前回DreamweaverCS4について書いたので、一応Fireworksに付いても触れておくことにした。
機能的には正直目新しさをあんまり感じなかったFireworksだけど、皆さんはデザインツールは何をお使いでしょうか?ここで言うデザインとはもちろんwebで公開されるデザインのことで、紙メディアは含まれていません。
自分的にはFireworksが一番手になじんでいる。Illustratorとかたまには使うけど、Photoshopは本当に使わなくなってしまった。写真の補正とかレタッチにはPhotosopが以前として最有力だと思うけど、ことデザイン作業においてPhotoshopのレイヤーを前提とした操作感はレガシー以外の何者でも無いんじゃないかと思う。
Photoshopのトーンカーブとか補正機能と同等の機能をFireworksに備えるか、Photoshopでのベクター及びオブジェクトの操作性を向上させるかしてくれればサイコーだけど、Adobeさん的には無理な話だろうな。やれやれ。
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ややタイムラグのある話題だけど、FireworksとDreamweaverの次期バージョンベータがリリースされた。
詳しくはこちら
で、あんまり詳しい変更点をチェックした訳じゃ無いけど、とりあえずびっくりしたのが、DreamweaverでSVNリポジトリにチェックインできるらしいってこと。以前からもサードパーティのエクステンションで実現可能だったけど、Windowsのみ対応で、その上有償だったからあまり流行らなかった。多分世界中のDWユーザーが「このままSVN対応しないんだろうな」と半ば諦めムードだったところに、急転直下、SVNが対応されてしまった。
いや、もちろんこのニュースは喜ぶべきで、SVNの敷居を一気に下げる事に成るだろうと思う。
ただこれ、どこまでSVNを使い倒せるんだろう?ざっと読んだ感じだとチェックイン・アウトが関の山という感じで、リバートしたり、ブランチ切ったり、マージしたり、diffを眺めたり出来るんだろうか?リビジョングラフとかログとか、どうなの?リポジトリこさえたりは結局他のツールでやるんだろうか?
個人的にSVNはTortoiseSVNを使って、プロジェクトごとにローカルにリポジトリを作り、そこでバージョニングしている。TortoiseSVNを導入するとき、ファインダーに追加されるのが厭な感じだったけど、今となってはこれ無しではもうダメ。もはやSVNコマンドなんてたたけないのだ。
ともかくDWにSVN機能が搭載されるのであれば、きっちりフル機能で載せて欲しいと思う。
でもって、ゴミファイルをはき出さないようになって(設定弄ってとかじゃなくデフォルトで吐かないようにね)、ファイルの文字コードを間違えないように成ればもう一度DWに戻ってもいいかな。と思う。
MT4.1の新機能、「カスタムフィールド」でややハマッてしまったので簡易メモ。
ココに公式マニュアルが掲載されているので、そちらもご参考に。
カスタムフィールドの追加は簡単にできるんだけど、フィールドのデータを各エントリーやカテゴリーに持たせるためには該当のエントリーやカテゴリーを「変更を保存」してやらなければならない。
つまり、既存のカテゴリーが10項目ある状態で、新規カスタムフィールドを設定した場合、10項目全てのカテゴリー編集画面に行って、「変更を保存」をする必要がある。
新規カスタムフィールドを設定する際、デフォルト値を指定することも出来る。そうすると自動的に編画面内にカスタムフィールドが表示され、デフォルト値が確認出来るが、ここで終わりじゃない。きちんと「変更を保存」を押さないと何の役にもたたない。
そんなわけで今日は50項目あるカテゴリを全部「変更を保存」させられてしまった。
これって、仕様かもしれないけどバグかと思った。というかバグのレベルじゃないのかな?リリースされたところだし、他に方法があるかもしれないのでまあいいか。
MT4.1にupdateしたよ。
といってもこのブログではなく、ローカルPC(テスト用)と別プロジェクトのサーバ(本番)に。
本番サーバはすんなりUpdate出来たのにローカルPCはActivePerlがUpdate中にハングしてしまうので一度ディインストしてから最新版をインストールしてみると動いた。
ActivePerl-5.8.8.822
から
ActivePerl-5.10.0.1002
に移行。
ActivePerl-5.10.0.1002のageが浅かったのでやや不安だったけどインストールには影響はなかった。今後もMTの動作だけなら大丈夫だろ。
MT4.1の一番の目玉はなんと言っても「カスタムフィールドの追加」
エントリーからカテゴリー、その他諸々のデータに任意のフィールドを追加可能で、もちろんGUIベースで管理が出来る。これでMTをCMSとして導入する時のhackがかなり不要になる。仕様も大幅に自由度が高まりそう。やっぱ5万で十分に元取れるでしょう。
これ、すっごいお役立ち
http://www.h-fj.com/blog/archives/2007/08/28-114447.php
MT3.xの時はcutfirstchar.plが有名だったけど、MT4ではパワーアップしてSortCatFldとなったみたいです。
今のところ自分のブログに導入するつもりはないけど、クライアントワークでMTを使う場合はかなり強力なツールになりそう。MT3.xの時はカテゴリに連番を振るってやり方だったけど、SortCatFldなら、GUIベースで作業出来てしまうところがすっごい。
なんか自分も人の役に立つモノ造りせんとあかんな。
Livedoorブログが「再構築」不要のBlogの開発に取り組んでいるらしい。
参照記事
個人的にはMTの再構築はそんなに苦じゃない。まだエントリーが100~200の間だからかもしれないが、そもそもBlogは再構築がつきまとって当たり前という感覚で、それをなくしてしまおうと考える人がいることにビックリした。
と同時に自分はまだまだユーザエキスペリエンスとかおもてなしとか言ってても口先ばっかりだな~と痛感。自分が関わっているプロジェクトで同じような要求がクライアントやユーザから出てきたとき、叶える事ができるだろうか?否、叶えようと努力できるだろうか。
ユーザに優しくかつイノベーティブな感覚を磨かないといけないな。自戒。
ローカルのwindowsにMT4をインストールしたら驚くほど簡単だった。
+だいたいの流れ+
1.Apacheインストール
2.ActivePerlインストール
3.Apacheのhttpd.conf設定
4.MT4のPerlのパスを書き換えてインストール
5.普通にMTのセットアップ
+詳細+
1.Apacheインストール
apache_2.2.8-win32-x86-no_ssl.msi をインストール
ローカル限定なのでSSLなし。
インストールで何も特別な事はしない。ひたすらYes
2.ActivePerlインストール
ActivePerl 5.8.8.822をインストール
これも特別な設定なし。ひたすらYes
モジュールの追加もしない。
3.Apacheのhttpd.conf設定
2カ所変更
その1-------
AddHandler cgi-script .cgi のコメントアウトをはずす。
その2-------
DocumentRootの
Options Indexes FollowSymLinks に +ExecCGIを追加↓
Options Indexes FollowSymLinks +ExecCGI
これでどこからでもCGIが動く。
4.MT4のPerlのパスを書き換えてインストール
デフォルトで.cgiファイルの1行目が
#!/usr/bin/perl -w なので
#!c:/Perl/bin/perl.exe -w に変える
Dreamweaverでフォルダ指定して一発変換が楽。
インストールするディレクトリはデフォルト直下
C:\Program Files\Apache Software Foundation\Apache2.2\htdocs\mt\
5.普通にMTのセットアップ
後はフツーにセットアップ。DBはSQLiteに限定される。
メールの設定とテストはしない(メールサーバがないから)
前に挫折したことがあったので面倒くさい印象があったものの、意外とすんなり入ってしまった。特にApacheの設定変更がたった2行ですんだりPerlモジュールの追加がなくて動くのが素晴らしい。
バーチャルホストで別のHDとかパーティションにMTを設置する場合はhttpd-vhosts.confの設定でOptions Indexes FollowSymLinks +ExecCGIを忘れがちなので注意。
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とりあえずMT4の雑感を書いておこうと思う。
よくなった点。
1.自動保存してくれる!
2.wysiwygエディタがそこそこ使える
3.エントリーの「確認」が実際のwebページそのままにできる。!
4.シンプルなUIになった。
悪くなった点。
1.値段か上がった(費用対効果はいい)
2.少し遅くなった?
今のところこれといって不満はないです。全体的にはかなりよくなってきたと思う。前のUIも慣れればどうってことないんだけれど、クライアントに勧めるならこっちの方が進めやすい。geek向けのBlogツールではなく、企業向けのライトなCMSを目指した成果が現れているのかもしれない。
ただ、いつもタグの追加とカテゴリの選択を忘れてしまう。
今度のプロジェクトでMT4を使うかもしれないので、MT4にUpdateしてみたが、そしたらタグが機能していない様子。困ったな。今から色々調べてみます(←勉強不足)
新しいMTはまだ慣れなくて、どこに何があるのやらよく分からん。あんまり所感をだらだら書くとボロが出そうなので素人はひっこんでおこう。
でも印象的には前バージョンよりクライアントに勧めやすい操作性になったのでは、と思う。(というかそうあって欲しい)
wysiwygエディタとか文章の自動保存など、wordPressにあって、MTに無かった利点を上手く盗んで取り入れている。
ところで今日のコーヒーはなんだか不味い。
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日本では11月に開催されるAdobeMAXはすでにアメリカで開催されていて、おいしい情報がいろんなところで顔を見せ始めている。
*このバナーはAdobeMAXのサイトから「ブログパーツ」として配布されているけど、なんかあんまりブログパーツっぽくないと思うんだけど...
FlashPlayer10 Astro だとか Thermo とかFlashにz軸の追加とか...
あんまり調べすぎると11月の楽しみが半減しそうだ。
とはいえ元々の目的はAdobeの商品発表を聴きに行くわけではなくて、中村勇吾氏と深津貴之氏のセッションが目当てなので、あんまり影響はないかも。ところでさっきAdobeMAXサイトをチェックすると両講演とも満席!コレってスゴイことだ。しかも両氏は同じ会社、tha.ltdのTOPと若手ナンバーワンみたいな2人。7000円という決して安くないペイだけど、この2つの講演だけでも十分かも。
その深津貴之氏が、Thermの出現でFlashIDEはそろそろお払い箱かも、っていうかAS2はすでにレガシーだもんな~と書いてらっしゃる。本当に流れが速くてやばいくらいだけど、Flashがこんなに凄いことになって、JAVAみたいにファットなプラットフォームになってしまわないか少し不安だ。
なんにせよとりあえずがっついて吸収しないとMS Silverlightよろしく取り残されるかも。
Silverlightはフェードアウトすればいいけど人間は消せないからね。
CS3インストールに関してもう一つ書いておきたいことがある。アクティベーションに関しての事だけど、CS3のアクティベーションはかなり厳しい。どれくらい厳しいかと言うと、OS(winXP)よりも厳しいみたいだ。
今回、色々タイミングが重なって、CS3の試用期限30日が切れるあたりでOSの再インストールをする予定だった。ということは当然CS3も完全にインストールし直す訳で、これなら更に30日試用版で使っちゃおうかな~と考えていたが、甘かった。
そう、CS3はHDをフォーマットして、OSをクリーンインストールしても30日以上使えないのだ。
windowsでさえクリーンインストールし直せばもう一度30日間の試用期間が与えられる。ところがCS3はそれすらも許してはくれない。いずれにせよ購入するつもりだったから、このポリシーはどうでもいいんだけど、気になるのは技術的にどうやっているのかと言うこと。ちなみにネットワークで認証している訳ではない様子だった。オフラインでもアクティベーションエラーになるからだ。
いくつか試してみた結果、一度インストールしたHDではOSをリインストールしようがフォーマットしようが二度と試用版は使えない様だ。逆に言えば同一のシステムでHDさえ交換すれば試用版を使えるみたいだけど、そこまでやるやつはいないだろうし、HDの購入費用が毎月かかるのではCS3を買った方が賢い。
と言うわけで、アクティベーション情報はHD内のどこかに保存されているって事だと思う。しかもフォーマットしても消えないような何処かに。マスターブートレコード(MBR)かな?と思い、マスターブートをクリアしたけどやっぱりだめだった。ターミネータソフトを使ったり、HDのローレベルフォーマットをかければ流石にアクティベーション情報も消え去るかも知れないが、これもそこまでしようとは思わない。
一番賢い選択は、グレーな倹約に知恵を絞るより、悩まず購入して、制作の為に知恵を絞ることのようだ。おしまい。
随分前から気になっていたけどあまり耳にしなかったので未だに「ひょっとして俺だけ?」と思っているバグについて。
Windows XP上でFireworksを立ち上げるとタスクバーの挙動がおかしくなる。
具体的には「タスクバーを自動的に隠す」を有効にしている場合、隠れたタスクバーが隠れたままになって、どれだけマウスを持って行っても表示されない。
はっきり言って困る。けどパッチも何も出ないのはやはり他に例がないのだろうか。
ところで、消えてしまうと思っていたFireworksがImageReadyを抑えて生き延びたのは意外だったけど少し嬉しかった。でも、Photoshopに3D機能をExtendで付けるより、Fireworks的な機能をExtendしてくれた方が皆嬉しかったんじゃないかな
微妙にタイムラグの有る話だけどAdobe CS3日本語版が出た。Flash周りが大幅に強化されたようなので、これは買いだと思う。
FlashMXの時から一度もスキップせずに購入してきたけど、実際Flashはバージョンが上がる度にめざましい進化を遂げてきたと思う。今回もai、psdファイルがインポート可能になったというだけでアップグレードする価値が有るだろう。ベジェツールもillustratorと共通になっている。モーショントゥーインをスクリプトベースに変換もしてくれる。とにかく欲しい。
一方で機能強化と平行して価格も高くなった。MXの時はアカデミックだったけど¥15,000と破格だった。とはいえ、CS3の機能の豊富さを考えれば相変わらず破格かもしれない。
ただどうしても腑に落ちないことが有る。日米の価格差が大きすぎる。
どうして米国内だと$699の製品が日本国内で¥88,000になるんだろうか。しかも日本語版だけでなく、英語版でも同様に日本国内で購入すると¥88,000になる。
この為替レートだと$1=¥126くらい。最近(2007.05.22)のレートが$1=¥120位なので、やはり高い。Upgrade版になると更に高い。$1=¥130位になる。極めつけはパッケージ版でDesign Premiumだと$1=¥230でもはや暴利じゃないかと思える。腹が立つので、表にまとめてみる。
製品名 |
米国内 |
日本国内 |
レート |
Flash |
$699 |
¥88,000 |
125.89 |
Flash (upgrade) |
$199 |
¥26,000 |
130.65 |
Dreamweaver |
$399 |
¥49,800 |
124.81 |
Dreamweaver (upgrade) |
$199 |
¥26,000 |
130.65 |
Photoshop Extended |
$999 |
¥140,800 |
140.94 |
Photoshop Extended(upgrade) |
$349 |
¥48,000 |
137.54 |
Design Premium |
$1,799 |
¥298,000 |
165.65 |
Design Premium (upgrade) |
$599 |
¥138,000 |
230.38 |
Web Premium |
$1,599 |
¥226,000 |
141.34 |
Web Premium(upgrade) |
$499 |
¥111,000 |
222.44 |
Master Collection |
$2,499 |
¥398,000 |
159.26 |
Master Collection(upgrade) |
$1,399 |
¥249,000 |
177.98 |
Mac OS X v10.4 "Tiger" |
$129 |
¥14,800 |
114.73 |
う~ん。どう見ても理不尽な価格構成じゃ無いだろうか。これで納得できる人が果たしているのか?参考までにMacOSXのレートは$1=¥114、これは安い!勿論ソフトウェアの性質が全然違うのでフェアな比較では無いにしろ、Adobeの価格設定は変だ。何とかならないんだろうか?