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誰が言ってたか忘れちゃったけど、エレクトロニカとかを作っているアーティストが「アナログサウンドはノイズにこそ魂が宿るんだ」って言ってた。
そういえば最近買った「大人の科学」でも中田ヤスタカが「ラジオのノイズがノスタルジクに愛されるならMP3で圧縮した音源もそうなるんじゃないの?」とインタビューで答えていた。
ある種アニミズム信仰を感じさせるこれら言葉は、日本人ならではの言語化なのかもしれないが、アナログサウンドに限らず愛されるノイズは意外に多い。
いや、それどころか無数にある。
本来忌避されるべき要因が愛される、これは「あばたもエクボ」だったり単純なカウンターカルチャーではなく、深遠にして広大なヒトの本質なのかも。
美男美女は三日で飽きるが醜男醜女は咬めば咬むほど味が出るのだ。。
違うか。
そんなわけで自分の世界においてノイズを「バグ」と解釈した場合、
果たして我々はバグを愛せるだろうか。