谷川岳

数年ぶりにアイゼン歩行をしてきた。つまり雪山に行ってきました。しかも谷川岳。


世界ワースト記録の遭難死亡事故を持つ谷川岳だけど、それは岩壁とか所謂クライミングエリアの話で一般登山道は関係ないでしょ。と思っていたら甘かった。
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急峻な岩場と鎖場に加えて11月下旬の深くなく崩れやすい積雪。さらにその下には凍結しまくりの岩盤。稜線は狭いところで幅1mを切るんじゃないかという足場の悪さ。最怖でした。(1mってのはあくまでも体感ってことで)

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しかもアイゼンが8本爪で、つま先が使えない上にピッケルも無いので、山側に深く手を突き刺してなんとか這い上がる感じ。装備のグレードを上げないとね。
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ホールドになりそうな岩やら草木が無い、急斜面のトラバースが本当に危険。アドレナリンが出まくってクラクラする。しかもこのあたりからガス&吹雪。視界が20~30m位。

この調子だとさすがに萎えるな〜と思ってた頃に避難小屋に到着してカレーうどんを食べた後、頂上「トマの耳」に。「オキの耳」にも行きたいところだったけど完全にホワイトアウトでトレースが全く見えないので下山。

気温が-10℃まで下がるとマツゲが凍る見たいです。
Picture 4.png


下山は軽快で、数分降りたあたりでガスを抜ける。アイゼンを外して滑走気味にザクザク下る。残りはリフトで....お疲れさまでした。

うちのザイルパートナーがyamarecoに上げてくれました。

追記:今、ちょこっとずつGPSの情報を収集してるけど、GPSを使ったフォトサービスやら地図サービスでもうちょっとフィールドスポーツが楽しくなると良いなあと思う。

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