FlashDevelop on Mac をちょっとだけ便利にするAS
Macに環境を移行してから一ヶ月少々たちますが、その間、Flex、Textmate、mi、XCode等々いくつかのエディタ/IDEでFlashの開発を試みた。で、その結果は「やっぱFlashDevelopだよな」ということ。
ただやはり仮想環境ではなくOSX上でFlashDevelopを動作させたかった。だからwineやらmonoを試してみたけど、まだまだ時期尚早なようで、結局VMwareに戻ってきました。
そんなわけでそれなりに調子良くFlashDevelopを使ってるんだけど、やはり仮想環境なので若干気になる所がある。メモリリークや起動の遅さは言うまでものないが、特に気になるのが各種ショートカット。
例えばcmd+Tabで次のドキュメントへ移動するが、Macからこれを実行すると「アプリケーションの切り替え」が開くし、cmd+Qでコメントアウトだけど、「アプケーションの終了」だったりする。まあ、ここら辺はVMwareの環境設定でキーボードショートカットやキーボードマッピングを変えてやれば解決可能なんだけど、悩んだのはFlashIDEでのコンパイル。
通常、F6、或はcmd+Enterでファイルを保存してFlashIDEからTestMovieしてくれるんだけど、VMware上にはFlashIDEはないし(インストールしてない)、VMwareからMac上のFlashIDEをコールできない。ここは妥協かなあ〜と思った矢先、AppleScript(AS!)とQuickSilverで解決できる事に気がついた(力技っぽいけど)
具体的にはAppleScriptでFlashIDEをアクティブにしてcmd+Enterを押下するスクリプトを書く。そしてQuickSilverのTriggerに登録してショートカットを「cmd+Enter」とする。さらにscopeを「VMware Fusion」に設定する。これでOK!
*AppleScriptはよくわからないのでAutomatorを使ってコピペ&類推でごまかす。
**QuickSilverは最新版じゃないとscopeが機能しない。
そしてもう一工夫。FlashDevelopはコンパイル前にファイルを自動保存してくれるのでそれにも対応。FlashDevelopの「Save All」はデフォルトでショートカットが割り振られていないのでApplication Files の 「MainMenu.xml」に記載されていSaveAllを探して修正。適当にcontrol+Alt+Sとかを割り当てる。書式は他のコードを見ればわかるはず。
とまあこんな感じでVMware上のFlashDevelopからcmd+Enter一発でコンパイル可能になりました!応用すればFlexSDKでも出来るんじゃないかな。
今日の「AS(AppleScript)」