Ginza

僕が初めて中村勇吾氏の作品を目にしたのは、まだ増刊号だったWebDesigning誌の記事からだった。多分大学の一年生とか二年生だったとおもう。

(どうでも良いけど関西圏では一年生ではなく、一回生というように n回生と言う)

初めてみたその時、「なんでアニメーションGIFがこんな複雑怪奇な動きをするんだ?」と思った。そして「よし、自分も頑張ってアニメーションGIFを作るぜ!」と決心した。それ以来、ずっとアニメーションGIFを作っている。

と、まあそれは冗談だけど、程なくして「Flash」の存在を知り、学校の制作そっちのけでFlashを作ったり、Flashで作品を発表したり、課題に忍び込ませたり、無理矢理スタジオでプロジェクションしたり、色々と自分なりに制作をしてきた。

卒業後も仕事やプライベートワークでFlashを使ってる、というかそれが本業な訳だけど、学生時代から共通している点は、「企画立案の際、常にMONO*Craftが頭をよぎる」と言うことだ。

もちろん、企画によっては「intentionallies」が思い浮かんだり「UT」が浮かんだり「ecotonoha」だったり差違が生じるのだけど、基本的にyugop作品を想起しないことは無い。それくらい脳裏に焼き付いている。魂にすり込まれている様な感じだ。(だからと言ってこれらのクオリティを生み出せるわけではない。泣ける)


もう何というかここまで来るとですね、影響を受けたとか、インスパイアされたとか、そんなレベルではなく、まさしく虜、もっというと呪縛に近いものを感じるわけです。


でもって、FWAなんかをみていると、北米や欧州のFlashサイトと違って、日本のサイトは明らかにトーンが異なっているのを目の当たりにし、この呪縛は「ああ、自分だけじゃあ無さそうだ」とか思ったりする。

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