が2月20日にドイツで開催される。

andré michelleさんのBlogに書かれていた。

ざっくり意訳すると「Colin MoockがAS3とAIRの話をしにくるぜ!しかも無料で!絶対見逃すなよ!!」みたいな感じ。でもandré michelleと言えばPOPFORGEを開発したスーパーコーダな訳で、参加する意義はあんまりないんじゃないかと思う。あり得るとしたら招待者としてかな。

フリークとしてはCollinMoockの講演をandré michelleがどう思ったのかをBlogに書いてくれたら凄く面白いけど、まあないだろうな。

「onSoundComplete」の静かなる死

10年スパンで考えると新しいプログラミング言語を学習するより英語を学習した方が良いのかな、と思う今日この頃。そしたら一層その思いを強くさせる出来事が起きた。

事の発端はAS”スーパー”コーダのandré michelleの"The silent death of onSoundComplete event - a petition"というエントリ。もうふた月以上も前のエントリにもかかわらず、あまりの長文ぶりに尻込んでスルーしていたら、実は結構重大な内容で、「onSoundCompleteが使えなくなってしまってるぜ!」とのこと。

しかも始末の悪いことにその内容(の一部)を知ったのが、原典からでなく他のサイト(trick7さん)からと言うところ。そのエントリを読んだ瞬間大いに焦ってしまった。「Adobeの公式見解なの?」とか「原典どこだ?」とか焦ってるとコメント覧に自分がスルーしていたエントリのリンクが。

そんな訳で漸く原典を読むに至った。
なんか30分くらいかかった気がするけどだいたいのニュアンスはこんな感じかな?

  • オレが初めてonSoundCompleteに出会ったのはFlashMXの時さ。何処かは言えないけどね。
  • そんときゃあんまり良くなかったけど、Macromediaったら聞き入れてくれなかったんだ。
  • 以来、Macromediaはミュージシャンから総スカンさ。
  • 初めてのhackはFrank Baumgartnerのoffsetを使ったヤツで、こいつはクールだった。
  • 2005年、Flash8が出て、32(ビット?)ステレオチャンネルが使えるようになったんだ。
  • ところがonSoundCompleteは以前に増して不安定になっちまった。
  • ただ、まだ使うことは出来たんだ。
  • Flash9でちょっとしたメソッドが追加された。それによってオレのFlashライフは一変した。
  • そいつは”Loader.loadBytes”だ!
  • 数々のテストの末、任意のamplitudesを含んだ動的なaudio streamの生成に成功したんだ!
  • コイツはすっげー可能性さ!ひとつのダークサイドを孕んだ、な。
  • 全ては'SOUND_COMPLETE’ と名を変えたイベントに強烈に依存していたんだ。
  • このhackでは揺るぎないタイマーが不可欠なんだ。
  • だが不幸なことにonSoundCompleteは優先度を失って、ますます不安定になるばかりさ。
  • 4サイクルのバッファを使う事で安定性を高めたけど、latency を増加させてしまうんだ。
  • でも、もうこれ以上悪くはならないぜ?
  • WindowsVistaでは完全にonSoundCompleteはコントロール出来ないからな!!
  • FlashPlayerのマイナーアップデートで修正されたかに見えたが、その後 またもやダメになっちまった。
  • 今後どんなマイナーアップデートでもonSoundCompleteは死んだままかもしれない。
  • その時オレは、Adobeと彼らの利害に依存してるって事がイヤになってしまった。
  • AdobeはオレたちにFlashで”Rich Internet Application”を作ってくれと言ってる。
  • オレ達は作ったさ!壮大なAudio Applicationを!!
  • このアプリは彼らの戦略に完全にマッチしているんだ。
  • だからみんな、オレにちょっとだけ力を分けてくれ!
  • 次のマイナーリリースでFIXしてくれって、ココに書いて欲しいんだ。
  • オレは分かってる、みんながオレ達の新しい”Rich Internet Application”を心待ちにしている事を。
  • そして数多のAudio Applicationの後押しをしてくれるって事をさ。
  • 音造りはサイコーにクールなんだ!3Dなんかより全然だ!!


andré michelle氏はドイツ人なのでこんな一昔前のアメリカ人ロックミュージシャンみたいな口調じゃ無いと思うけどだいたいこんな感じ。

個人的には、「音造りの方が3Dなんかよりサイコーにクールだぜ!」っていうandré michelle氏のはっちゃけぶりに目頭を熱くせずにはいられない。皆さんも是非コメント覧にAdobeへの署名を書き込んで欲しい。


ところでandré michelleは多分テクノ好きだろうからピエール瀧っぽく書くべきだったかな?
「墓場鬼太郎」 よかったね。


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MT4.1 install on windows

MT4.1にupdateしたよ。
といってもこのブログではなく、ローカルPC(テスト用)と別プロジェクトのサーバ(本番)に。

本番サーバはすんなりUpdate出来たのにローカルPCはActivePerlがUpdate中にハングしてしまうので一度ディインストしてから最新版をインストールしてみると動いた。

ActivePerl-5.8.8.822
から
ActivePerl-5.10.0.1002
に移行。
ActivePerl-5.10.0.1002のageが浅かったのでやや不安だったけどインストールには影響はなかった。今後もMTの動作だけなら大丈夫だろ。

MT4.1の一番の目玉はなんと言っても「カスタムフィールドの追加」
エントリーからカテゴリー、その他諸々のデータに任意のフィールドを追加可能で、もちろんGUIベースで管理が出来る。これでMTをCMSとして導入する時のhackがかなり不要になる。仕様も大幅に自由度が高まりそう。やっぱ5万で十分に元取れるでしょう。

トラフィックから見るアウトプットの効果とモチベーション

ブログを書くという行為も当然アウトプットだけど、あまり積極的なアウトプットでは無いような気がしてきた。

では積極的なアウトプットとは何か?

多分それは何でもヨイから作品とか成果物を出すことだと思う。
このブログに限定して言えばActionScriptのスパゲティコードだったりバッドティプスの応酬がそれに当たるのかもしれない。その基準から言えば当然このエントリも積極的なアウトプットには属さない。

今月に入って、エントリをポストするペースは衰えていないものの、成果物を全然出してこなかった。するとどうなったかと言うと、トラフィックが激減とまでは言わないまでも微減してしまった。成長率は依然上向きだけど、それも鈍化する一方だ。

当たり前だけど、成果物を含めたエントリは成果物へのリンクが発生するわけで、ページ遷移が生じてトラフィックが伸びる。成果物の無いエントリに比べて最大で2倍、平均して1.5倍程度トラフィックが増加する。そこからモチベーションが刺激されるとトータルの自分内経済波及効果は計り知れない(かも)。

最近クライアントワークでMTやらCSSコーディングがメイン作業なので、あんまりアウトプットが出来ないんだよな、、、とかサブイ言い訳はしないでおこう。

PV3Dちょいめも。

とりあえずPapervision3Dを触ってみた。

3次元空間内の平面上でマウスストーカーみたいな実装をしたくて色々試してみたところ2つほどひっかかったのでメモ。

  1. 平面を傾けると予想外のレンダリングになる
  2. 平面を傾けると予想外の位置でマウスストーカーが隠れる

サンプルはこちら

今のところ1番目は解決できた。2番目はまだ。

一番目に関してはPlaneインスタンスを生成するときのsegmentsW,segmentsHパラメータの数値を大きくすれば解決出来る。ちゃんとドキュメントを読んでいないけど、レンダリングするときの元画像のサンプリングレートみたいな扱いなのかな?

plane = new Plane(material, 1000, 1000,8)
/*第四引数に4以上の数値を与えておくと良さそう
*segmentsHを省略した場合は自動的にsegmentsWと同数になる
*/

修正後はこちら
ちなみにデフォルトは1で、その場合は初めのサンプルどおり。

2番目はワールド座標でY座標の値が原点より大きくなると、グリッドの背面にマウスストーカーが移動してしまう状態。このサンプルでは、グリッドとストーカーはXY平面上に存在していて、カメラの位置とアングルでそれらを水平に見せかけているだけ。だからZ軸上の移動は発生していないはずなので、ストーカーがグリッドの背面に移動してしまう理由が不明。多分自分がとんでもない勘違いをしている可能性が高い。

3Dって頭の体操をしてる感じでやっぱり面白いな。

や、あくまで Making music is cool! Much cooler than 3D だけどね。

まだくたばっちゃいないぜ onSoundComplete was "Resolve"

静かなる死を迎えようとしていた"SOUND_COMPLETE"イベントが復活しようとしているらしい。
andré michelle のエントリーに書き込みがあったのは2月の14日。

どういう事かというと、
http://bugs.adobe.com/jira/browse/ASC-3111と言うページの、SOUND_COMPLETEイベントのBugFixステータスが"Resolved"になったと言うこと。あいかわらずプライオリティは低いままだけど、少なくともやる気にはなったみたい。

ただ、いつまでに修正されるのか、どの程度安定するのかはサッパリ。

BlueRayもHD-DVDも消えるんだろ?

東芝がHD-DVDからの撤退を表明した。主要なニュースサイトを見ているとそれなりに扱いが大きいが、IT系のメディアはそんなに大きく取り上げていないような気がする。一応CnetやItmediaでトップに出てきているけど、トラックバックの量とか盛り上がり方はいまいち。

それはなぜか。

本当はみんな、物理ディスクメディアの動向に興味になんてないからだ。と思う。
少なくともある程度ネットに関心を持ちつつ、それなりに使いこなしている層の人々は、物理メディアの終焉は近く、同時にネットワークによる映像コンテンツ配信がやってくることを肌で感じているからじゃないだろうか。すでに物理メディアなんて時代の徒花にすぎないのかもしれない。

件のニュースを見ても「東芝の撤退」と報じられていることがあっても「ソニーの勝利」を報じるところは少ない。VHS対ベータの時代には産まれていなかったけど、その時代なら、「ソニーの勝利」は「東芝の撤退」と共に報じられたのではないかと思う。ソニーの勝ち鬨が聞こえてこないと言うことは、この泥仕合に勝者は不在ということだ。いや、むしろ両者とも敗者と言った方が正しい気がする。

彼ら両者共に敗者だとすれば、果たして誰に負けたのか。それは物理メディアではないネットワーク配信形の「来たるべき未来」に負けたのだと思う。老兵は去るのみだ。

そう考えると、東芝はソニーとの競争に負けて撤退したというより(もちろんそれもあるけど)、この業界を見限って、「来たるべき未来」に備える道を選択したのかもしれない。

一方、泥仕合にうっかり勝利してしまったソニーの行く末は悲惨だ。本当は満身創痍なのにこれから延々と戦い続けなければならないのだ。具体的な対戦相手はすぐにAppleが思いつくが、到底叶う相手じゃないだろう。

HD-DVDを購入した消費者は気の毒だが、
本当に貧乏くじを引いたのは、ソニーかもしれない。

PV3Dでマウスストーカーの習作

HalloWorldと同じくらいプログラミング初心者が頻繁に実装する定石、「マウスストーカー」をPV3Dでやってみた。

http://memo.kappa-lab.com/samples/Mouse3D_Arrow.html
mouse3d_arrow.png

相変わらず、原点より上部(見た目は遠方)に移動すると背面にマウスストーカーが移動してしまうが、あんまり気にせずに作ってみた。(この件はPV3D1.7のバグかもね)

作ってみた感想は、、「非常にヨイ!!」
なんかヒラヒラと魚が泳いでるみたいで、これはいいなあ~。2Dのマウスストーカーよりプリミティブな感動を味わうことが出来るんじゃないかと思う。

サンプルコード

GoogleAnalyticsが不安定、な気がする

昨日の16時以降のトラッキングがかなり少なく、サーバーに設置しているアクセス解析の20%くらいの数値にとどまっている。

サーバにおいているトラッキングツールはw3aってヤツで、javascriptでトラッキングをするという点でGoogleAnalytics(以下GA)と同じ。noscriptにはダミーイメージを読み込ませて部分的なトラッキングを補完することが出来るので、javascriptオフのユーザもページビューくらいは読める。ボットやクローラーもトラフィックに含めてしまうのでGAよりも数値が大きくなるのが常だが、それにしても10:2という差に関してはGAの不調を疑ってしまう。

Adsenseの表示回数と見比べてもかなりの差分があって、これはもうどう考えてもGAのトラッキングエラーじゃないかと思う。

しかもひと月に2度くらい同じ現象が起きている感じ。

それと、ga.jsになってからのような気がするけどユニークユーザの数値が不可解。今月の値が172とかなり低い。
日毎平均58、合計1220となっているので172人のユーザーが今月平均7日以上サイトを見に来てくれてるって事になる。

もしラーメン屋だったとしたら、1日平均60人弱の来店があり、20日間で述べ1200人、実際のお客は180人くらいとなる。
(計算し易いようにざっくり数値を整えた)
となると平均して3日に一度はラーメンを食べに来てくれる常連さんを抱えた旨いラーメン屋って事になるけど、本当にそうなんだろうか。今年に入って、ユニークユーザーは下降の一途をたどっているけど、通好みのラーメンばっかで一見さんの獲得に失敗してるのかもしれない。GAのデータを信用するとかなりこの傾向が強い。


ところで常連さんはひと月に10食もラーメンを食ってメタボリックにならないだろうか。ヘルシーなラーメンも考えないとな。

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ケータイWEBばっかり見てるとアホになる、かも。

こどものころ、「テレビばっかり見てるとアホになるで」と大人達がよく言っていた気がする。しかし、悲しいかな我が家にテレビは無かった。周りのヤツらは「一日にXX分だけ」とか「XXの番組だけ」とか制限されつつも、当時最高の娯楽であったテレビにかじりついていた。果たして彼らと自分にどれくらいアホの差が発生したのか、知るすべはないが多分大差は無いだろう。

高校3年の時、iMacがやってきてパソコンとWEBの世界が同時に開いた。Adobeのページミルとかネットスケープコンポーザーとかを使ってgeocitiesに恥ずかしいサイトをぶちまけていた。

ちょうどそのころ受験期だったこともあって、論作文をいろいろ書いて添削を貰っていた。詳しい内容は忘れてしまったが、その中に「次の文章『インターネットの発展』を読んであなたの考えを述べなさい」みたいな出題があった。『インターネットの発展』の内容はWEBへの賞賛と過度の期待に満ちあふれていて、ゲップが出そうなものだった。こうなると理由無く反抗したくなる年頃だったものので、イキオイ「インターネットなんていずれテレビ同様に『ネットばっかり見てるとアホになる』と言われちまうぜ!」と書いてしまった。


それから、10年。
は、まだ経っていないがwebはアホメディアになってしまっただろうか。


おそらくそれは否だ。理由は色々あるが、WEBがアホメディアに堕ちないで保てるのは検索技術に依って特定のコンテンツに直接手が届くからだと思う。

テレビがアホメディアに見えるのは、全てのコンテンツがアホな訳ではなく、少数の非アホコンテンツを多数のアホコンテンツがスポイルしてしまっているからだ。個人的に「WEBは、アホコンテンツがテレビと同様に無数に存在しているが、それらのノイズを排除して必要なコンテンツにリーチし易い」という特性とそれを使うテクニックによって、非アホメディアで有り続けられる、と考えている。


そして、もしこの仮説が正しいとすれば検索とそのテクニックが保証されない場合、WEBがアホメディア化することを意味する。そう考えるとケータイWEBはかなり危うい。PCと同質のユーザビリティを確保した検索システム(UIを含めて)を構築するはかなり骨が折れるだろう。しかし此なしではケータイWEBの将来は暗い。万一、検索不在のままケータイがPCを駆逐し、WEBへのプライマリゲートウェイになってしまった日にはWEBのアホメディア化は致命的だ。

ケータイのフィルタリングを巡る推進派の意見はひょっとして「ケータイWEBばっかり見てるとアホになるで」というオヤジの小言みたいなものが本質かもしれない。

MT4.1:カスタムフィールドのメモ

MT4.1の新機能、「カスタムフィールド」でややハマッてしまったので簡易メモ。

ココに公式マニュアルが掲載されているので、そちらもご参考に。
custom_fields-01.png

カスタムフィールドの追加は簡単にできるんだけど、フィールドのデータを各エントリーやカテゴリーに持たせるためには該当のエントリーやカテゴリーを「変更を保存」してやらなければならない。

つまり、既存のカテゴリーが10項目ある状態で、新規カスタムフィールドを設定した場合、10項目全てのカテゴリー編集画面に行って、「変更を保存」をする必要がある。

新規カスタムフィールドを設定する際、デフォルト値を指定することも出来る。そうすると自動的に編画面内にカスタムフィールドが表示され、デフォルト値が確認出来るが、ここで終わりじゃない。きちんと「変更を保存」を押さないと何の役にもたたない。

そんなわけで今日は50項目あるカテゴリを全部「変更を保存」させられてしまった。

これって、仕様かもしれないけどバグかと思った。というかバグのレベルじゃないのかな?リリースされたところだし、他に方法があるかもしれないのでまあいいか。

TENORI-ON the Bjork

2/22 武道館 ビョークライブに書いてあるんだけど、ビョークはこのライブでもTENORI-ONを使ってたらしい。本人もかなりお気に入りらしくTENORI-ONを発売とほぼ同時に大人買いしていたそうな。

ライブ、行きたかったなあ。Bjorkも良いけどTENORI-ONも聴きたかった。

Bjorkみたいなアーティストに絶賛されるようなプロダクトを作るって、本当に凄いけど開発者でメディアアーティストの岩井さんがとっても自然体なところが凄くいい。と思う。

上記ブログの何処かにyoutubeに流出したビョークのライブ映像へのリンクがあったけど、それにもTENORI-ONをライブで使用している様子が収録されていた。まだyoutube上に存在しているのか分からないけど圧巻だった。

AKIRAが実写化されるそうな

動画:実写版『AKIRA』監督による短編アニメ作品

大友克洋の「AKIRA」が実写化される。しかも発起人はレオナルド・ディカプリオ。ディカプーだよ。不吉な香りがぷんぷん漂う。

舞台はやっぱりトーキョーからマンハッタンに移転してしまうそうだけど、なんでそういう地理的な設定の変更という「田舎者根性」丸出しの変更をしてしまうのかが理解できない。設定変更に斬新さがマルでないじゃないか。

AIR 1.0 Release!!

先日25日、遂にAIR1.0がリリースされたらしい。akihiro kamijoさんのブログで知った。

Adobeのサイトでもリリースを出している。

なのに、周囲の静けさはなんだ?今のところニュースサイトとかブログで大々的に取り上げている記事なりエントリーなりに遭遇したことが無いんだけど、このままスルーされていまうのかしら。


AS3の時も基本的な仕様は正式リリースの前にブロガーに書き尽くされてしまったけど、今回も同じなのかな?そうするとベータ版の段階で、既にtipsやら導入方法なんかを特集してしまったので、ニュースにするネタに乏しいのかもしれない。

ただ、個人的にはmixiのFlash関連コミュとかで質問やトピックを見かけなくなって久しい。
やっぱFlashって落ち目なんじゃないかと心配だ。

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