音響プログラミングを流行らせるたった一つの方法。(後編)
前回、Flashの音響版が出たら良いのになってことを書いたので、その続きです。
例えばGUIによるシンセサイザーとシーケンサーを搭載したオーサリングツールを考えてみる。これはGUIツールのみで作曲ができる、ガレージバンドみたいな存在。
そして上記オーサリングツールは、ツール上で生成した音源やら何やらをコントロールできるスクリプトとランタイムを備える。スクリプトはランタイム上でリアルタイムに周波数をかえたりボリュームをかえたり、エフェクトを追加したり。さらにユーザーインタラクションを取り入れて反映したり。ジェネラティブサウンドや、インタラクティブ作品へと発展する。
スクリプトだと面倒くさいところや、ユーザーの技術が追いつかない場合はツール上で作って、ツール上では追加できない機能的な部分はスクリプトで実装する。もちろん逆のパターンもあり得る。
早い話がFlashのタイムラインをシーケンサーに、描画ツールをシンセサイザーにした感じだろうか。そしてActionScriptの代わりには音響プログラミングを実現するスクリプト言語だ。
そんなアプリケーションがあれば、音楽やましてや音響プログラミングに明るくなくてもそれなりに楽しく学習できるんじゃないかと思う。
Max/MSPがようやく楽しくなってきたところだけど、基本的にMax/MSPはプログラミングをGUIベースでやるって言うコンセプトであって上記のようなアプリケーションではない。
Soundboothとかが間違ってそっち方面に流れていかないかな。ねえAdobeさん。