ちょろっと山アプリを作って使ってみた
ロングトレイルの縦走とかしていると、「あのピークをすぎれば後は下るだけ!」と思っていたのに実は登り返しが控えていて、げんなりする事があります。等高線をちゃんと読めば分るんだけど、もう少しサクっと標高図を視覚化出来ないものかと思ったりします。
また、山歩きに不慣れな人とか未経験の方だとイマイチ等高線が読めなくて、いったいどれだけ登ればいいのか分らず不安になる事も少なくないはず。そんな時に「あのピークをすぎれば後は下るだけっすよ」と言った後に登り返し(しかもガッツリ)が出現した日には背後からいや〜な視線を感じたりするわけです。
と言う訳で、「いまどんなけ登ったのか?」「あとどんだけ登るのか?」「この先はホントに下りだけなのか?」を視覚化できるAndroidアプリをちょろっと(約二日)とこさえて実際に山で使ってみました。
具体的な機能&使い方はこんな感じです。
1.ルートのGPXデータを入手
2.アプリに読み込ませる
3.標高データを元に標高図を描画
4.標高図上にGPSデータから現在標高を図示
↑ちょっと分りにくいけど、標高1700mあたりを四角でハイライトしている
で、使ってみたところ、なかなかのお役立ち具合でした。特に登り初めの1時間で、今回初参戦のT君が「もう半分くらい登ったんじゃね?」を連発する中、「わり〜な、まだ3分の1だわ」的な会話が多いに盛り上がりました。
↑へろへろのT君。
また、今回のルートは鎖場が多く直登する場面が多かったので、その前後で標高差が大きく変わるのが、個人的には気持ちよかったかも。
↑核心部スラブ。クラック&鎖付き。
と言う訳で次回のトレッキングまでにもうちょっと機能を追加して、いい感じの山アプリにしてやりたいと思います。